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生成AI比較2026|主要サービスの性能・料金・選び方

目次

生成AIの比較|用途別の早見表と主要サービスの違い

結論から言うと、生成AIに「全部で一番」はなく、何を任せたいかで選ぶ先が変わります。文章・調べもの・資料づくりならChatGPT・Claude・Gemini・Microsoft Copilot・Perplexityの比較から始め、画像・動画・音声・コードは専用のサービスを足す、という順で考えると迷いません。本記事は、各社の公式ページで2026年10月29日に確認できた機能や特徴をもとに、性能や得意分野、使える場所の違いを整理します。

やりたいこと 最初に比べる候補 選ぶ決め手(公式ページの記載から)
文章作成・要約・分析 ChatGPT/Claude/Gemini 使える機能と連携先。Claudeは Word・Excel・PowerPoint・PDF・CSVを読み取って分析、Geminiは Google Workspace・マップ・YouTubeの拡張
Word・Excel・PowerPoint・Outlookの中で使う Microsoft Copilot 各アプリの中でAIに指示できる
出典付きで調べる Perplexity 回答に番号付きの引用がつき、クリックで元の文章を読める
商用の画像・動画を作る Adobe Firefly ライセンス取得済みの素材などで学習したモデルと説明され、Photoshopなどへ取り込める
動画を作る Runway/Gemini(Ultra)/Adobe Firefly 動画生成モデルと編集機能の違い
ナレーション・音楽を作る ElevenLabs/Suno 音声は言語数と声のクローン、音楽は制作スタジオ機能
コードを書く Claude Code/ChatGPTのCodex/GitHub Copilot/Cursor 使うエディタとエージェント機能

主要サービスの一覧比較表:日本語対応と無料の有無

サービス 種類 日本語対応(公式の記載) 無料で使えるか
ChatGPT 文章・画像・コード インターフェースの対応言語に日本語。音声会話にも日本語の声がある(OpenAIヘルプ) 無料プランあり
Claude 文章・コード Web・デスクトップアプリの表示言語に日本語。どの言語でも会話できる(Anthropic公式) 無料プランあり(SonnetとHaiku)
Gemini 文章・画像・動画 Geminiアプリの対応言語に日本語、対応国に日本(Geminiアプリヘルプ) 無料(月額0円)
Microsoft Copilot 文章・Office連携 日本語の公式案内ページあり(対応言語の一覧は今回確認できず) 無料版あり。Office内のAI機能は購読者向け
Perplexity 調べもの 今回確認できず 無料で試せる(上限は公式で確認)
Grok 文章・調べもの 今回確認できず Freeあり(利用量は限定)
Midjourney 画像・動画 会話モードはWebサイトで英語以外も使える。画像内の日本語はNiji 6でかな中心 月10ドルから(料金表に無料プランの記載なし)
DALL-E 3 画像 — APIは2026年5月12日に提供終了
Sora 動画 — 2026年4月26日時点で提供終了

空欄に近い「今回確認できず」は、公式ページに記載を読み取れなかったという意味です。「対応していない」という意味ではありません。

サービスごとの月額・API単価は生成AI 料金の比較ページ、無料で試せる範囲は生成AI 無料のまとめに分けています。本記事は「どれを選ぶか」に絞ります。生成AIそのものの仕組みは生成AIとはをご覧ください。

ツールごとに料金や契約条件がどう違うのかは、生成AIの料金を徹底比較で解説しています。

関連記事生成AIは業務別にどう使われている?

生成AIとは:比較の前提となる従来型AIとの違い

生成AIは、文章・画像・音声・動画・コードなどを新しく作り出すAIです。従来型のAIが、画像を見て分類する、数値から結果を予測するといった「判別・予測」を主な役割にしてきたのに対し、生成AIは指示文(プロンプト)に応じて成果物そのものを出力します。そのため、比較するときは「何を作れるか」「どの作業場所で使えるか」「出力をどう確認するか」が中心になります。仕組みや歴史は生成AIとは、企業の活用例は生成AIの事例で扱っています。

次に読む:生成AIは無料で使えるサービスがある?

