第2回AI・人工知能EXPO 秋について

2021年10月27日、28日、29日の3日間にわたり幕張メッセにて第2回AI・人工知能 EXPO 秋が開催されました。AI・人工知能 EXPOとは、250社以上の企業が出展する日本最大のAI専門展であり、製造業、社会インフラ、金融、医療、小売、広告・マーケティングなどあらゆる分野で活用が進む、最新のAIサービスの導入・比較検討を考えている幅広い業種の方にお越しいただいている商談のための展示会です。
3日間、弊社も出展させていただいたため、その様子を報告させていただきます。

 

YouTube「クリスタルメソッド株式会社」のチャンネルで、当日の様子を投稿しました!
1日目の様子はこちら↓
https://youtu.be/aQIPS5mEtew

2日目&3日目&サービス説明の様子はこちら↓
https://youtu.be/1Uzf6cdS_BY

今回展示いたしましたパネルの簡単な説明を以下にさせていただきます。

1.Deep AI Copyについて

Deep AI Copyとは、個人の見た目、声、趣味、思考、知識、自己認識などをAIにインストールするサービスです。Deep AI Copyでは、コピーする人の顔画像、声データを深層学習させ、本人とそっくりの見た目のAIを生成可能にしています。また、空気を読む人間らしい発話・発話、本人そっくりな顔表情の再現、個性のコピー、意識の生成を中心に研究開発を行っています。身体の動きもコピーすることが出来るので、よりリアルな振る舞いが可能です。具体的な応用先としては、カーナビへの応用、案内役・アナウンサーのAI、新しいお墓の概念(当時の知識や技術、思い出のコピー)、株価の予想などがあげられます。また、医療や介護現場、オフィスの受付など人との繊細かつ複雑なコミュニケーションが重要な場面や、例えばAIがタレントや声優として活躍するといったエンターテイメント領域でも活用が期待されると考えています。

Deep AI Copyについての詳細はこちらをご覧ください。
https://crystal-method.com/deepaicopy/

2.Deep Movie Creator について

Deep Movie Creatorは、お好みの日本語テキストを入力するだけで、テキストを読み上げするAIの声、テキスト字幕とAIの表情がリンクした動画が自動で生成できるアプリケーションです。AIがテキストの内容から自然なイントネーションを推測して読み上げるため、一般的な読み上げソフトよりも聞き取りやすい音声が生成できます。さらに、発音に対応した口形や表情も同時に動画として合成するので、視覚的にも聴覚的にもリアルな読み上げが実現します。また翻訳機能がついているため、他言語での発話が苦手な方でも、日本語テキストを入力するだけでネイティブのような読み上げを映像として再現することができます。このアプリケーションを用いると、例えば深夜の番組放送休止時間に新しいニュースが来次第自動的に動画と字幕を付けた番組放映画面を作成する、というような活用も可能となります。

Deep Movie Creatorについての詳細はこちらをご覧ください。
https://crystal-method.com/aispeech/

3.HAL3について

HAL3とは弊社が独自開発した対話型AIです。HAL3には主にFAQ・翻訳機能、声から感情認識、表情から感情認識、勤怠管理などの機能が携帯されています。これらの機能はカスタマイズが可能ですので、本当に必要な機能だけをHAL3に搭載することができます。具体的には、医療、介護、オフィスでの活用が期待されています。医療分野では、「患者各個人の状態にあった対応」、「精神状態の把握」など、介護分野では「見守り」、「診察、診断、話相手」など、オフィスでは「受付」「議事録」、「勤怠管理」などの役割としてそれぞれの分野にHAL3の導入が期待されています。特に最近会議のオンライン化が進み、海外の方との会議が容易になったことから、英語での会議があって困る、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。HAL3の翻訳機能では、入力された音声を認識し、リアルタイムで翻訳を行なうことができます。このように、HAL3はオフィス内での頼れるパートナーとして活躍が期待されています。
HAL3についての詳細はこちらをご覧ください。
https://crystal-method.com/ai-hal3/

4.人生相談AIについて

人生相談AIとは「話し相手がいない」、「メンタルが不安」といった方々に寄り添い、人生相談に乗ってくれるAIです。24時間365日いつでもどこでもAIカウンセラーへの相談が可能であり、人気のAIカウンセラーでも同時相談が出来るので予約不要です。弊社独自のAI技術により、心理カウンセラー・メンタルヘルスの情報をAIにインストールしているので、自社でしか使用しない特定の単語や表現などの対応が可能です。キャラクターや3Dではなくリアルな人間のカウンセラーアバターが対応します。AIが外見や声のトーン、口調などを精査し、相談者の心理状態を把握します。また、上記に記載したDeepAICopyの技術が搭載されているため、感情を認識し、それに合わせた表情で発話することが可能です。このサービスによってウィズコロナ、アフターコロナにおいて、自殺者の減少やこころの不安等を解決する社会的意義や、自治体等の相談窓口に設置することで、相談員の確保が不要になることが期待されます。

