blog
AIブログ
DALL-Eとは?提供終了と移行・代替を解説【2026年版】
文:クリスタルメソッド編集部 監修:河合 継(代表取締役)
この記事では、DALL·Eとは何か、いまも使えるのか、後継は何か、同じことをいまどう実現するかを、OpenAIの公式ページで確認した内容にもとづいて、初めて調べる方向けに順番に説明します。
DALL·E(ダリ)は、OpenAIが開発したテキストから画像を生成するAIの名称で、「DALL-E」「DALLE」「dalle」と書かれることもあります(OpenAIの公式表記は中黒の「DALL·E」)。DALL·E 2とDALL·E 3のAPIは2026年5月12日に終了しました(OpenAI公式の廃止予定表)。いま使うなら、OpenAIのGPT Image系(2026年10月時点の最新はGPT Image 2.5)やChatGPT Imagesが移行先です。「DALL·E 3」の使い方・料金・代替を探している方にも、答えは下の各節にまとめています。
先に結論:DALL-Eについてよくある疑問への短い答え
- DALL-Eはいまも使えますか? DALL·E 2とDALL·E 3のAPIは2026年5月12日に終了したため、使えません(OpenAIの廃止予定表、2026年10月29日確認)。
- 後継は何ですか? OpenAIのGPT Image系です。廃止予定表の置き換え先はgpt-image-2などで、DALL·E 3のモデルページはGPT-Image-2.5 Sunburstを推奨しています。
- 同じことをいまする方法は? ChatGPTのChatGPT Imagesに日本語で頼む、またはAPIでmodelをGPT Image系に変えます。手順は「DALL-Eの使い方」の節にあります。
- 「DALL-E」と「DALLE」「dalle」は別物ですか? 同じものです。公式表記は中黒の「DALL·E」で、読みは「ダリ」です。
- 無料・商用は? DALL-E自体はもう使えないため、後継の条件を「無料利用・商用利用」の節で整理しています。
指示どおりに文字入りの画像を正確に出したいときは、GPT Image 2の特徴で解説しています。
DALL-Eはいまも使える?提供終了(2026年5月12日)の結論
【重要】この記事をお読みの方へ: DALL-Eの「無料で使えるか」「商用利用できるか」を調べてこの記事に辿り着いた方も多いと思います。結論から申し上げると、DALL-E 2・DALL-E 3のAPIは2026年5月12日をもって提供終了しており、現在は利用できません。 後継サービスや代替サービスについて本記事で詳しく解説します。
次に読む:Soraとは?サービス終了の経緯は?
DALL-Eとは?意味・名前の由来とシリーズの歴史
DALL-E(ダリ)とは、米OpenAIが開発・提供していたテキストから画像を生成するAIモデルシリーズの総称です。名称は画家サルバドール・ダリとピクサー映画「WALL-E」を組み合わせた造語とされています。自然言語で書いたプロンプト(指示文)を入力するだけで、写真・イラスト・絵画風など多彩なスタイルの画像を自動生成できる点が特徴で、「テキスト・トゥ・イメージ」AIの代名詞的存在として世界中に普及しました。
DALL-Eシリーズの歴史と進化
DALL-E(初代)
GPT-3をベースにした120億パラメータのモデル。テキストから画像生成という概念を初めて実用化。一般公開はされず研究者向けの限定公開にとどまった。
DALL-E 2
解像度と品質が大幅向上。拡散モデル(Diffusion Model)採用により、リアルで高精細な画像生成が可能に。インペインティング(部分編集)機能も搭載。段階的に一般公開。
DALL-E 3
ChatGPTとのネイティブ統合を実現。複雑なプロンプトの意図理解力が向上し、テキストのレンダリング精度も改善。ChatGPT Plus・APIで広く利用された。
DALL-E 2 / 3 API終了
OpenAIの廃止予定表では、dall-e-2・dall-e-3とも終了日は2026年5月12日で、置き換えにはgpt-image-2などが案内されています。
DALL-Eの主な特徴と技術(提供当時)
DALL-Eが世界的に普及した背景には、他の画像生成AIと一線を画す技術的・機能的特長がありました。サービス終了後も、その設計思想は後継モデルへ受け継がれています。
自然言語理解
