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AIブログ
AIカウンセリング
人のこころに共感するAIカウンセリング
クリスタルメソッドでは、AI黎明期から研究を重ね、自然言語処理、音声AI、映像AI、生成AIなど、マルチモーダルAIを駆使したシステムの開発を行ってきました。
「DeepAI for カウンセリング」とは、それらの技術が織りなす人のこころを理解し共感するAIです。
本当にカウンセリングなんてできるの?、AIで大丈夫?など、様々な疑問があると思いますので、カウンセラーAIのメリット・デメリットや利用方法についてご紹介いたします。
DeepAIとは?
対話型バーチャルヒューマンDeepAI
カウンセラーAIとは?仕組みをご紹介
弊社が提供するカウンセリングができるAIは、人が行うカウンセリング技法のように相手の話を聞き、アドバイスをして解決策や改善点を見つけていくものですが、
やはり「AI」というデジタルツール上、本物の人とは大きな違いがあります。
気になる仕組みですが、webサイトやzoomなど画面越しにオンライン上でカウンセラーと対話を行う、オンラインカウンセリングの方法をとっています。
電話で音声のみで対話する方法も存在していますが、弊社が提供する対話型AI「DeepAI」は、
対話する相手の表情や話し方を見ながら返答を行います。
相手がどんな表情をしながら話しているか、話している口調や目の動きなど、細かく判断するようにしているので、
画面をとおし、顔と顔を見合わせて対話を行います。
カウンセリングAIも本当の人が行うカウンセリングも相違がないように研究していますが、
AIだからこそ、というメリットもあります。(反対にデメリットも・・・。)
続いてカウンセリングAIのメリット、デメリットもあげていきます。
(↑こちらの動画は本人と本人のDeepAIでの対話風景です。お悩み相談をしています。)
この動画のようにDeepAIが自分の代わりに画面に出てクライアントと対話してくれると便利です。メイクや髪型を気にせずzoomやweb対話が可能というメリットもあります。
こちらの記事でも紹介しています
実際に使って頂いたご感想を頂きました!
自然療法研究所付属 八王子漢方クリニック様
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カウンセラーAIとは?メリットとデメリット
メリット
◎時間と場所を選ばない
AIカウンセリングは、パソコンやスマホなどでいつでも・どこでも利用することができます。人であれば、日にちや場所を調整し予約をしなければいけませんが、
AIであれば好きなタイミング・好きな時間にカウンセリングをしてもらうことができます。何か相談したいことができた時、すぐに相談できる相手がいることは、とても心強いのではないでしょうか。
また、人ではないので、どれだけ時間がかかっても、迷惑をかける心配はありません。友人や家族などには、少なからず気を遣いますが、AIが相手なら気兼ねなく相談できます。
◎相談のハードルが低い
誰かに相談するときは、簡単に相談できればいいですが、意外と相談すること自体が苦になっている人もいます。
どこまで話すか考えて、こんなこと言ったら変に映るかな、迷惑かも、相談しようかどうしようかと迷っているうちに、相談することをやめてしまうケースも少なくありません。
その場合、早めに相談していれば解決できたことが残ってしまったり、精神的なダメージを負ったまま生活したりする可能性もあります。
AIであれば、迷いなく、すぐに相談することができます。これは、精神疾患の予防にもつながります。
◎コストを抑えられる
AIであれば、人件費を節約できるため、低コストで相談することができます。個人の方も、法人の方も、気軽に利用することが可能になります。
弊社のDeepAIは、初期導入頂いた後はサーバー利用料とメンテナンス費用の負担となっており、通常の人件費よりもコストが抑えられます。
また個人の方が利用する場合は、実際の人のカウンセラーに相談する場合の相場と同じくらいになりますが、その分これらのメリットが得られます。
◎匿名性が保持される
人であれば、対話している様子や内容を他の人に見聞きされ、噂が広まってしまう可能性があります。
例えば有名人の人などは、それこそ知り合いや専門のカウンセラーにさえ相談できないのではないでしょうか。
しかし、AIであればその心配は必要ありません。
自分の相談したいことをためらうことなく、相談することができます。
誰にも言えない恥ずかしい相談や言い難い悩みごとも、人ではないAIならば気にせずに言えることもあるのではないでしょうか。
デメリット
◎資格などを持ったプロのカウンセラーではない
一部の状況や症状に対して有用であるかもしれませんが、重度の精神的な問題や危機的な状況に対応するのは難しい場合があります。
AIというデジタルツールということを前提に、人間のカウンセラーやセラピストの代替としてではなく補完的なツールとしての利用をおすすめします。
◎倫理的な問題
近年はAIという言葉が浸透しつつある日本社会において、それでもまだまだAIってなに?生成AI?なにそれ?という、AIについて疑念や嫌悪感を
持たれることも多々あります。
弊社が提供するDeepAIは人を再現するものではあるが本当の人ではない、生成AIというメタバースやデジタルツインといった仮想現実の世界に生きる人です。
そういった媒体が理解されない限りはこのサービスを心地よく利用するのは難しいでしょう。
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DeepAI for カウンセラーの特徴
ここで、弊社ならではの特徴もご紹介します。
DeepAIというのは先述のとおり、人を再現する技術です。
人を再現するというは、もちろん現存するわたしたちの再現、また過去存在していた人の再現も可能となります。
こちらの画像の例は、今は亡き愛する家族との対話、また自分のアバターが代わりにお仕事をする様子です。
(出展:関西テレビ、株式会社FANY)
このように様々な人を再現することが可能であるため、例えば有名人に話を聞いてもらえたり、
また自分の尊敬する人に悩みを打ち明けることが可能となります。
↑こちらは実際にAIカウンセラーと話したときの対話ログです。
基本的に映像と音声での対話になります。
DeepAIとは?
対話型バーチャルヒューマンDeepAI
また、再現できるのは本当の人だけではなく、アニメキャラクターや作られた架空の人物でも可能です。
AIの技術が進化した現在は、3Dモデルなどを使用して自分の好みのキャラクターを生成することが可能です。
そのキャラクターに音声を吹き込み、対話することができ、相談相手になってくれたら?
いつでもあなたの傍に置いておくことができます。
またもう一つの特徴として、弊社が開発するAIカウンセラーは、専門的な人のカウンセラーとは少し違い、
前述のとおり人が行うカウンセリング技法のように相手の話を聞き、アドバイスをして解決策や改善点を見つけていくものですが、
やはり「AI」というデジタルツール上、危険を伴う場合もあります。
メンタルヘルスというセンシティブな場面では、確実なアドバイスや改善策など誰にでも見つかるわけではありません。
その中で、その人がこれからどうやって考えていくか、心の不安を少しでも和らげられるか、
改善策を打ち出すよりも、相手の話を聞き共感し、傾聴し、原因をさぐっていく、という手法をとっています。
以上のようなメリット・デメリットを踏まえて、カウンセリングAIとはどういうものか、ご理解いただけたでしょうか。
システム導入については、フルカスタマイズさせて頂いております。
どのような場面で利用するのかで対話エンジンの内容も変わってきます。
カスタム相談や導入について、お問い合わせください。
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