第1回AI EXPO秋について

2020年10月28日、29日、30日の3日間にわたり、幕張メッセで第1回AI EXPO 秋 が開催されました。AI EXPOとは、50社以上の企業が出展する日本最大のAI専門展であり、製造業からインフラ、通信業など業務内でのAIの活用を考えている幅広い業種の方にお越しいただいている商談のための展覧会です。
3日間、弊社も出展させていただいたため、その様子を報告いたします。

ブースでは弊社の技術についてまとめたパネルを展示した他、弊社の製品であるDeep AI Copy, HAL3のデモンストレーション、企業の方との商談を行ないました。また、Deep AI Copyの技術についてプレゼンテーション、質疑応答を行ないました。


(弊社代表取締役 河合社長のNHK取材模様)

パネルでは主に、Deep AI Copy, HAL3についてと製造業向けの技術の紹介を行ないました。そのパネル内容を簡単に説明いたします。

1.Deep AI Copyについて

Deep AI Copyとは、個人の見た目、声、趣味、思考、知識、自己認識などをAIにインストールするサービスです。Deep AI Copyでは、コピーする人の顔画像、声データを深層学習させ、本人とそっくりの見た目のAIを生成可能にしています。また、Deep AI Copyには今後、「空気を読む」機能を搭載予定です。そのため、医療や介護現場、オフィスの受付など人との繊細かつ複雑なコミュニケーションが重要な場面や、例えばAIがタレントや声優として活躍するといったエンターテイメント領域でも活用が期待されています。その他にもAIに当時の知識や思い出をコピーするというような個人での利用なども考えられています。
Deep AI Copyについての詳細はこちらをご覧ください。
https://crystal-method.com/deepaicopy/

2. HAL3について

HAL3とは弊社が独自開発した対話型AIです。HAL3には、勤怠管理、受付、翻訳、感情認識などオフィス作業をサポートする様々な機能があります。これらの機能はカスタマイズが可能ですので、本当に必要な機能だけをHAL3に搭載することができます。特に最近会議のオンライン化が進み、海外の方との会議が容易になったことから、英語での会議があって困る、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。HAL3の翻訳機能では、入力された音声を認識し、リアルタイムで翻訳を行なうことができます。このように、HAL3はオフィス内での頼れるパートナーとして活躍が期待されています。
HAL3についての詳細はこちらをご覧ください。
https://crystal-method.com/ai-hal3/

3. 製造業向けの技術について

弊社では、音、2D、3DのAIについて研究を行なってきました。
音、2D、3DのAIについての詳細はこちらをご覧ください。
音: https://crystal-method.com/sound/
2D: https://crystal-method.com/2d/
3D: https://crystal-method.com/3d/
これらの技術はさまざまな場面で活用可能ですが、主な活用方法の1つとして工場での外観検査、異音判定が挙げられます。外観検査とは見た目から製品、部品の異常を検知することであり、異音判定とは機器や製品の音を聞き分けて、どこに異常があるのか判定することです。
これまで、外観検査は人の目によって行われていましたが、検査件数が多いとかなり人員コストがかかってしまっていました。また、異音判定は熟練工がこれまで培ってきた勘や経験に頼っているところも多くあり、その「勘や経験」の継承や共有が難しい、という問題がありました。このような検査を弊社のAIによって代わりに行うことで、検査のコストダウンや判断の属人化を防ぐことができるというメリットがあります。
外観検査、異音判定についての詳細はこちらをご覧ください。
外観検査: https://crystal-method.com/topics/visual_inspection/
異音判定: https://crystal-method.com/topics/blog-06-ai-fault-sound-detection/

さて、ここからはAI EXPOで行なったデモンストレーションの内容をご紹介いたします。
Deep AI Copyのデモ版として、「あなたの名前は?」、「明日の天気は?」、「嫌いな食べ物は?」などの簡単な質問に対し、AIが返答する様子を実際にブースの前で披露しました。

聞かれたことに対し、モニターの女性が人間と同じように口を動かし、声を出すところを見ることができます。AIがまるで人間のように話す様子に足を止め、Deep AI Copyそのものにも興味を持ってくださった方もいらっしゃいました。また、Deep AI Copyの別パッケージとして、文字を入力すると、AIが読み上げ動画するというサービスにも実際に触れていただきました。
ブース内には実際にHAL3を使用して実際に話した日本語の音声を認識し、英語に翻訳した結果を表示したり、音声からの感情認識の結果を表示するところを体験できるスペースを設けました。実際にHAL3に触れることでHAL3に対して親しみを持っていただける機会になったのではないかと思います。
また、「第1回AI EXPO 秋」では、これらのパネル展示やデモンストレーションを通じ、興味を持っていただいた企業の方との商談を行ないました。会社のどのようなところに導入したいのか、導入する上でネックとなりそうな部分の相談などを通じ、それぞれのニーズに合わせた弊社の技術のアプローチが可能になりました。
「第1回AI EXPO 秋」のレポートは以上です。このレポートを通して、少しでも「第1回AI EXPO 秋」の雰囲気が伝わったら幸いです。