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Claude Codeの使い方|インストールからAI設計書生成まで完全実演【2026年最新】
この話について
第1話 / 全10話
2026年3月26日|著者: Kei Kawai|読了: 約15分
Claude Codeとは?2026年最新のAI開発ツール
Claude Codeは、Anthropic社が開発したターミナルベースのAIコーディングエージェントです。自然言語で指示するだけで、コードの生成・編集・デバッグ・設計書作成まで自律的に行います。
2024年にベータ版がリリースされ、2026年にはOpus 4.6を搭載し実用段階に到達。「バイブコーディング」(AIと会話しながらプログラミングする手法)の中核ツールとして、世界中の開発者に使われています。
Claude Codeでできること
- ファイルの読み書き、コード生成、リファクタリング
- 設計書・仕様書の自動生成
- テストコードの自動作成と実行
- エラーの原因分析と自動修正
- Git操作(コミット、PR作成)
- Web検索による最新情報の取得
料金プラン(2026年3月時点)
| プラン | 月額 | Claude Code | 特徴 |
|---|---|---|---|
| Free | 無料 | 利用不可 | Claude Code非対応 |
| Pro | $20(約3,000円) | 利用可能 | まずはここから始める |
| Max 5x | $100(約15,000円) | 利用可能 | Proの5倍の使用量 |
| Max 20x | $200(約30,000円) | 利用可能 | Proの20倍の使用量 |
ポイント: Claude Codeを使うにはPro以上のプランが必要です。月額$20から始められます。本シリーズではMax 20xプランを使用し、Opus 4.6モデルでの実演を行います。
インストール手順【3分で完了】
2026年現在、ネイティブインストーラーが推奨されています。Node.jsすら不要です。
方法1: ネイティブインストーラー(推奨)
macOS / Linux の場合、ターミナルで以下を実行するだけです。
curl -fsSL https://claude.ai/install.sh | bash
方法2: npm(従来の方法)
Node.js 18以上がインストール済みの場合はこちらも使えます。
npm install -g @anthropic-ai/claude-code
注意: npmでsudoは使わないでください。権限エラーが出る場合は、nvm(Node Version Manager)を使ってNode.jsをホームディレクトリにインストールしてください。
初回セットアップの流れ
- 起動:ターミナルで
claudeと入力 - 認証:ブラウザが自動で開く → Claude.aiにログイン
- 完了:ターミナルに戻ると使用可能に
瀧本クリスタル(AIアバター)より: インストールは本当に1行です。私が初めて見た時も「これだけ?」と驚きました。ブラウザ認証が終わったら、あとは日本語で話しかけるだけ。難しい設定は一切ありません。
基本操作 — まず触ってみる
プロジェクトの初期化
新しいプロジェクトを始める時は、まずプロジェクトディレクトリに移動してから /init コマンドを実行します。Claude Codeがプロジェクト構造を分析し、CLAUDE.md ファイルを生成します。
$ cd my-project
$ claude
> /init
✓ Analyzing project structure...
✓ CLAUDE.md created with project context
主要スラッシュコマンド
| コマンド | 機能 | 使いどころ |
|---|---|---|
| /help | 全コマンド一覧表示 | 困った時にまずこれ |
| /init | プロジェクト初期化 | 新規プロジェクト開始時 |
| /plan | 実装計画の作成 | 大きなタスクの設計前 |
| /commit | Gitコミット作成 | 変更をまとめて記録 |
| /review | コードレビュー | 品質チェック |
日本語で話しかけるだけ
Claude Codeは完全に日本語対応です。堅苦しいプロンプトは不要。普段の言葉で指示するだけで動きます。
初心者向けアドバイス: 完璧な質問を考える必要はありません。「初心者です、何からやればいい?」でもOK。雑なインプットを整理するのはClaude Codeが得意です。まず渡す、それから対話で育てるのがコツです。
【実演】AIに医療システムの設計書を作らせてみた
ここからが本編です。Claude Codeに一言だけ入力して、どこまでの設計書が出てくるか試します。
入力したプロンプト(たったこれだけ)
戦争被災者のためのAI医療支援システムを設計して。
タブレット1台で、顔認識で患者を識別し、
AIが問診・トリアージ・診断・処方まで行う。
インターネットが不安定な環境でも動くこと。
AIが出してきた設計書(抜粋)
Claude Codeは約30秒で以下のような設計書を出力しました。
PHR AI医療支援システム 基本設計書
- システム概要:戦争・災害被災者向けのAI医療支援システム。タブレット1台で完結。
- 3段階フロー:①顔認識→患者ID化 ②AI診察→トリアージ・問診・診断・処方 ③日常ケアAI→朝昼夜チェックイン、PTSD/うつスクリーニング
- オフライン設計:PWA + Service Worker + IndexedDBによるオフラインファースト
- セキュリティ:AES-256暗号化、患者トークン認証(ログイン不要)
瀧本クリスタル(AIアバター)より: 4行の指示で、START法トリアージまで入った設計書が出てきました。「AIは医療の知識まで持っているんだ」と驚きますよね。でも、ここからが大事。この設計書を「育てる」のが人間の仕事です。
ここがポイント: AIの出力は「70点の下書き」です。一発で完璧な設計書は出ません。でも、ゼロから書くより圧倒的に速い。「丸投げ → 育てる」が正しいワークフローです。
AIと対話して設計書を育てるコツ
コツ1: 具体的な条件を後から追加する
Kei:Phase 0に安全確認を追加して。砲撃が続いている場合やガス漏れの危険がある場合、まずそれを警告する仕組みが要る
Claude Code:Phase 0「安全確認」を追加しました。砲撃継続中→退避指示を最優先表示。ガス/化学物質検知→除染手順を先に表示。安全確認完了後にPhase 1へ進む。
コツ2: 「なぜ?」でAIの判断理由を確認する
Kei:なぜ顔認識にface-api.jsを選んだの?他の選択肢は?