生成AI無料で使えるサービス完全ガイド|2026年最新版

生成AIを比較する前に:見るべき6つの軸

機能の一覧だけを見比べると決められません。次の6軸で、自分の用途に効くものだけを見ると判断が速くなります。

比較軸 見るポイント 特に重要になる使い方
出力の質(用途別) 要約・文章・分析・画像など、実際に任せる作業での出来 すべての用途
日本語の自然さ 敬語・専門用語・長い文脈での崩れにくさ 顧客向けの文章・翻訳
連携できる場所 Office・Google・ブラウザ・エディタ・Slackなど、普段の作業場所で使えるか 毎日の業務で使う
扱える入力 PDF・表計算・画像・音声・動画・コードなど 資料の読み込み・分析
API・拡張 システムへの組み込みや外部ツールとの接続 業務システムとの統合
データの扱い 入力が学習に使われるか、保存範囲、管理者による制御 社内文書・個人情報を扱う

料金は6軸に入れず、候補を絞ってから料金のページで確認するのが効率的です。ベンチマークの順位が高いことと、自分の仕事で使いやすいことは別問題なので、最終判断は後述の横並び検証で行います。

【テキスト生成AI比較】ChatGPT・Claude・Gemini・Copilot・Perplexity

文章・対話・要約・分析を担う主要5サービスの違いです(2026年10月29日時点、各社の公式ページの記載)。

サービス 提供元 公式ページに書かれた特徴 使える場所 向いている人
ChatGPT OpenAI モデルはGPT-6.1系・GPT-6系を提供。Plus以上は画像生成とCodex(Web・CLI・IDE拡張・iOS)を利用可。Freeは文章のチャットに回数上限がなく、ファイル・画像・音声などは別の上限(OpenAIヘルプ) Web・Codexは CLI・IDE拡張・iOSも 1つで文章・画像・コードまで試したい人
Claude Anthropic Word・Excel・PowerPoint・PDF・CSV・画像を読み取り、編集・分析。文書・表・スライドの作成、Web検索、Claude Code、Projects、メモリ、コネクタ/MCP Web・デスクトップ(macOS/Windows)・モバイル 資料の読み込みや成果物づくり、コーディングまで任せたい人
Gemini Google Gemini Live、画像・動画・音楽の生成、Deep Research、Canvas、ロングコンテキスト。拡張でGoogle Workspace・マップ・YouTubeにアクセス Web・モバイル Googleのサービスを日常的に使う人
Microsoft Copilot Microsoft Word・Excel・PowerPoint・Outlookの中で利用。複数ステップの作業を任せるCowork、リサーチツール、アナリスト Microsoft 365アプリ・モバイル Officeで仕事をする人
Notion AI Notion Notionのワークスペースや接続アプリの情報を使ってページやデータベースの作成・編集を任せるNotionエージェント。SlackやGoogle ドライブも横断して検索。会議の文字起こしと要約、リサーチモード。利用者データはモデルの学習に使われないと記載 Notion Notionで情報を管理しているチーム
Perplexity Perplexity 検索結果の一覧ではなく回答を返し、番号付きの引用と信頼性ラベルを表示。Deep Research、15以上のモデル、Computer、ブラウザのComet Web・デスクトップアプリ・モバイルアプリ 出典を確認しながら調べたい人
Grok xAI Webとアプリで無料で始められる(利用量は限定)。検索はWebとXをリアルタイムで探す。有料はX Subscription(Plus月8ドル・Premium月30ドル・Super月100ドル・Ultra月200ドル、含まれる利用量は4倍・15倍・50倍) Web・アプリ Xの話題や速報を調べたい人

ChatGPT:文章・画像・コードを1つで試せる

OpenAIの公式ページでは、ChatGPTのモデルとしてGPT-6.1 SolとGPT-6.1 Terra、GPT-6 SolとGPT-6 Lunaが挙げられています。Plus以上ではWeb・CLI・IDE拡張・iOSで使えるCodexが含まれ、画像生成も使えます。無料プランについては、OpenAIのヘルプセンター(openai.comに絞った検索結果の記載。料金ページ本体は自動取得で403)に、日常的な文章のチャットに回数上限はなく、ファイルのアップロードや画像の生成などは別の上限がある、と書かれています。画像を多く作るなら上限の高い有料プランを検討します。日本語は、インターフェースの言語に含まれ、音声会話にも日本語の声が用意されています。

