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面接練習アプリ比較11選|AIで無料練習・評価型の選び方【2026】

スマホですき間時間に面接練習をするなら、App StoreかGoogle Playで入れるアプリが手軽です。

  • 電車の中など声を出せない場所:SpeakViz(キーボード入力モードがある)
  • 休み時間に1問だけ:AI面接官(1問1答モードは1分から)、steach(公式の説明は「5分で面接力UP」)
  • 表情や話し方を点数で見たい:カチメン、steach
  • 人にも見てもらいたい:就活面接練習(プロ×AI)、Matcher、ビズリーチ・キャンパス
  • アプリを入れずに使いたい:ブラウザで使えるサービスの比較はAI面接練習サービスの比較へ

この記事では、スマホのアプリを中心に11個(AIが相手のアプリ7、人が相手のアプリ2、AIの採点を使わない録画・質問管理アプリ2)を、対応端末(iPhone/Android)・アプリ内課金・カメラとマイクの使い方・通知や記録のしかたで比べます。他社の内容は、各公式サイトとApp Store・Google Playの掲載ページで確認し、書かれていることだけをまとめました(確認日は各所に書いています)。記載が見つからなかった項目は「記載なし」「確認できず」と書いています。

悩みごとの選び方は「悩み別|どの面接練習アプリを選ぶか」にまとめました。

AI面接練習アプリ比較2026年版――選び方と限界まで徹底解説のイメージ

目次

面接練習アプリとは|AIが面接官役になり、一人で何度でも練習できる

面接練習アプリとは、スマートフォンの画面と音声、カメラを使って、一人で面接の受け答えを練習するアプリの総称です。大きく、AIが面接官役になり回答を採点する「AI評価型」と、社会人の先輩やOB・OGに見てもらう「人的サポート型」、採点はなく録画や録音と質問の管理で練習する「記録型」に分かれます。従来の模擬面接はキャリアセンターの担当者や友人に頼むしかなく、回数も時間も限られていました。スマホのアプリなら、夜でも、移動中でも、面接の直前でも、予約なしで始められます。

AI面接の評価基準・評価項目・質問例はAI面接の評価基準と対策で解説しています。

採用側でもAI活用は急速に広がっています。内閣府の資料「AI法に基づく調査研究等について」でも、「雇用(採用・人事評価等)におけるAI活用」が調査の対象として挙げられています(内閣府 資料2-4「AI法に基づく調査研究等について」)。求職者が「AI面接を受ける側」として対策する必要性は、もはや一部の大企業志望者だけの話ではありません。

一方、J-STAGEに掲載された研究「就活・キャリアプランニングにおける生成AIとの付き合い方」は、生成AIを就活に活用する学生が増加している現状を示しつつ、AI任せの対策が自己分析の深化を妨げるリスクも指摘しています(jstage.jst.go.jp)。ツールを正しく選び、主体的に使うことが前提となります。

STEP 1求職者が回答を入力STEP 2AIが音声・表情を解析STEP 3採点・フィードバック生成STEP 4改善点を確認し次の練習へ↩ 繰り返し練習によるスパイラルアップ
図1:AI面接練習ツールの基本的な動作フロー(回答→解析→フィードバック→再練習の4ステップ)

練習の回数を増やすために一人で続けるときは、録画して見る・直すやり方で説明しています。

関連記事AI面接の評価基準は?

面接練習アプリ比較11選|対応端末・フィードバック・料金の一覧

スマホで練習できるアプリ11個を、同じ項目で並べました。1〜7はAIが相手をするアプリ、8〜9は社会人や先輩に見てもらうアプリ、10〜11はAIの採点がなく録画・録音と質問の管理で練習するアプリです。対応端末とアプリ内課金は、2026年10月27日にApp StoreとGoogle Playの掲載ページを確認しました(料金と機能は、公式サイトを2026年10月10日・13日に確認した内容に、ストアの表示を重ねています)。

