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弊社のDeep AI Copy(AI記者)が新聞に取り上げられました!

弊社のDeep AI Copy(AI記者)が新聞で取り上げられました!
弊社が開発した「AI記者」が、茨城新聞(2021年10月22日)、高知新聞(2021年10月22日)の記事に取り上げられました!

以下掲載文章

AI記者、記事作成に挑戦  顔も声も本人そっくりに

  「サイバー攻撃の脅威について記事を書いて」。私(記者)が話し掛けると、もう1人の“自分”が語り始めた。
彼は、私が過去に執筆した記事のデータなどを大量に読み込ませ、最新の文章生成技術を搭載した「AI記者」だ。
インターネット上の膨大な文章パターンを基にして人間が書いたような文章をつくることができるという。
▽データ学習 
 指示を出して数秒後、AI記者は以下のような記事を生成した。
標的型攻撃は、特定の組織をターゲットとして高度なサイバー攻撃を行います。組織は深刻な被害を受けます。…」。
約300字の記事があっという間に出来上がった。1分間に異なる内容の原稿を十数本も作成した。
 作成にはAIベンチャー企業「クリスタルメソッド」の協力を得た。私が十年間に書いた原稿約千本のデータを同社に入力してもらい、AIが文体や特徴を分析。文中の単語から関連する情報をAIがネット上で自動収集した。その上で自然な文章を生成できる「GPT―3」と呼ばれる最新の文章生成言語モデルを参考に独自開発したプログラムで作成した。
 さらに記者の顔と声のデータも学習した。例文約400文を喜、怒、悲、普通のパターンに分け記者がほほ笑んだり声を荒らげたりしながら読み約5時間収録した。
 約3カ月掛けデジタル上に本人そっくりのAI記者が完成した。「○○の記事を書いて」と話し掛けると、作成した記事を記者本人が話しているかのように読み上げる。
▽永遠の命
 完成度はどうだったか。試作段階では同じ内容を繰り返したり助詞や文のつながりが変な部分もあったりしたが完成品は自然な言い回しに修正された。私の記事で取り上げたテクノロジー分野については違和感がない出来だったが、書いたことがない選挙や国際分野については質が低かった。
 「もっと多くの分野の記事を学習させれば完成度は上がります。大切にしている価値観を教えてくれれば記者の考え方に近づけることも可能です」と同社の河合継社長。
  AIがコピーできるのは実在する人間だけではない。2019年のNHKの紅白歌合戦。AIを活用し美空ひばりの姿や声をコンピューターグラフィックス(CG)でよみがえらせた「AI美空ひばり」が“新曲”を披露した。過去の音源、映像から再現した。
 データがあれば死者ですらよみがえらせてしまう。人間はバーチャル空間で「永遠の命」を手に入れることができるのか。膨大なデータをのみ込みながら、AIが人間に近づいてくる。

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