5.製造者向けの技術について

弊社では、音、2D、3DのAIについて研究を行なってきました。
音、2D、3DのAIについての詳細はこちらをご覧ください。
音: https://crystal-method.com/sound/
2D: https://crystal-method.com/2d/
3D: https://crystal-method.com/3d/
これらの技術はさまざまな場面で活用可能ですが、主な活用方法の1つとして工場での外観検査、異音判定が挙げられます。外観検査とは見た目から製品、部品の異常を検知することであり、異音判定とは機器や製品の音を聞き分けて、どこに異常があるのか判定することです。
これまで、外観検査は人の目によって行われていましたが、検査件数が多いとかなり人員コストがかかってしまっていました。また、異音判定は熟練工がこれまで培ってきた勘や経験に頼っているところも多くあり、その「勘や経験」の継承や共有が難しい、という問題がありました。このような検査を弊社のAIによって代わりに行うことで、検査のコストダウンや判断の属人化を防ぐことができるというメリットがあります。
外観検査、異音判定についての詳細はこちらをご覧ください。
外観検査: https://crystal-method.com/topics/visual_inspection/
異音判定: https://crystal-method.com/topics/blog-06-ai-fault-sound-detection/

6.Deep Freqについて

Deep Freqとは、音源分離技術を活かした音のAIであり、様々な場面で雑音除去を行ったうえで、特定の音を認識し他の音と差別化することができます。雑音から人の声だけを抽出することや複数の人の声を区別することが可能なため、議事録作成を容易にします。また、工場内の雑音からモーター音、機械音、スイッチ音、プラスチック音などを抽出し、それぞれの音の正常・異常判定をすることができます。大手自動車メーカーの工場で稼働しており、抽出判定精度は99%を記録しています。コロナウイルス感染症の影響でリモートワークが推奨される中、ビデオ会議を行う場面も格段に増加していることと思います。そこで、今後の活用例としましては、いずれはビデオ会議の最中にリアルタイムで周囲の雑音を消し、自分の声のみを相手に聞こえる状態にすることが、弊社の雑音抑制・音源分離の技術により可能になると考えています。これにより一人ひとりの声の録画データができることで、議事録の作成も容易になると推測されます。

Deep Freqについての詳細はこちらをご覧ください。
https://crystal-method.com/service/products/deep-freq/

 

ここからは第2回AI・人工知能 EXPO 秋で行なったデモンストレーションの内容をご紹介いたします。
Deep AI Copyのデモ版として、「何ができますか?」、「ICカードのチャージがしたいです。」、「嫌いな食べ物は?」などの質問に対し、AIが返答する様子を実際にブースの前で披露しました。
聞かれたことに対し、モニターの女性が人間と同じように口を動かし、声を出すところを見ることができます。AIがまるで人間のように話す様子に足を止め、Deep AI Copyそのものにも興味を持ってくださった方もいらっしゃいました。また、Deep AI Copyの別パッケージとして、文字を入力すると、AIが読み上げ動画するというサービスにも実際に触れていただきました。前回のAI EXPOでのデモンストレーションと比べ、Deep AI copyは、より自然で人間らしい流暢な返答が可能になりました。

DeepAICopyの使用例の様子↓
https://youtu.be/1Uzf6cdS_BY

ブース内には実際にHAL3を使用して実際に話した日本語の音声を認識し、英語に翻訳した結果を表示したり、会議などにおける議事録翻訳、またHAL3を用いた朗読、音声からの感情認識、HAL3の好感度推定の結果を表示するところを体験できるスペースを設けました。実際にHAL3に触れることでHAL3に対して親しみを持っていただける機会になったのではないかと思います。
また、「第2回AI・人工知能 EXPO 秋」では、これらのパネル展示やデモンストレーションを通じ、興味を持っていただいた企業の方との商談を行ないました。会社のどのようなところに導入したいのか、導入する上でネックとなりそうな部分の相談などを通じ、それぞれのニーズに合わせた弊社の技術のアプローチが可能になりました。
「第2回AI・人工知能 EXPO 秋」のレポートは以上です。このレポートを通して、少しでも「第2回AI・人工知能 EXPO 秋」の雰囲気が伝わったら幸いです。


弊社のDeepAICopy技術についての詳細をご希望の方、ご利用になられたい方は、こちらのフォームに必要事項をご記入の上お問い合わせください。