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【目的別】Python入門におすすめな書籍5選を紹介
最近プログラミング言語として注目を集めているのが、短いコードでプログラムを組むことができたり、豊富なライブラリが特徴であるPython。
機械学習やデータの分析など、幅広い分野で活用されています。
そんなPythonをこれから独学で習得する時、どの書籍がおすすめなのでしょうか。
今回は、目的別におすすめの学習本を紹介していきます。
Pythonの学習本を選ぶ時のポイント
まずは、学習本を選ぶときのポイントについて紹介していきます。
プログラミングを学習できる本であれば、なんでも良いという訳ではなく、自分に適していない本で学習しても、目的に遠回りしてしまうことにもつながります。
よって、以下のポイントを参考に学習本を選んでいきましょう。
分りやすさで選ぶ
まず一つ目は、本の分かりやすさがポイントとなります。
例えば、図解が豊富であったり、サンプルコードが存在なども用意されていると、初心者にとっては非常に理解しやすい学習本であると言えます。
また、本に従って簡単なプログラムを作成することもできれば、プログラムを学習している実感にもつながり、理解と同時にモチベーションも得られると言えます。
目的別で選ぶ
二つ目は、目的によって学習本を選ぶこと。
Pythonは、機械学習・データ分析・画像処理・アプリケーションの開発など、さまざまな用途に利用されています。
よって、あなたがPythonを活用して何のプログラムを開発したいかによって、選ぶべき本は変わってきます。
適当に本を選んでしまうと、Pythonの基礎は学べるかもしれませんが、目的へはなかなか近づきにくいでしょう。
よって、目的に則したプログラムを学べる本を選ぶことが重要になります。
経験別で選ぶ
三つ目は、プログラミングに触れた経験によって学習本を選ぶこと。
一つ目の分かりやすさにも通じる点がありますが、初心者にとっては説明が多すぎると、むしろ情報を整理するのに時間がかかり、余計にややこしくなってモチベーションも続きません。
対して、ある程度プログラミングに精通している人であれば、基礎的な概念や構文に関する解説は必要ないと言えるでしょう。
よって、自身がプログラミングをどの程度理解しているかに合わせて、最低限の説明で分かりやすい学習本にするのか、解説やリファレンスが豊富な学習本を選ぶのかが変わってきます。
オンラインスクールの方が適している場合も
本記事では、Pythonを学習するのに適した学習本を紹介していきますが、しかし必ずしも本が学習に最適であるとは言えません。
当然ですが、本で学習すると分からないことがあっても、質問できる相手や教えてくれる人はいません。
よって、学習に時間がかかり、場合によっては分かる様になるまで学習が進まないことにもつながります。そうなれば、学習効率は高くありませんし、モチベーションが続かない原因にも。
ただ、本による学習にも、自分のペースで学べる点やコスト面・辞書としても利用できる点など、さまざまなメリットがあります。
よって、自分の目的や性格・プログラミングへの理解度に合わせて、学習方法を選んでいきましょう。
Pythonの学習におすすめの本
学習本を選ぶポイントを踏まえた上で、早速目的別にPython学習におすすめな本をご紹介していきます。
【ザ・入門】Python 1年生 体験してわかる!会話でまなべる!プログラミングのしくみ
こちらの本は、まだプログラミングにあまり触れたことのない人にお勧めできる、ザ・入門と言えるような学習本。
キャラクターの対話によって学習を進めていく形式であり、専門用語も少ないため、説明も非常に分かりやすく、お子さんと一緒に学ぶ時にも使いやすい本であると言えます。
最初から小難しい学習本を選ぶと、スタートから挫折してしまうきっかけにもなりますので、もし不安のある方はぜひ選んでみてください。
【作業効率の改善】Pythonでかなえる Excel作業効率化
業務の一部にExcelを利用した表の制作やデータの処理が含まれている人は、多いのではないでしょうか。
データ数が増えれば増えるほど、Excelを使った作業というのは時間が掛かるもの。そこでお勧めしたいのが、こちらの学習本。
こちらの本では、Pythonを使ってExcelの処理を自動化するためのプログラム作成方法を紹介しています。普段からExcelを活用する人から、今は利用していないけど手間の掛かる作業をどうにか効率化したい人など、仕事をする上で幅広い人に適しています。
【ゲーム開発】たのしいプログラミング Pythonではじめよう!
こちらの本は、元々海外で出版されていた本を翻訳した、Tkinterを利用したゲーム開発を通してPythonを学習するための本。
Pythonを学習する目的は人それぞれだと思いますが、学び続けるには”楽しみ”からくるモチベーションの維持が非常に重要なのではないでしょうか。
そこで、ゲーム開発を通してPythonを行うことで、楽しみながら学習し続けることができます。
中にはPythonを学んでやりたいことが、まだ決まっていない人もいることでしょう。そんな時にも、おすすめの本だと言えます。
【画像処理に】Pythonで始めるOpenCV 3プログラミング
OpenCVとは、Pythonが利用できる数あるライブラリの中で、画像処理を行うためのライブラリです。
そして、そんなOpenCVを活用したプログラミングの方法を教えてくれるのが、こちらの学習本。
近年では画像処理の技術が、スマホの顔認証や自動運転における人や信号の認識など、さまざまなところで活用されています。
非常に注目されている技術の一つであり、機械学習が活用されている要素の一つでもあります。
全ての人にお勧めできる本という訳ではありませんが、OpenCVを活用した画像処理や機械学習のスキルを持つことができれば、新しい仕事を得るきっかけにもなります。
なので、Pythonを職探しに活用したい方にはお勧めだと言えます。
【仕事に活かす】独学プログラマー
最後にお勧めするのは、プログラムを学ぶだけに限らず、プログラマーとして職を得るところにまで焦点を当てた、こちらの学習本。
プログラミングを学ぶ目的としては、趣味や自分の作業効率を上げることを目的とした人もいれば、新しい時代に則したスキルを得ることで、自分の活躍の場を広げることを目的とした人もいるでしょう。
そこで、本書では顧客に喜ばれるために必要な、バージョン管理・パッケージ管理・正規表現などのスキルを学ぶことができます。これからプログラミングを学びたい人に限らず、ある程度Pythonに精通している人にとっても使いやすい、万能な本だと言えます。
まとめ
今回は、Pythonを学ぶときお勧めできる書籍について紹介していきました。
目的やご自身の状況によって、適した学習方法や書籍選びが異なってきます。よって、Pythonを学んで何に生かしたいのかを、まずは明確にしましょう。
そうすることで、他にもプログラミングを学び続ける、明確なモチベーションにも繋がります。
なので、学習本選びとポイントについて、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。
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