Claude:資料を読み込み、成果物まで作る

Anthropicの公式ページでは、Claudeのモデル系列としてMythos、Opus、Sonnet、Haikuが示されています。Word・Excel・PowerPoint・PDF・CSV・画像を読み取って編集・分析でき、編集できる文書・スプレッドシート・スライドの作成、Web検索にも対応します。プロジェクトごとに文脈・指示・ファイルをまとめる機能と、コーディング用のClaude Codeがあります。コーディング用途はClaude Codeの解説で詳しく扱っています。

Gemini:Googleのサービスと一緒に使う

Googleの公式ページでは、Geminiでできることとして、Gemini Live、画像生成、動画生成、音楽生成、Deep Research、Canvas、ロングコンテキストなどが並びます。拡張機能でGoogle Workspace・Googleマップ・YouTubeへのアクセスを有効にできます。無料版でも画像の生成・編集、Deep Research、Gemini Live、Canvasが使え、AI Pro以上でProモデルが使えると案内されています。

Microsoft Copilot:Officeの作業の中で使う

Microsoftの公式ページでは、Wordで初稿づくり、Excelでデータの分析、PowerPointでプレゼンの作成、Outlookで受信トレイの要約ができると説明されています。複数ステップのタスクを計画して進めるCoworkや、数値データから分析情報を引き出すアナリストもあります。Officeを日常的に使う組織では、新しいツールを増やさずに試せる点が違いです。

Perplexity:出典を確かめながら調べる

Perplexityの公式ページでは、検索結果の一覧ではなく実際の回答を返すサービスと説明されています。回答には番号付きの引用がつき、ホバーで内容をプレビュー、クリックで元の全文を読めます。「Government」「Academic」「Trusted」などの信頼性ラベルで情報源を判断できます。AI検索全般の比較はAI検索の解説にあります。

Grok:Xの話題をリアルタイムで調べる

xAIの公式サイト(2026年10月29日確認)では、Grokは検索でWebとXの両方を探し、速報や話題の把握に使えると案内されています。料金は、公式ドキュメントのX Subscriptionの表に、Freeが0ドル(利用量は限定)、Plusが月8ドル、Premiumが月30ドル、Superが月100ドル、Ultraが月200ドルと書かれています。含まれる利用量はPlusを基準に、Premiumが4倍、Superが15倍、Ultraが50倍です。APIはトークン課金で、サブスクリプションの利用枠とは別と説明されています。日本語の対応言語については、今回の公式ページでは確認できませんでした。実際に日本語で試して確かめてください。

xAI公式ドキュメント(2026年10月29日撮影)のX Subscriptionの料金表。Freeは0ドル、Plusは月8ドル、Premiumは月30ドル、Superは月100ドル、Ultraは月200ドル
図:GrokのX Subscriptionの料金表(2026年10月29日撮影)。出典:docs.x.ai

【画像生成AI比較】何で作るかで選ぶ

生成AIが抽象的な概念から画像を生成するイメージ(画像生成AIの比較)
生成AIが抽象的な概念から画像を生成するイメージ(画像生成AIの比較)
サービス 公式ページに書かれた特徴 向いている使い方
Adobe Firefly テキストから画像・動画を生成。オブジェクトの削除・背景の拡張・アップスケール。Adobe Stockのライセンス取得済みコンテンツとパブリックドメインのコンテンツで学習したと説明され、生成物にContent Credentialsが付く。Photoshop・Premiere・Adobe Expressへ取り込める。Google・OpenAI・Kling AIなどのモデルも1つのアプリ内で利用可 広告・販促など、権利面を確認したい制作
ChatGPT 画像の生成は文章と同じ画面で使える。Freeでは画像生成に別の上限があり、上限の高いプランはGo・Plusなど(OpenAIヘルプ) 文章と同じ画面で画像も作りたい
Midjourney 画像・動画を作るサブスクリプション。Basic月10ドル・Standard月30ドル・Pro月60ドル・Mega月120ドル。Standard以上は画像のRelaxモードが無制限、Stealthモード(非公開)はProとMega。Webサイトの会話モードは英語以外でも使える 芸術性の高い画像を作り込みたい
DALL-E 3(OpenAI) APIは2026年5月12日に削除。代わりにgpt-image-2・gpt-image-1・gpt-image-1-miniが案内されている 新しく選ぶ候補にはならない(過去記事の比較に注意)
Gemini 無料版でも画像の生成・編集が可能 まず無料で試したい
Microsoft Copilot WordとPowerPointのCopilotチャットのペインから画像を直接生成 資料に入れる画像をその場で作る
Stable Diffusion(Stability AI) Stable Diffusion 3.5にLarge・Turbo・Mediumの3種類。Mediumは一般的なハードウェアで動作する設計。提供形態は自社インフラへの導入(Self-Hosted License)、API、クラウドパートナー、Web型のStable Assistant。消去・インペイント・アウトペイント・背景除去などの編集機能 自社の環境で動かしたい、細かく制御したい
Canva 無料プランでもAI画像生成を利用可(プランで利用枠が異なる)。日本語のプロンプトで生成し、縦横比を指定、PNG・JPG・PDFで保存。テンプレートに組み込める SNS・資料のデザインに使いたい