日本語を含む多言語プロンプトを解釈し、抽象的・複合的な指示も画像に落とし込む能力を持っていた。
多彩なスタイル対応
写真リアル・水彩・油絵・アニメ・ピクセルアートなど、プロンプトで指定したスタイルに柔軟に対応。
インペインティング
DALL-E 2から搭載。既存画像の特定部分だけをAIで書き換える「部分編集」機能。
ChatGPT統合
DALL-E 3はChatGPTに組み込まれ、会話の流れの中で自然に画像生成を呼び出せる体験を提供。
安全性フィルター
有害コンテンツや著名人の無許可使用を防ぐ多層のモデレーションフィルターを実装。
商用利用OK(当時)
OpenAIの利用規約のもと、生成画像の商用利用が認められていた。著作権はユーザーに帰属していた。
DALL-Eはなぜ終了した?経緯とタイムライン
DALL-E 2およびDALL-E 3のAPIは、2026年5月12日をもって正式に提供終了しました。 この判断にはいくつかの背景があります。
OpenAIは、2025年3月に4oの画像生成、同年12月にgpt-image-1.5、2026年4月にgpt-image-2、同年9月にGPT-Image-2.5を順に出しており、DALL-Eの終了はこの世代交代の中で行われました。終了の理由そのものは、OpenAIの公式ページに記載なし(公式に記載なし)です。公式の廃止予定表の該当箇所と、現行モデルの一覧は次の節にまとめました。
2026年10月時点:OpenAIの現行の画像モデルと料金(公式で確認)
DALL·Eの終了後、OpenAIの画像生成はGPT Image系に移りました。次の表は、料金と提供終了日を2026年10月29日にOpenAIの公式の料金ページと廃止予定表で、公開日と位置づけを2026年10月14日に各モデルページで確認した内容です。「公開日」は各モデルページの既定スナップショットの日付で、公式に記載のない項目は「—」にしています。
| モデル名 | 公開日 | 画像出力(100万トークン) | 公式の位置づけ |
|---|---|---|---|
| gpt-image-2.5-flare | 2026-09-08 | 30ドル(Batch 15ドル) | 速く高品質な日常の画像生成 |
| gpt-image-2.5-sunburst | 2026-09-08 | 30ドル(Batch 15ドル) | 画像生成・編集で最も高性能。DALL·E 3のモデルページが推奨 |
| gpt-image-2 | 2026-04-21 | 30ドル(Batch 15ドル) | 廃止予定表がDALL·Eの置き換え先に挙げる |
| gpt-image-1.5 | 2025-12-16 | 32ドル(Batch 16ドル) | 「前の世代の画像生成モデル」。2026年12月1日に提供終了予定 |
| gpt-image-1 | — | 40ドル(Batch 20ドル) | 廃止予定表がDALL·Eの置き換え先に挙げていたが、自身も2026年10月23日に提供終了済み(2026年10月29日時点の料金ページに掲載なし) |
| gpt-image-1-mini | — | 8ドル(Batch 4ドル) | 廃止予定表がDALL·Eの置き換え先に挙げるが、自身も2026年12月1日に提供終了予定 |
トークン課金のため、1枚あたりの料金は画質とサイズで変わります。1枚あたりの料金表が公式のモデルページにあるのはgpt-image-1.5で、1024×1024なら低画質0.009ドル・中画質0.034ドル・高画質0.133ドルです(2.5や2は1枚あたりの表が公式に記載なし)。

実際に作ってみた例(gpt-image-2.5-flare)
DALL·Eの時代と同じように、英語の自然な文章で頼んだ例です。プロンプトは「A watercolor illustration of an astronaut cat reading a newspaper on the moon, soft pastel colors, white background」。画質は低(low)、1024×1024で1枚だけ生成しました。新聞の見出しの英字が崩れずに描かれています。

後継サービス:GPT Image(gpt-image-2/2.5)への移行
GPT Image 1.5
DALL-Eの後継の一つ(前の世代・API提供中)
