blog

HAL3(ハルさん)とは|対話型AIの機能・搭載技術・翻訳を解説

対話型AI「HAL3(ハルさん)」とは

「HAL3(ハルさん)」は、クリスタルメソッド株式会社が開発・提供している対話型AIです。以下は、HAL3のプロモーションビデオです。

注目すべきは音感情認識機能です。

この機能は、ユーザーの声のトーンや話し方の特徴をAIが精密に解析し、「喜・怒・哀・楽」といった感情の分類・可視化を実現します。たとえば、同じ「ありがとう」という言葉でも、その背後にある感情が異なれば意味合いも大きく変わります。HAL3は、そうした言葉の「真意」までも捉えるポテンシャルを持っているのです。

関連記事AI教師は教員の代わりになる? / バーチャル講師の作り方は?

HAL3の主な機能と活用シーン

HAL3は、感情認識にとどまらず、業務支援・健康管理・情報提供など多岐にわたる用途で活躍します。主な機能は以下の通りです。

  • 対話内容を認識し、自動で受付業務を実施
  • 顔写真認証による出退勤管理(勤怠管理)
  • 表情解析による健康状態のモニタリング
  • 質問に対してWeb情報を含む即時回答
  • 発話者の感情を含めた議事録の自動作成
  • 投資スタイルに合わせた投資信託の提案と営業支援
  • シーン推定・物体認識による状況適応型の自然な対話

これらの機能により、HAL3はオフィスや受付業務、医療・介護分野、コールセンター、営業支援など、さまざまな現場で導入が進んでいます。

次に読む:対話型AIの表情推定の技術と倫理は?

対話型AIでの表情推定・操作論文が問う技術と倫理の二層構造

多言語翻訳機能

HAL3には多言語の翻訳機能も搭載されています。翻訳したい文章をマイクに向けて話すか、翻訳したい文章の画像をカメラに認識させると、AIが認識してテキスト化し、入力画面に表示します。翻訳エンジンがテキストを翻訳し、出力側画面に元テキストと翻訳されたテキストが表示され、同時にAIが音声合成をして、音声も併せて聞くことができます。

https://www.youtube.com/watch?v=LCIrcYUTSDc&t=8s

HAL3の翻訳機能イメージ ➡ HAL3の翻訳機能イメージ

HAL3の翻訳機能イメージ ➡ HAL3の翻訳機能イメージ

禁止用語設定・専門用語設定が可能

HAL3の翻訳機能はGoogle翻訳やポケトークといった代表的な翻訳機にも備わった音声入力、テキスト化といった機能に加え、禁止用語設定、専門用語設定が可能です。

禁止用語設定機能は、ユーザが予め設定した単語を、テキスト化・音声化されないようにする機能であり、機密事項やいわゆる放送禁止用語のような不適切な表現といった用語が、翻訳先の相手に誤って伝えられないようにすることが可能です。

専門用語設定は、あらかじめ言語同士の対応を設定しておくと、単純な翻訳ではなく設定された単語に必ず翻訳するようにする機能であり、企業や業界内特有の特殊な用語にも対応できます。テキストを保存しておくことで議事録のような使い方も可能になります。

「HAL3」翻訳機能の他社比較

音声入力画像入力入力音声のテキスト化翻訳のテキスト化翻訳の音声化禁止用語設定専門用語設定
クリスタルメソッド○○○○○○○
A社○×○○×××
B社○×○○○××

翻訳可能言語は日英中

  • 日本語 → 英語 / 英語 → 日本語
  • 日本語 → 中国語 / 中国語 → 日本語
  • 英語 → 中国語 / 中国語 → 英語

その他にも、
・雑音を除去するAI
・複数人が話している環境から特定の人物の音声を抽出するAI
・異なるマイクを使用しても同じような音声を出力できるAI
などの技術が組み込み可能です。

バーチャルヒューマン・AIアバターの業務活用をご検討の方は、DeepAIアバターを自社開発するクリスタルメソッドの無料相談をご利用ください。

シンギュラリティの未来へ—HAL3の可能性

HAL3は、単なる対話ツールではありません。
人間の感情を理解し、それに応じた対応ができるAIとして、シンギュラリティの時代に向けた重要な一歩を踏み出しています。
感情とデータをつなぐ存在として、これからの社会に新たな価値をもたらす存在です。

※あわせて、AIアバター(aiアバター)とはもご覧ください。

バーチャルヒューマン・AIアバターの業務活用をご検討の方へ

クリスタルメソッドは、リアルタイムに会話・応対するバーチャルヒューマン(DeepAIアバター)を自社開発しています。受付・接客・研修・面接などの業務にAIアバターを組み込みたい、自社の人物モデルでアバターを作りたい、といったご相談を承っています。

AIニュースのまとめをメールで

毎週月曜、海外AIニュースの日次ダイジェストを1週間分まとめてお届けします。無料・いつでも配信を停止できます。

監修

河合 継(クリスタルメソッド株式会社 代表取締役)

AI・ディープラーニングに関する特許16件の発明者。過去、国立がん研究センターとの共同研究や、テレビ番組でのAI解説実績を持つAI研究者として、AIの研究開発を主導している。
運営会社について | 編集方針

Read next

あわせて読みたい

  • 対話型AIでの表情推定・操作論文が問う技術と倫理の二層構造のイメージ

    対話型AIでの表情推定・操作論文が問う技術と倫理の二層構造

    対話型AIでの表情推定・操作論文が投げかけた問題意識 CiNii Researchに収録されている「対話型AIでの表情推定・操作」(CRID: 13902893...

  • アバター・デジタルヒューマンのイメージ

    AI教師・AI先生とは?教員の代替可能性とAIアバター講師・バーチャル講師の仕組み【2026年版】

    AI教師とは、AIが「教える役」を担うこと、またはそのための仕組みを指す言葉です。使われる場面は大きく2つあります。1つは学校教育で、AIが教師の仕事をどこまで...

  • バーチャル講師とは?種類・導入例・メリットと作り方をわかりやすく解説(初心者向け)

    バーチャル講師とは?種類・導入例・メリットと作り方をわかりやすく解説【2026年】

    バーチャル講師とは、アバターやキャラクターが講師役を務める授業・講義の形式のことです。実在の人物が顔出しをするのではなく、2Dイラストや3Dモデルのキャラクター...

View more