Midjourney:作り込める画像生成。日本語と料金の見方

Midjourneyは、月額のサブスクリプションで画像と動画を作るサービスです。公式ヘルプ(2026年10月29日確認)のプラン比較表では、Basicが月10ドル、Standardが月30ドル、Proが月60ドル、Megaが月120ドルで、年払いは20%割引です。画像のRelaxモードが無制限になるのはStandard以上、動画のRelaxが無制限になるのはProとMega、作品を非公開にするStealthモードもProとMegaに限られます。日本語は、公式ドキュメントによると、AIに考えを伝えるとプロンプトを書いてくれる会話モードが、Webサイト限定で英語以外の言語でも使えます。画像の中の文字は、ラテン文字が得意とされ、日本語のかな文字はNiji 6で短い文なら描きやすいと書かれています。商用利用は、公式ヘルプの検索結果の記載(ヘルプ本体は表の部分のみ画面で確認)として、年間総売上が100万ドルを超える企業はProまたはMegaが必要です。

Midjourney公式ヘルプ(2026年10月29日撮影)のプラン比較表。Basic 10ドル、Standard 30ドル、Pro 60ドル、Mega 120ドルの月額とFast GPU時間が並んでいる
図:Midjourneyのプラン比較表(2026年10月29日撮影)。出典:Comparing Midjourney Plans

DALL-E 3:比較から外れた理由(提供終了)

以前の比較記事でよく挙がっていたDALL-E 3は、OpenAIの公式の提供終了一覧(2026年10月29日確認)で、dall-e-2とdall-e-3が2026年5月12日にAPIから削除されたと書かれています。代わりに案内されているのは、gpt-image-2、gpt-image-1、gpt-image-1-miniです。DALL-E 3を前提にした日本語理解や権利の説明は、今の選択には使えないため、画像生成AIは現在提供されているサービスで比べてください。

OpenAI公式の提供終了一覧(2026年10月29日撮影)。dall-e-2とdall-e-3は2026年5月12日にAPIから削除され、代わりにgpt-image系が案内されている
図:OpenAIの提供終了一覧のdall-e-2・dall-e-3の行(2026年10月29日撮影)。出典:OpenAI Deprecations

商用利用の可否はサービスごとの規約で決まるため、公開前に必ず確認してください。権利の考え方は生成AIの商用利用に整理しています。画像生成に絞った詳しい比較は画像生成AIの比較をご覧ください。

