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模擬面接とは?やり方・流れ・よく聞かれる質問と受けられる場所を解説
文:クリスタルメソッド編集部 監修:河合 継(代表取締役)

模擬面接とは?
模擬面接とは、本番の面接と同じ流れを再現して行う練習のことです。入室・着席・質疑応答・退室まで、実際の面接に近い状況を作り、言葉づかいや話し方、態度を事前に確認します。
「面接練習」が質問への答えを考えることを指すのに対して、模擬面接は流れ全体を通して繰り返す点が違います。第三者に見てもらうことで、自分では気づきにくい癖や間の取り方を客観的に確認できます。
第三者ではなくAIに流れ全体を見てもらうときは、AI面接練習サービス比較11選で解説しています。
関連記事面接練習アプリはどう選ぶ?
模擬面接を受ける目的と効果
模擬面接には次の4つのねらいがあります。
- 話す練習をする:頭の中で考えていることを声に出す訓練。文字で準備した答えは、実際に口にすると別物になることがよくあります。
- 自分の癖に気づく:「えー」「あのー」が多い、声が小さい、視線が泳ぐ、といった癖は自分では見えません。録画や第三者のフィードバックで初めて気づきます。
- 緊張に慣れる:本番に近い状況を繰り返すことで、緊張の中でも話せる感覚を体に覚えさせます。
- 第三者の評価をもらう:自己評価だけでは盲点が残ります。キャリアセンターやエージェントのような専門家の視点は、独自の気づきをもたらします。
次に読む:一人で面接練習する方法は?
模擬面接を受けられる場所
どこで受けるかによって、相手・費用・向いている人が変わります。以下の表で比較してください。
| 場所(相手) | 向いている人 | 申込み方法 |
|---|---|---|
| 大学のキャリアセンター (キャリアアドバイザー(職員)) |
在学生全般。業界・企業研究も一緒に相談したい人 | 予約制が多い。大学のポータルまたは窓口で確認 |
| ハローワーク (就職支援員・職業相談員) |
求職者。ハローワーク経由で仕事を探している人 | 実施の有無は各ハローワークで異なるため、窓口に直接確認 |
| 転職・就職エージェント (キャリアアドバイザー(エージェント)) |
転職者・既卒者。志望企業が決まっている人 | エージェントに登録後、面接対策の申込みを依頼 |
| 友人・家族 (知人) |
まず話す練習をしたい人。緊張せず始めたい人 | 自分で依頼する |
| オンライン・AI (AIまたはオンライン面接官) |
時間を選ばず一人で繰り返したい人 | 各サービスのウェブサイトで登録・開始 |
費用は、大学・ハローワーク・エージェントの模擬面接は無料のものが多く、オンライン・AIはサービスによって異なります(無料のものもあります)。利用前にそれぞれの案内で確認してください。
ハローワークの模擬面接について詳しくは、ハローワークの模擬面接の記事も参考にしてください。
模擬面接の流れ
模擬面接は「準備→当日→振り返り」の3ステップで行います。
ステップ1:準備
- よく聞かれる質問への回答を声に出して練習しておく(黙読だけでは不十分です)
- 服装・持ち物を本番と同じにする(スーツ・かばん・時計など)
- 入室から退室までの流れをひと通り確認する
- 録画する場合はカメラのセットと角度を確認する
ステップ2:当日(入室から退室まで)
- ドアをノックして入室
- 「失礼します」と言いながらドアを閉め、面接官の前まで進む
- 「よろしくお願いします」と挨拶してから着席を促されるまで待つ
- 質疑応答(結論を先に述べ、理由・具体例・まとめの順で話す)
- 「ありがとうございました」と礼を述べて退室
本番と同じ流れをできるだけ忠実に再現することで、当日のイメージがつかみやすくなります。
ステップ3:振り返り
終了直後に振り返ることが大切です。録画や第三者のフィードバックをもとに、次のチェック表を使って確認します(詳しくは後述)。
面接練習のやり方についてさらに詳しくは、面接練習のやり方の記事をご覧ください。
