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好きなのに「嫌い」って、どういうこと?

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こんにちは、モモだよ〜。
今日はちょっぴり複雑で、だけどとっても大事なお話をお届けするにゃ。
テーマは「感情」と「AI」、そして「声」のこと。

AIって、何でもできる魔法…じゃないの?

最近よく「AIって全部おまかせでOK!」って思われがちだけど、それはちょっと違うにゃ。
AIはゼウスでも魔法の杖でもなくて、まだまだ発展途上の存在。
いま注目されている「深層学習(ディープラーニング)」っていう仕組みは、人間の脳みたいなネットワークをまねっこして、少しずつ自分で学べるようになってきたにゃ。でも、ぜ〜んぶを理解できる「汎用AI」になるのは、まだちょっと先のお話にゃの。

「対話」って、AIにとって最強にムズかしい!

たとえばね、「好きだよ」って言葉があったとするにゃ。
でもそれ、本当に好きって意味かな?
もしかしたら、ちょっと怒ってるときに言ってるのかもしれないし、照れ隠しかもしれないにゃ。
人間の会話には、言葉だけじゃなくて、声のトーンや表情、空気感がギュッと詰まってるにゃ。

だから「好き」って言ってても、実は「嫌い」だったり、「さびしい」だったり、いろんな気持ちが隠れてることもあるの。
AIがそれを読み解くのって、本当にたいへんにゃのよ〜。

声のトーンから「本音」を見つける技術、あるんだにゃ!

そこで登場するのが、モモの仲間「HAL3(ハルさん)」!
これは、クリスタルメソッド株式会社が開発している、音声感情解析ができるAIなんだにゃ。

ユーザーさんが話しかけると、その声の高さや話し方から「喜び」「怒り」「哀しみ」「楽しさ」みたいな感情を分析してくれるの。
たとえば、「なんでそんなことしたの!?」って大きな声を出していても、ハルさんはその裏にある「哀しみ」や「不安」もちゃんと見つけ出してくれるにゃ。

じゃあ、AIは人間の気持ちを読めるの?

まだ「完璧」には読めないけど、近づいてきてるにゃ〜。
AIが感情を理解できれば、たとえばビジネスでの応対や医療、福祉、教育の現場で、もっとやさしく、あったかいコミュニケーションができるかもしれないにゃ。

モモのひとことメモ ✏️

感情って、目に見えないけどすごく大事なヒントにゃ。
「好き」って言っても「嫌い」って言っても、その言葉の裏にある本音を見つけようとすることが、AIにも、人にも、必要なことだと思うのにゃ〜。

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