【動画生成AI比較】モデルと編集機能の違い

サービス 公式ページに書かれた特徴 向いている使い方
Runway 動画生成モデルGen-4.5、テキスト・画像・動画・音声のいずれかから動画を作るSeedance 2.5、1フレームの編集を動画全体に反映するAleph 2.0 & Edit Studio、複数ショットの動画を作るMulti-Shot Video App 映像の編集まで1か所で行いたい
Pika 動画・画像・音声をまとめて作るプラットフォーム。Video Studioは短いクリップから30秒のマルチショット動画まで生成。動画の延長、色味の調整、音楽・環境音・効果音の付与、繰り返し使えるキャラクターの作成。複数のモデル(Seedance 2.5、Pika 2.5など)を利用可 広告・SNS向けの短い動画をまとめて作りたい
FlexClip 文章(台本)からの動画生成、自動字幕(140以上の言語)、AI音声のナレーション、背景の自動削除、商品URLからのPR動画、スライドの動画化、文字起こしによるカット編集 編集作業を省いて動画に仕上げたい
Adobe Firefly テキストから動画クリップを生成。解像度と縦横比を調整でき、要素の追加・削除やアップスケールを指示文で編集 Adobeのアプリで仕上げる
HeyGen アバター動画が中心。音声に合わせた口の動き(リップシンク)が175以上の言語・方言に対応。プロンプトから動画を作るVideo Agent、動画翻訳(声の特徴を保つ)、PPT/PDFをシーンに変換。カスタムアバターの作成には本人のオンカメラ確認がある 解説・紹介動画を多言語で量産したい
Gemini(AI Ultra) Veo 3.1による動画生成。AI Proでは「Veo 3.1 Lite」の限定トライアル Googleのアカウントで動画も試したい

Sora:比較の候補から外れたサービス

OpenAIのSoraは、openai.comの公式ページ(検索結果の記載。ページ本体は自動取得で403)に、2026年4月26日時点でプロダクトの提供が終了したと書かれています。以前は動画生成の代表例でしたが、いま新しく選ぶ候補には入りません。動画生成は、上の表のサービスなど、現在提供されているものから選んでください。

動画生成は提供されるモデルの入れ替わりが速い分野です。表の機能は公式ページに載っていた範囲に限り、使える時間の長さや画質は契約するプランで変わるため、実際に使う前に各社のページで確認してください。

【音声・音楽生成AI比較】ナレーションと楽曲づくり

サービス 公式ページに書かれた特徴 向いている使い方
ElevenLabs(音声合成) 最新のEleven v4・v4 Turboは90以上の言語に対応。声のライブラリは17,500以上。短い録音から作るInstant Voice Cloningと、30分以上の録音から作るProfessional Voice Cloning(本人の声に限り認証が必要)。[whispers]などのタグで話し方を指示 多言語のナレーション・音声アプリ
VOICEVOX テキスト読み上げと歌声合成を行う無料のソフトウェア。Windows・Mac・Linuxに対応し、イントネーションの調整ができる。商用利用の可否はキャラクターごとの利用規約で決まる 日本語の読み上げを無料で試したい
Suno(音楽生成) ブラウザの制作スイートSuno Studio、アーティストの一貫した個性を保つVoices & Personas。Web・iOS・Androidで利用可 楽曲・BGMの制作
Adobe Firefly 動画向けの音楽、ナレーション、効果音を生成。音声と動画を20以上の言語に翻訳 動画と一緒に音声も作る

音声合成の選び方は音声生成AIの比較で詳しく扱っています。声のクローンは、使える声の範囲や認証の条件がサービスで異なるため、他人の声を使わないことが大前提です。

生成AIの業務導入・社内活用をご検討の方は、AI開発会社クリスタルメソッドの無料相談をご利用ください。

【コード生成AI比較】エディタとエージェント機能で選ぶ

ツール 公式ページに書かれた特徴 向いている人
Claude Code Anthropicが提供するコーディング用のツール(Claudeの公式ページに記載) ターミナルからAIにコードを任せたい
Codex(ChatGPT) Plus以上でWeb・CLI・IDE拡張・iOSから利用可。Free・Goでは軽量なコーディング作業向け ChatGPTの契約で試したい
GitHub Copilot VS Code・Visual Studio・JetBrains・Xcode・Vim・Neovimなど多数のエディタ、CLI、Web、モバイルで利用。IssueやPull Requestから作業を始めるエージェント機能。モデルは自動選択または手動指定 GitHubで開発し、チームで使いたい
Cursor エージェントによるコーディング、クラウドエージェントの並列実行、GitHubのPRレビュー。OpenAI・Anthropic・Geminiなどのモデルから選択 AIが主役のエディタで作業したい

エディタを変えずに試すならGitHub Copilot、エディタごと乗り換えるならCursor、契約を一本化するならClaude CodeまたはCodex、という分け方が目安です。