GPT Image 1.5(gpt-image-1.5)は2025年12月公開の世代で、OpenAIのモデルページでは「前の世代の画像生成モデル」とされています。2026年10月時点の公式の案内は、廃止予定表がDALL-Eの置き換え先にgpt-image-2・gpt-image-1・gpt-image-1-miniを挙げ、DALL·E 3のモデルページがGPT-Image-2.5 Sunburstを推奨しています。ただし同じ廃止予定表で、gpt-image-1は2026年10月23日に提供終了となり(2026年10月29日時点ですでに終了)、gpt-image-1-miniとgpt-image-1.5は2026年12月1日に提供終了と告知されています。これから移行するなら、gpt-image-2.5(SunburstかFlare)を選ぶのが安全です。
DALL-E 3との比較表は、OpenAIの公式ページに記載なし
画像生成と画像編集(インペインティング対応)に使える
Batch・画像生成・画像編集のエンドポイントで利用できる
ChatGPTの現行の画像モデルは、公式ヘルプ上ではChatGPT Images(2.0・2.5)として案内されている
API利用者向け移行手順
DALL-E APIをシステムやアプリケーションに組み込んでいた開発者は、以下の手順でGPT Image系のモデルへの切り替えが必要です。
移行先のモデル名を決める前に、OpenAIの廃止予定表(Deprecations)を確認してください。DALL-Eの置き換え先として挙がっていたgpt-image-1・gpt-image-1-miniも、すでに提供終了の日付が決まっています。gpt-image-1は2026年10月23日(終了済み)、gpt-image-1-mini・gpt-image-1.5・chatgpt-image-latestは2026年12月1日です(2026年10月29日に廃止予定表で再確認)。
| モデル | 提供終了日 | 推奨の置き換え先 |
|---|---|---|
| gpt-image-1-mini/gpt-image-1.5/chatgpt-image-latest | 2026年12月1日 | gpt-image-2.5-sunburst または gpt-image-2.5-flare |
ChatGPTユーザー向けの状況
ChatGPTを通じてDALL-Eを利用していた一般ユーザーは、特別な移行作業は不要です。ChatGPTの画像生成は、公式ヘルプでは「ChatGPT Images」として案内されています。DALL·E GPTは2026年8月30日に廃止と公式ヘルプにあり、画像の作成・編集はChatGPT Imagesを使うよう案内されています。ChatGPT Images 2.5は2026年9月8日に発表されました(OpenAI公式)。プランごとの利用枠は、公式ヘルプで確認してください。
動画・画像生成AIの業務活用をご検討の方は、AI開発会社クリスタルメソッドの無料相談をご利用ください。
DALL-Eの使い方:提供当時の流れと、いま同じことをする方法
DALL-Eの使い方は、どの入り口でも「画像にしたい内容を文章(プロンプト)で書き、出てきた画像を見て文章を直す」という流れでした。提供終了後も、この考え方はChatGPT Imagesなどにそのまま引き継がれています。
提供当時の使い方(2つの入り口)
- ChatGPTの会話から使う:チャット欄に描いてほしい内容を日本語で書くと、DALL·E 3が画像を作る方式でした。
- APIから使う:開発者がプログラムから画像生成APIにプロンプトを送り、画像を受け取る方式でした(model: dall-e-3)。API版は2026年5月12日に終了しており、移行手順は前の節のとおりです。
いま、ChatGPTで画像を作る手順
OpenAI公式ヘルプ(ChatGPT の画像)には、会話の中で作りたい画像を説明するか、「その他」から「画像」を選んでプロンプトを入力する方法が案内されています。作った画像は「画像」に自動で保存され、あとから見直して再利用できます。無料ユーザーでも画像を作れますが、画像生成には別枠の上限があり、現在の枚数は公式ヘルプに固定の数字としては示されていません(2024年にDALL·E 3が無料ユーザーへ開放された当時は、リリースノートで1日2枚まででした)。上限に達したときの表示と、プランごとの枠は、実際の画面と公式ヘルプで確認してください。生成画像の一部を直したいときは、範囲を選ぶか、会話で直接変更内容を伝えます。DALL·E GPTは提供が終了しており、画像の作成・編集はChatGPT Imagesを使うよう案内されています。