模擬面接でよく聞かれる質問
新卒と転職では、面接官が知りたいポイントが変わります。それぞれの代表的な質問と答え方のコツをまとめました。
新卒向けのよく聞かれる質問
| 質問例 | 答え方のポイント |
|---|---|
| 自己紹介をしてください | 名前・大学・専攻・力を入れたことを1分以内にまとめる |
| 学生時代に力を入れたことは?(ガクチカ) | 状況→行動→結果の順で話し、自分が何を考えて動いたかを具体的に |
| 自己PRをしてください | 強みを一言で言い切り、エピソードで裏づけ、入社後どう活かすかで締める |
| 志望動機を教えてください | 「なぜこの業界か」→「なぜこの企業か」→「入社後にやりたいこと」の3段構成 |
| 5年後のキャリアイメージは? | 企業の成長と自分の成長を結びつけて話す |
新卒の面接対策をもっと詳しく知りたい方は、新卒の面接対策の記事も参照してください。
転職向けのよく聞かれる質問
| 質問例 | 答え方のポイント |
|---|---|
| これまでの職務経歴を教えてください | 時系列より「成果と役割」を先に述べ、関連性の高い経験を中心に話す |
| 転職理由を教えてください | ネガティブな理由をそのまま言わず、「次に実現したいこと」に言い換える |
| 前職での一番の実績は? | 背景→自分の行動→結果(できれば定量)の順で話す |
| なぜ当社を選んだのですか? | 企業研究に基づき、自分の強みと事業の方向性が一致することを示す |
| 短所・苦手なことは? | 実在する弱みを正直に述べ、どう克服しているかを添える |
転職の面接対策については、転職の面接対策の記事で詳しく解説しています。
質問の準備をさらに深めたい方は、面接質問集も合わせてご覧ください。
模擬面接の振り返りで見るポイント
終了後すぐに録画や第三者のコメントをもとに確認します。次のチェック表をそのままコピーして使ってください。
| チェック項目 | 確認の観点 | よかった/要改善 |
|---|---|---|
| 結論から話せたか | 最初の一文で答えが伝わったか | |
| 具体例が入っていたか | エピソード・数字・場面など裏づけがあったか | |
| 1回の回答が長すぎなかったか | 1回の回答の目安は1〜2分。それ以上は削る | |
| 声の大きさ・速さは適切か | 聞き取りやすかったか。早口・小声になっていないか | |
| 表情・視線はどうだったか | 目が泳いでいないか。硬い表情になっていないか | |
| 入退室の動作に問題がなかったか | ノック・挨拶・着席のタイミングは自然だったか | |
| 口癖・フィラーはなかったか | 「えー」「あのー」「なんか」の頻度 |
振り返りで出た課題は1〜2項目に絞り、次の模擬面接で改善することに集中します。全部一度に直そうとすると、どれも中途半端になります。
一人で模擬面接をする方法
相手が見つからないときや、もっと回数を重ねたいときは、一人でできる方法が役立ちます。
スマートフォンで録画する
- スマートフォンを目の高さに固定する(目線の高さが大切です)
- カメラに向かって本番と同じ流れで話す(入室の動作から始める)
- 再生して上のチェック表で確認する
鏡では見えない「横からの姿勢」や「声のトーン」を録画で確認できます。最初は聞き返すのが苦痛に感じることもありますが、それ自体が改善のきっかけになります。
AIの模擬面接を使う
時間を問わず繰り返し練習できるのがAIの強みです。クリスタルメソッドのAI面接ロープレは無料で利用でき、志望企業を入力するとその企業に合わせた質問をAIが作ります。話し方・回答内容・表情についてその場でフィードバックを受け取れます。
AIの模擬面接サービスの詳しい比較は、AI面接練習サービス比較の記事をご覧ください。
模擬面接の練習例|面接官のタイプ別
以下は練習用に作成した例です。実在の企業や人物のエピソードではありません。面接官役が次のような問い方をしたときに、どう答えるかを練習します。
練習例:新卒・総合職の一次面接
お題:大手メーカーの総合職の一次面接。面接官役1名、受験者役1名。時間は20分。