用途別おすすめ:まず試す生成AI

シーン まず試す候補 理由(公式ページの記載)
ブログ・社内文書の下書き ChatGPT/Claude/Gemini いずれも文章の生成・要約・分析に使える。Claudeは文書・表・スライドを作成
PDF・表計算の分析 Claude/Gemini ClaudeはPDF・CSV・Excelを読み取り、Geminiはロングコンテキストに対応
調べもの・市場調査 Perplexity/Gemini(Deep Research) 引用付きの回答、またはDeep Research
Office資料の作成 Microsoft Copilot Word・Excel・PowerPoint・Outlookの中で使える
広告・販促の画像 Adobe Firefly 学習データと生成物の表示について公式が説明している
動画の制作 Runway/Adobe Firefly 動画生成と編集機能を備える
ナレーション・BGM ElevenLabs/Suno 音声合成と音楽生成に特化
開発 GitHub Copilot/Cursor/Claude Code/Codex エディタ・CLI・エージェント機能で選ぶ
外部に出せない機密データ 外部送信を避けられるローカルLLMも候補 外部サービスの設定に頼らない選択肢。詳しくはローカルLLMの比較

失敗しない選び方:比較スコアカードと横並び検証

候補を3つ以内に絞るなら、用途を先に決め、その用途に効く軸だけで採点する方法が確実です。ベンチマークの順位表をそのまま信じず、自分の仕事で試した結果で決めます。

手順1:任せたい作業を1〜2個に絞る

  • 作業を具体的な文で書き出します。社内文書の要約、メールの下書き、翻訳、コード補助、調べものなど、実際に投げる作業を書きます。
  • 毎日使う中核の作業を決めます。中核の作業が得意なサービスを軸にすると満足度が高くなります。
  • 中核以外は「そこそこで足りる」と許容します。全部で満点を狙うと決められません。

手順2:比較スコアカードで採点する

判断軸 見るポイント 重みを上げる用途
作業別の出力品質 主な作業での正確さと再現性 すべての用途で最優先
日本語の自然さ 敬語・専門用語・文脈の保ちやすさ 顧客向けの文章・翻訳
扱える入力と長さ PDF・表・画像などの対応、一度に渡せる分量 長い資料の分析
連携と拡張 API、Office・Googleなどとの連携 業務システムへの統合
データの扱い 学習への利用、保存範囲、管理者の設定 機密を扱う業務

各軸を3〜5段階で採点し、用途に応じた重みを掛けて合計します。スコアカードは候補を2〜3個に絞る道具で、最終判断は次の検証で行います。

手順3:同じ条件で横並びに試す

  • 同じ指示を全候補に入れます。10〜20問ほどの問いを固定し、一字一句同じ内容を投げます。
  • 実際の業務データを匿名化して使います。きれいな例ではなく、実際の文書や問い合わせで試すと差が出ます。
  • どのサービスの出力か分からない状態で採点します。ブランドへの先入観を除けます。
  • 手直しにかかる手間も記録します。そのまま使えるか、修正に何手かかるかが実運用の負担です。
  • 実データを入れる前に、データの扱いを契約条件で確認します。

一度問題セットを作っておけば、新しいサービスが出たときも同じ問いを流すだけで再評価できます。1つに絞らず、作業ごとに使い分ける構成も有効です。

商用利用と著作権:比較で必ず見る条件

生成物を仕事で使うなら、性能と同じ重さで「商用で使ってよいか」を比べます。条件はサービスごとに違い、公式ページの記載も分かれます。

サービス 公式ページに書かれた商用利用まわりの記載 確認すること
Adobe Firefly アドビのモデルは商用利用に適していると説明。Adobe Stockのライセンス取得済みコンテンツとパブリックドメインのコンテンツで学習し、ユーザーの個人コンテンツは使用しないと記載。生成物にContent Credentialsが付く 利用するモデル(パートナーモデルか)と契約プラン
Canva 利用規約の範囲内で個人・商用に使えるとされる一方、画像への独占的な権利を持たない可能性、他の作品に似ている場合の注意、AI生成画像を含むことを閲覧者に知らせる必要がある、とも記載 利用規約・公開時の表示
VOICEVOX 「商用・非商用問わず無料」としつつ、キャラクターごとの利用規約によると注記 使うキャラクターの利用規約・クレジット表記の要否
Stable Diffusion ライセンスとしてSelf-Hosted License・Stability AI License・Community License Agreementが挙げられ、条件は各ライセンスのページで確認する形 自分の利用規模に合うライセンス