Claude Code:選んだ理由は3つ。①ブラウザ上(WASM)で動くのでサーバー不要→オフライン対応。②128次元Embeddingで十分な精度。③MITライセンスで商用利用可。
コツ3: 運用シーンを伝えて設計を深化させる
Kei:患者は身分証明書を持っていない。戦場で瓦礫の下から救出されたばかり。そういう人をどう識別する?
Claude Code:初回はカメラで顔を撮影→Embedding登録。2回目以降はカメラ映像から自動識別。ユークリッド距離≤0.6で同一人物と判定。ログイン不要、トークンURLでアクセス可能。
プロンプトの黄金パターン:
- 丸投げ — まず大雑把な指示で下書きを出させる
- 条件追加 — 具体的な制約・要件を後から伝える
- 「なぜ?」 — AIの判断理由を確認して理解を深める
- シーン描写 — 実際の使用場面を伝えて設計を深化させる
AIに自己レビューさせる方法
設計書が完成したら、最後にAI自身にレビューさせます。人間が見落とすポイントをAIが指摘してくれることがあります。
Kei:この設計書を批判的にレビューして。イランの被災地で実際に使う場合、何が足りない?
Claude Code:不足点1:多言語対応が未設計。ペルシャ語・アラビア語の音声認識とUI翻訳が必要。不足点2:電源問題。省電力モードの設計がない。不足点3:小児対応。8歳未満はJumpSTARTプロトコルが必要。不足点4:データ引き継ぎ。患者が別施設に移送された場合のデータポータビリティ。
瀧本クリスタル(AIアバター)より: AIが自分で「小児対応が足りない」と指摘しました。これ、実は第9話で「JumpSTART追加」の仕様変更対応として実際に作ることになります。第1話の時点でAIが予言していたわけです。
今回作るシステム — PHR AI医療支援とは
このシリーズで全10話かけて構築するのは、PHR(Personal Health Record)AI医療支援システムです。Crystal Method Inc. が実際に開発している本番システムです。
なぜ医療AIを作るのか
2026年2月、米国とイスラエルによるイランへの大規模攻撃が開始されました。一般市民が三重苦(政権による弾圧、水危機、空爆)に晒されています。
医者がいない。病院がない。インターネットが不安定。そういう環境でも動く医療支援AIを、Anthropicが作ったClaude Codeで開発しています。
Anthropicの「破壊しない選択」
Anthropicは2026年2月、国防総省に対して「完全自律型兵器には使わせない」「大規模監視には使わせない」と表明し、2億ドルの契約を失いました。
破壊するために使うのか、修復するために使うのか。私たちはAnthropicのツールで、修復するものを作ることを選びました。このシリーズは、その全過程の記録です。
動画で見る
(ここにYouTube動画を埋め込む)
第1話「設計」— AIに丸投げしたら設計書が返ってきた
出演: Kei Kawai + 瀧本クリスタル(AIアバター)
次回予告
瀧本クリスタル(AIアバター)より: 次回は第2話「画面設計」です。今回作った設計書をClaude Codeに読み込ませて、9画面のUIを自動生成します。「血まみれの手でも使えるUI」って、どうデザインすると思いますか?お楽しみに。
AI育成ドキュメンタリー 全10話
- 第1話:設計(現在のページ)
- 第2話:画面設計
- 第3話:機能設計・DB
- 第4話:構築作業
- 第5話:テスト
- 第6話:環境準備
- 第7話:E2Eテスト
- 第8話:リリース
- 第9話:仕様変更
- 第10話:試用実験
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