パターン①:答えを深掘りしてくる面接官
- 面接官役:「学生時代に力を入れたこと、もう少し詳しく教えてもらえますか?なぜその行動を取ったのか、理由を聞かせてください。」
- つまずきやすい応答:「はい、えーと……チームをまとめることが大事だと思ったので……」(抽象的で終わる)
- 望ましい切り返し:「メンバーが3人バラバラの方向に動いていたので、週1回15分の確認MTGを自分から提案しました。その結果、進捗の齟齬が減りました。」(具体的な行動と結果)
観察ポイント
- 結論→行動→結果の順で話せているか
- 「なぜそうしたか」という動機を説明できているか
- 深掘りされたときに慌てず答えられるか
パターン②:沈黙で間を取る面接官
- 面接官役:(うなずくだけで次の質問を出さない。3〜5秒沈黙)
- つまずきやすい応答:沈黙に耐えられず話を続け、言わなくていいことを追加してしまう
- 望ましい切り返し:「以上です。何か補足が必要でしたらお聞かせください。」(話し終えたことを明示して待つ)
観察ポイント
- 沈黙に耐えられるか
- 焦って回答を撤回・変更していないか
- 落ち着いた表情を保てているか(録画で確認)
よくある質問
- 模擬面接は何回受けるのがよいですか?
- 回数に決まりはありませんが、1回のフィードバックを次の練習で試すことが大切です。改善を繰り返すことが目的なので、本番の前に複数回、時間をあけて受けておくと、前回の指摘を直せたかを確かめられます。
- 友人に頼むのと、キャリアセンターに頼むのとでは何が違いますか?
- 友人や家族は気軽に練習できる半面、採用の視点でのフィードバックは得にくい面があります。キャリアセンターやエージェントは業界・職種の傾向を踏まえた指摘を受けやすいため、目的に応じて使い分けるのが現実的です。
- オンラインとAIの模擬面接に違いはありますか?
- オンラインは人が相手のため対面に近い雰囲気を作りやすく、AIは好きなタイミングで繰り返せる点が強みです。最初にAIで基礎練習をしてから、仕上げに人との模擬面接を受けるという順序が取り組みやすい方法の一つです。
- 振り返りで何を優先的に直せばよいですか?
- 「結論から話せているか」と「具体例があるか」の2点を最初に確認してください。この2点が整うと、他の項目(声・表情)も自然と改善されやすくなります。
面接対策の全体像については、面接対策の記事で詳しく解説しています。
まとめ
- 模擬面接は、本番と同じ流れを再現して行う面接の練習です。
- 受けられる場所は「大学・ハローワーク・エージェント・友人家族・オンライン/AI」の5種類があり、目的に応じて使い分けられます。
- 流れは「準備→当日(入室〜退室)→振り返り」の3ステップ。振り返りにはチェック表を使うと具体的な改善につながります。
- 一人でもスマートフォンの録画やAIの模擬面接を使えば繰り返し練習できます。
- よく聞かれる質問は新卒・転職で異なります。事前に答えを準備し、必ず声に出して練習してください。
AI面接ロープレ(DeepAI)について
クリスタルメソッドが開発するAI面接ロープレは、バーチャルヒューマン技術を活用した面接練習ツールです。志望企業を入力するとその企業に合わせた質問が生成され、回答後に話し方・内容・表情についてフィードバックを受け取れます。模擬面接の相手が見つからないときの一人練習に使えます。
※AI面接ロープレはこの記事を掲載しているクリスタルメソッドのサービスです。
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面接の練習を、AI面接ロープレで
「本番でうまく話せるか不安」「一人では練習しにくい」という方向けに、クリスタルメソッドは無料のAI面接ロープレを提供しています。志望企業に合わせた質問をAIの面接官が出し、答えに合わせて深掘りします。話し方や表情へのフィードバックも受けられ、何度でも練習できます。
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