日本の著作権法の考え方は、文化庁が「AIと著作権に関する考え方について」(2024年3月)にまとめ、生成AI関係の立場ごとの「チェックリスト&ガイダンス」(2024年7月31日付)も公開しています。詳しくは文化庁「AIと著作権」と生成AIの商用利用を確認してください。不安な場合は、販売など営利目的で使う前に専門家へ相談するのが安全です。

無料プランの有無で見る早見表

サービス 無料プラン 無料で使えない/上限のある主な機能(公式ページの記載)
ChatGPT あり(Free) 文章のチャットは回数上限なし(不正利用対策あり)。画像・ファイル・音声は別の上限。Codexは軽量なコーディング作業向け
Claude あり(Free) Web検索・ファイル作成・コード実行・メモリ・Artifactsなどを利用可(利用量に上限)。Opus、Claude Code、Researchは含まれない
Gemini あり Flash-Lite、画像の生成・編集、Deep Research、Gemini Live、Canvasを利用可
Perplexity あり(Free) 引用付きの検索と回答を利用可(上限あり)。Computer、Model Council、モデル選択、Deep Researchは有料プランの機能として案内
VOICEVOX 無料のソフトウェア 商用利用の可否はキャラクターごとの利用規約
Canva あり AI画像生成を利用可(プランで利用枠が異なる)

無料枠の詳細は生成AI 無料にまとめています。比較の段階では、「無料で足りる作業」と「有料でないとできない作業」を分けて把握しておくと、契約の判断が簡単になります。

社内ガイドライン:入力してはいけない情報を先に決める

どのサービスを選んでも、何を入力してよいかを決めていなければ情報漏えいのリスクは残ります。比較と同時に、次の3点を社内で決めます。

決めること 具体例 確認先
入力してはいけない情報 個人情報、顧客の機密、未公開の財務情報、契約書の原本 社内の情報管理規程
使ってよいサービスと契約 個人アカウントでなく、会社が契約したプランに限定する 各社の規約・管理者向け設定(学習への利用、アクセス制御)
出力の扱い 公開前に人が確認する。商用利用の条件を確認する 前章の商用利用・ハルシネーション対策

Notionの公式ページには、利用者データがモデルの学習に使われず、AIが参照できる情報や実行できる操作を管理者が設定できると記載があります。このように、管理者側で制御できるかどうかも比較の材料です。具体的な設計は生成AIの情報漏えい対策をご覧ください。

ハルシネーション対策:出力を検証できるかも比較する

生成AIは、事実と異なる内容をもっともらしく出力することがあります。どのサービスでも起こりうるため、「間違えないサービス」を探すのではなく、確認しやすい仕組みがあるかと自分たちの確認手順の両方で比べます。

確認の方法 具体的なやり方 関連する機能の例(公式ページの記載)
出典を見る 回答の根拠になった元の文章を開いて確認する Perplexityは番号付きの引用をクリックして元の全文を読め、信頼性ラベルも表示
調べる範囲を広げる 参照するソースを増やして調査する GeminiにDeep Researchがあり、PerplexityではDeep Researchが有料プランの機能として案内されている
一次情報で照合する 数値・日付・法令・料金は公式ページや原典で確認する (どのサービスでも必要)
確認の担当を決める 公開前に人が読む工程を入れ、確認済みかを記録する (運用で決める)
検証の手間を記録する 横並び検証で、修正に何手かかったかを数える 次章のスコアカード・横並び検証

企業で選ぶときに確認する4つのこと

生成AIのビジネス導入における安全性・ガバナンスのチェックイメージ
生成AIのビジネス導入における安全性・ガバナンスのチェックイメージ
  • 入力データの学習利用:無料・個人向けと法人向けで扱いが違う場合があります。契約前に各社の規約・管理者向け設定で確認します。
  • 管理機能:Claudeの公式ページには、管理者がチーム別にアクセスや利用上限を設定できると記載があります。必要な管理機能が候補にあるかを比べます。
  • 出力の権利とハルシネーション:商用利用の条件は規約で確認し、事実の確認は一次情報で行う運用にします。
  • 提供形態:Claudeは Amazon Bedrock・Microsoft Foundry などのクラウド経由でも利用でき、自社のクラウド環境に合わせて選べます。