Bing Image Creator(Microsoft)で無料で作る場合
Microsoft公式の紹介ページ(Bing Image Creator)では、説明を画像に変換する無料のAIツールとして案内されています。bing.com/create にアクセスするか、アドレスバーに「create image of…」に続けて作りたい内容を入力して使います。利用にはMicrosoftアカウントが必要です。2026年10月19日時点の同ページの画面には、画像生成モデルとして「MAI Image」系の表示があり、かつてのようにDALL-E 3を使うとは限りません。使えるモデルや無料枠は変わるため、実際の画面で確認してください。

プロンプトを書くときのコツ
被写体・場面・画風・色合い・構図の順に具体的に書きます。画像の中に文字を入れる場合は、入れたい文字を引用符で正確に指定し、仕上がりを必ず目で確認してください。無料で使えるか・商用で使えるかは、次の節で整理しています。
画風別の作例:プロンプト全文つき(DALL-Eの後継GPT Imageで生成)
DALL-E本体は提供を終了しているため、ここではDALL-Eの後継にあたるGPT Image(gpt-image-2.5、API名gpt-image-2.5-flare)で、同じ「文章から画像を作る」操作をした作例を載せます。いずれも2026年10月19日に生成し、各作例の下に使ったプロンプトの全文を載せています(そのままコピーして試せます)。人物は架空で、実在の人物・ロゴ・既存キャラクターは使っていません。
画風を変えるには、プロンプトの「写実写真」「水彩画」「アニメ調」「フラットなベクターイラスト」「3Dレンダー」といった語を差し替えます。画像の中に日本語の文字を入れたいときは、入れる文字を引用符で正確に書きます(上のポスターの例)。生成結果は毎回少しずつ変わるため、同じプロンプトでも同じ画像になるとは限りません。
DALL-E・GPT Image(gpt-image-2/2.5)の無料利用・商用利用について
🚫 DALL-E(旧版)
DALL-E 2・3はAPI・Webサービスともに提供終了済み。現在は一切利用不可です。無料トライアルも含め、すべてのアクセス経路が閉じられています。
✅ ChatGPTでの無料利用
ChatGPT Images 2.0は全プランで利用できると、OpenAIのリリースノート(2026年7月31日の項目)にあります。無料プランの生成枚数の上限は公式に記載なし(要確認)です。APIは従量課金で、無料枠は公式に記載なし。
💼 生成画像の商用利用
OpenAIの利用規約に従い、生成画像の商用利用は許可されています。ただし利用規約に反するコンテンツの生成・利用は禁止。最新規約の確認を推奨します。
商用利用・権利の帰属:OpenAIとMicrosoftの違い
DALL·Eの画像を作れた入り口は、OpenAIのサービス(ChatGPT・API)と、MicrosoftのBing Image Creator(Copilot)の2系統がありました。商用利用と権利の考え方は提供元ごとに規約が別なので、使った入り口の規約を見る必要があります(確認日:2026年10月29日)。
- OpenAI(ChatGPT・API):OpenAIの利用規約(Terms of Use)は、法律が認める範囲で、入力はユーザーが権利を保持し、出力はユーザーが所有する、という立て付けです。OpenAIが持つ出力への権利はユーザーに譲渡されます。公式ヘルプ「What is ChatGPT?」も、規約とコンテンツポリシーの範囲で、作成した出力はユーザーが所有し、無料・有料プランを問わない、と説明しています。ただし、他のユーザーに向けて生成された出力は含まれません。出力が著作物として保護されるかどうかは規約でなく各国の法律の問題で、規約は保証していません。
- Microsoft(Copilot・Image Creator):Microsoft Copilotの利用規約にはYour Content(プロンプトと応答)をMicrosoftは所有しない旨とあり、Copilotは「個人的な利用のみ」可能と書かれています。生成画像の商用利用の可否は、この規約には書かれていません。Image Creator単独の規約は、公式ページでは確認できませんでした(公式に記載なし/要確認)。
