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Claude Codeの既定モデルがClaude Sonnet 5に(v2.1.197)|変更点と使い方・注意点
Anthropicのコーディング支援CLI「Claude Code」で、2026年6月30日リリースのバージョン2.1.197から、新モデルClaude Sonnet 5(モデルID: claude-sonnet-5)が既定(デフォルト)モデルになりました。公式チェンジログは「now the default model in Claude Code, with a native 1M-token context window and promotional pricing of $2/$10 per Mtok through August 31」と記しています。本記事は公式ドキュメント(Claude Codeチェンジログ/effort/advisor tool/モデル一覧)で裏取りした事実に基づき、日本の開発現場にとって何が変わるかを中立に整理します。
何が変わったか(検証済み事実)
- 既定モデルがSonnet 5に: Claude Code 2.1.197(2026年6月30日)から。利用にはバージョン2.1.197への更新が必要。モデルは
/modelコマンドで変更可能(他モデルも選択できる) - 1Mコンテキスト: ネイティブで100万トークンのコンテキストウィンドウ。大規模なコードベースや長い文脈を扱いやすい
- effortの既定はhigh: Sonnet 5 はClaude API・Claude Code共通でeffortの既定値が「high」。
/effortで変更でき、最難関のコーディング/エージェント作業向けにxhigh、さらにmaxにも対応(参考: 2.1.154〈2026年5月28日〉でOpus 4.8がhigh既定+/effort xhighを導入) - 料金(API): 導入価格 入力$2/出力$10(2026年8月31日まで)、以降は通常価格$3/$15
日本の開発現場にとってのメリット
- Claude Codeを更新するだけで既定が最新のSonnet 5になり、速度と知性のバランス型モデルをそのまま使える
- 1Mコンテキストにより、複数ファイルや長い仕様・ログをまとめて渡す使い方がしやすい
- effort(high/xhigh)で、タスクの難易度に応じて思考量を上げ下げできる
注意点(正直に)
- 更新が前提: 既定変更は2.1.197以降。古いバージョンのままでは適用されない
- モデル固定運用は /model で: 検証用にモデルを固定したい場合は
/modelで明示指定する - 新トークナイザで約30%トークン増: Sonnet 5はOpus 4.7以降と同じ新トークナイザを採用し、同じテキストでも旧世代より約30%多くトークンを消費すると公式に明記されている。effortを上げると出力・思考も増えるため、実効コストは単価だけで判断しないこと
- 「Advisor戦略」はAPIの機能: 速いexecutorモデル(例: Sonnet 5)が要所で高性能なadvisorモデル(例: Opus 4.8)に助言を仰ぐ「advisor tool」は、Claude APIのベータ機能(tool type
advisor_20260301)。Claude CodeのUI内で専用に呼び出す機能は、公開ドキュメントでは確認できていません(未確認) - サブスク料金との関係は未詳述: 上記の$2/$10はAPI利用の価格。Claude Codeのサブスクリプション料金体系とSonnet 5の関係は公式ドキュメントで詳述されていない
どう動くべきか
- Claude Codeを 2.1.197以降へ更新し、
/modelと/effortで現在の設定を確認する - 自社の実タスク(既存コードの改修・レビュー・テスト生成など)で、Sonnet 5とeffort設定の費用対効果を比較検証する。あわせて Claude Codeのモデル実行・選択、effortの使い分け、料金 も参照
- 導入価格の期限(8月31日)と9月以降の通常価格($3/$15)を両にらみでコストを見積もる
参考文献
- Claude Code 公式チェンジログ code.claude.com/docs/en/changelog
- Anthropic公式「effortパラメータ」 platform.claude.com/docs/en/build-with-claude/effort
- Anthropic公式「advisor tool」 platform.claude.com/docs/en/agents-and-tools/tool-use/advisor-tool
- Anthropic公式「モデル一覧」 platform.claude.com/docs/en/about-claude/models/overview
監修
河合 継(クリスタルメソッド株式会社 代表取締役)
AI・ディープラーニングに関する特許16件の発明者。過去、国立がん研究センターとの共同研究や、テレビ番組でのAI解説実績を持つAI研究者として、AIの研究開発を主導している。
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