情報漏えいを防ぐ設計は生成AIの情報漏えい対策で詳しく扱っています。

料金と無料枠:比較では要点だけ押さえる

ここでは「比べ方」だけを示します。金額の表は生成AI 料金に集約しています。

  • 多くのサービスは、無料プラン、個人向けの有料プラン、チーム・法人向けプラン、API・エンタープライズ契約の段階に分かれています。
  • 無料プランで使える範囲はサービスごとに違います。例えばChatGPTのFreeは文章のチャットに回数上限がない一方で画像やファイルには別の上限があり、Geminiの無料版は画像の生成・編集やDeep Researchを使えます。詳しくは生成AI 無料にまとめています。
  • 料金は為替や新モデルの登場で変わります。契約前に、各社の料金ページで最新の金額を確認してください。

よくある質問

生成AIはどれを選べばよいですか?

任せたい作業で選びます。文章や分析ならChatGPT・Claude・Gemini、Officeの中で使うならMicrosoft Copilot、出典付きで調べるならPerplexityが候補です。画像・動画・音声・コードは専用のサービスを足します。まず2〜3個を同じ条件で試して決めるのが確実です。

無料で比較できますか?

できます。ChatGPT・Claude・Gemini・Perplexityなどには無料プランがあります。ただし使える機能や上限に差があり、たとえばChatGPTのFreeは、文章のチャットに回数上限がない一方で、ファイルのアップロードや画像の生成には別の上限があります(2026年10月29日時点、OpenAIヘルプ)。

複数のサービスを併用してもよいですか?

はい。作業ごとに得意なサービスを使い分ける方法があります。契約が増えるため、中核の作業を担う1つを決めてから、足りない作業だけを追加する進め方が管理しやすくなります。

画像だけ作りたい場合は?

Adobe Firefly、ChatGPT(Plus以上)、Gemini(無料版でも画像の生成・編集が可能)が候補です。商用で使うなら、各サービスの規約と学習データの説明を確認してください。

生成AIの商用利用で気をつけることは?

サービスごとの利用規約で商用利用の可否が決まります。たとえばVOICEVOXはキャラクターごとの規約によると案内され、Canvaは他の作品に似ている場合への注意とAI生成画像を含むことの表示を求めています。日本の考え方は文化庁の「AIと著作権」で確認できます。

ハルシネーションを防ぐには?

完全に防ぐことはできないため、出典を開いて確認する、数値や日付は一次情報で照合する、公開前に人が読む工程を入れる、の3点で対処します。Perplexityのように引用を表示するサービスは、確認の手間を減らせます。

企業で導入するときは何を見ればよいですか?

入力データの学習利用、管理機能(アクセスや利用上限の設定)、提供形態、商用利用の条件の4点です。機密性が高い処理は、外部に送らないローカルLLMも検討します。

まとめ:生成AI比較の要点

  1. 用途から選ぶ:文章・画像・動画・音声・コードでは候補が異なります。
  2. 文章系は5サービスから:ChatGPT・Claude・Gemini・Microsoft Copilot・Perplexityを、連携先と扱える入力で比べます。
  3. 普段使う場所で選ぶ:Office、Google、ブラウザ、エディタのどこで使うかが使い勝手を決めます。
  4. 最後は自分のデータで試す:同じ指示で横並びに試し、手直しの手間まで記録します。
  5. 料金・無料枠は別ページで確認:料金と無料を見てから契約します。

機能の出典(2026年10月29日確認)

モデル名や機能は頻繁に更新されます。契約前に各社の公式ページで最新の内容を確認してください。

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監修

河合 継(クリスタルメソッド株式会社 代表取締役)

AI・ディープラーニングに関する特許16件の発明者。過去、国立がん研究センターとの共同研究や、テレビ番組でのAI解説実績を持つAI研究者として、AIの研究開発を主導している。
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