- 共通の注意:どちらの提供元でも、応答は自分専用とは限らず(同じ指示で似た画像が出うる)、公開する責任は利用者にあります。実在の人物・ロゴ・既存キャラクターに似せた画像は、規約とは別に権利侵害になりえます。納品物に使う前は、使った入り口の最新の規約を読み直してください。
主要な代替・競合画像生成AI比較(2026年10月時点)
DALL-Eの代替として検討できる現役サービスを以下にまとめます。GPT Image系以外にも、用途・予算・スタイルに合わせて選べる選択肢が豊富に存在します。表のバージョン名は2026年10月に各社の公式ページで確認しました。版は数か月で変わるため、導入前に公式ページで最新を確認してください。
| サービス名(提供元・現況) | 無料プラン | 商用利用 | 特徴・強み |
|---|---|---|---|
| GPT Image 2.5 (Flare/Sunburst) OpenAI 現役・推奨 |
ChatGPTは公式に枠の記載なし/APIは従量課金 | ✅ 規約範囲内でOK | DALL-E 3のモデルページが推奨する置き換え先(Sunburst)。Flareは「速く高品質な日常の画像生成」、Sunburstは「画像生成・編集で最も高性能」と公式に記載。 |
| Midjourney V8.2 Midjourney 現役 |
✕ 無料体験なし(スマホのniji・journeyアプリのみ限定の体験あり) | ✅ 有料プランでOK | アート・デザイン用途での圧倒的な品質。独自の美的センス。2026年7月公開のV8.2が標準で、文章の指示で画像を直せるEdit Modelを搭載(Midjourney公式)。 |
| Stable Diffusion 3.5 Stability AI 現役 |
◎ オープンソース | ✅ ライセンス確認要 | ローカル動作可能なオープンモデル。カスタマイズ性最高。3.5でフォトリアル精度が向上。 |
| Adobe Firefly Adobe 現役 |
△ 限定クレジット | ✅ 商用利用に特化設計 | ライセンス済みデータで学習。商用利用の安全性が高い。最新はFirefly Image Model 5で、Photoshop等Adobe製品と深く統合。 |
| Nano Banana 2(Gemini 3.1 Flash Image) Google DeepMind 現役 |
◎ Geminiアプリで利用可(利用枠は公式で確認) | ✅ 利用規約範囲内OK | GeminiアプリやGoogle AI Studio・Vertex AIで利用可。最大5人の人物の一貫性を保てて、512pxから4Kまで出力できる(Google公式)。 |
| Canva AI Canva 現役 |
◎ 無料枠あり | ✅ 有料プランでOK | デザインツールと一体化。UIが直感的でノンデザイナーでも使いやすい。SNS素材作成に最適。 |
DALL-E終了後の乗り換え先を選ぶ:判断ガイド
DALL-Eは単体サービスとしては提供を終了し、OpenAIの画像生成はGPT Image系に一本化されています(2026年10月時点の最新はGPT Image 2.5)。ただし「元DALL-Eユーザー全員がOpenAIの新しいモデルへ移ればよい」わけではありません。ここでは定義の説明ではなく、あなたの要件から移行先を選ぶための判断材料だけをまとめます。
OpenAIの後継(GPT Image系)がそのまま向く人(3つ)
- ChatGPTの会話の流れで画像を作りたい人:別のツールを新たに覚えず、テキストのやり取りの延長で画像を生成・修正したいケース。DALL-Eの使い勝手をほぼ引き継げます。
- 文章の指示を画像へ正確に反映させたい人:ロゴ内の文字、レイアウト、要素の指定など「指示忠実性」を重視する用途。凝った画風より“言った通りに出る”ことを優先する人向け。
- 既存のワークフローやAPIに組み込みたい人:OpenAI系のAPIやチャットUIをすでに使っており、画像生成もそこで完結させたい開発者・チーム。
GPT Image系では物足りず、別サービスを検討すべき人(3つ)
- 作品性・独自の画風を最優先する人:アート表現やテイストの作り込みを重視するなら、画風のコントロールに強いMidjourney系が候補。
- 生成枚数やコストを気にせず自由に回したい人:ローカル/オフラインで無制限に試行したい、モデルを自分で差し替えたい場合はStable Diffusion系が向きます。
- 商用の権利面を最重視する人:クライアント案件などで学習データ由来の権利リスクを極力避けたいなら、その点を訴求するAdobe Firefly系が選択肢になります。
選び方の軸(この4点で絞ると迷わない)
- 実行環境:クラウドで完結してよいか、ローカル/オフライン実行が必須か。オフライン要件があるならStable Diffusion系に寄せる。
- 出力の方向性:指示への忠実さ・文字描画を取るか、アート性・画風の作り込みを取るか。前者はGPT Image系(OpenAI)、後者はMidjourney系。
- 商用ライセンスの明確さ:個人利用か、第三者に納品する商用案件か。案件ベースほど権利面の説明が手厚いサービスを優先。
- 組み込み方法:チャットUIで手作業か、APIで自動化・システム連携か。自動化前提ならAPI提供の有無と料金体系を先に確認する。
「今の不満」から選ぶ乗り換え先(1行使い分け)
- もっとアートらしく・画風を効かせたい → Midjourney
- 枚数無制限・ローカルで自由に回したい → Stable Diffusion
- 商用利用の権利面を最も安心して使いたい → Adobe Firefly
- デザイン制作の中で画像生成まで完結させたい → デザインツール内蔵のAI(Canva等)
- ChatGPTの延長で手軽に・指示通りに出したい → ChatGPT Images(GPT Image系)
※各サービスの料金・無料枠・商用条件は改定されることがあります。導入前に必ず各社の最新の公式情報で確認してください。
用途別おすすめサービス選びガイド
ChatGPTで気軽に使いたい
特別な設定なしに、会話の流れで画像を生成したい一般ユーザーに最適。
高品質なアート・クリエイティブ制作
独自の美的センスと圧倒的なクオリティを求めるデザイナー・アーティスト向け。
安心して商用利用したい
著作権・ライセンスリスクを最小化して商用コンテンツ制作に使いたい企業・個人事業主向け。
APIでシステムに組み込みたい
アプリ・サービスに画像生成機能を組み込みたい開発者向け。DALL-Eからの移行も含む。
ローカルで無制限に生成したい
GPUを持つ開発者・研究者がコストゼロ・プライバシー保護で大量生成したい場合。
デザイン作業と一体で使いたい
SNS投稿・プレゼン資料・バナー制作などデザインツールと連携して使いたい非デザイナー向け。
よくある質問(FAQ)
まとめ
この記事のポイントを整理
DALL-E 2・DALL-E 3は2026年5月12日をもってAPI終了。 現在は一切利用できません。「DALL-E 無料」「DALL-E 商用」を探している場合、DALL-Eの利用は不可能な状態です。
OpenAIの後継はGPT Image系(2026年10月時点の最新はGPT Image 2.5)。 ChatGPTでは画像生成がChatGPT Imagesに置き換わり、DALL·E GPTは2026年8月30日に廃止と公式ヘルプにあります。API利用者はmodelの切り替えが必要です。
動画・画像生成AIの業務活用をご検討の方へ
クリスタルメソッドは、動画・画像を生成するAIやAIアバターの開発と業務導入を支援しています。「広告・研修動画の制作を効率化したい」「自社サービスに画像・動画生成を組み込みたい」といったご相談を承っています。
- 無料相談・お問い合わせ:ご相談はこちら
Read next
あわせて読みたい
-
GPT Imageとは?最新モデルGPT Image 2.5・2の特徴・使い方・料金・無料枠を解説【2026年版】
GPT Imageとは?――OpenAIの画像生成モデルシリーズ(最新はGPT Image 2.5・2) GPT Imageは、OpenAIが提供する画像生成A...
-
Sora(OpenAI)とは?サービス終了の経緯・いつまで使えたか・データ書き出しと代替を解説【2026年版】
Soraとは、OpenAIが開発した、文章や画像から動画を作る動画生成AIです。ただし提供はすでに終了しており、ウェブ版・アプリ版は2026年4月26日、API...
-
Soraの代替|提供終了後に使えるAI動画生成サービス徹底比較【2026年版】
後継サービスの選び方——「向く人・向かない人」と使い分け早見 代替を探すときは「どれが良いか」より先に「自分の用途では逆に不向きなツールはどれか」を切ると迷いが...