面接練習アプリ11個の分け方AIが相手(7)一人で何度も練習したい・カチメン・steach・AI面接官・SpeakViz・就活面接練習※・就トレ・ChatGPT人が相手(2)人の受け止め方を知りたい・Matcher・ビズリーチ・キャンパスAIなしの記録型(2)録画・録音で振り返る・面接対策(yuth)・Job Interview※AIの採点に加えて、専門アドバイザーとの練習もできる

端末とアプリ内課金の一覧

アプリiPhoneAndroid料金・アプリ内課金
カチメンあり(iPhoneのみ対応)あり(Google Play)無料+アプリ内課金。プレミアムは1ヶ月600円〜、初回1週間無料
steachありありアプリは無料。有料プランの記載なし
AI面接官あり(iPad可)ありアプリ内課金あり。公式サイトは単発280円/回、週420円・月860円
SpeakVizあり(iPad可)Google Playの検索では見つからず無料で全機能を使える。サブスクは週150円・月600円・年3500円(広告非表示・ポイント付与)
就活面接練習(プロ×AI)あり(iPad可)あり無料(ストアの表示)
就トレ(ワンキャリア)あり(ワンキャリアのアプリ内)確認できず無料
ChatGPTあり(iPad可)あり無料+アプリ内課金。無料プランは利用に制限
Matcherあり確認できず登録は無料
ビズリーチ・キャンパスあり確認できずアプリは無料。公式トップに料金の記載なし
面接対策(yuth inc.)あり(iPhoneのみ対応)確認できず無料
面接練習 – Job Interview –あり(iPhoneのみ対応)確認できず無料+アプリ内課金

「確認できず」は、公式サイトにGoogle Playへのリンクがなく、ストア内の検索でも提供元の一致するアプリを見つけられなかったという意味で、Android版がないとは限りません。解約が必要な有料プランは、アプリ内ではなくApp StoreまたはGoogle Playのサブスクリプション設定から行います(カチメンの公式サイトのよくある質問に記載)。AI面接官は、App Storeの更新履歴に「ポイント制へ移行した」とあるため、購入の前にストアの表示で最新の課金方法を確かめてください。

1. カチメン|表情の印象を数値で確かめられる

カチメンは、仮想面接官との模擬面接と、自分で作った台本を見ながらの練習ができるアプリです。模擬面接中の表情と音声から、面接官が受ける印象を表情認識AIが分析し、結果を数値で表示します。公式サイトでは使い方を「模擬面接をする→表情をAIが分析→分析結果と専門家のアドバイスを確認→改善練習」の4ステップで案内しています。新卒モードと転職モードを選べ、企業に送る前の選考用動画をアップロードして分析することもできます。公式サイトにApp StoreとGoogle Playへのリンクがあり、アプリは無料でダウンロードできます。公式サイトのよくある質問によると、ダウンロードと基本機能は無料で、模擬面接の採点の詳細や自己紹介以外の質問、事前に撮った動画の分析、音声の「話す練習」はプレミアムプラン(有料)の機能です。料金はApp Storeでの課金で1ヶ月600円・3ヶ月1,500円・6ヶ月3,000円・12ヶ月6,000円、初めて使う場合は1週間の無料トライアルがあります。分析できる動画は3分以内で、解約はアプリ内ではなく、App StoreまたはGoogle Playのサブスクリプション設定から行います(カチメン よくある質問)。

スマホでの使いどころ:App Storeの説明は、「練習したいときに予約不要で面接練習がしたい」人に向けたアプリと案内しています。カメラで自分の表情を撮るため、人目のない場所で、画面を見ながら練習する使い方になります。iPhoneのみ対応で、アプリのサイズは92.8MBです。

こんな人に:表情が硬くなりやすく、相手にどう見えているかを確かめたい人(新卒・転職)

カチメンの練習の流れ(公式サイトの案内)1模擬面接をする仮想面接官の質問に答える2表情をAIが分析表情と音声から印象を数値に3結果と専門家のアドバイスを確認採点の詳細はプレミアム(有料)4改善練習台本を見ながら繰り返す
カチメンの練習の流れ。公式サイトの4ステップの案内にもとづく(2026年10月27日確認)

2. steach(スティーチ)|話し方と口癖を点数で把握できる

steachは、アプリで面接の様子を撮影すると、AIが点数をつけるアプリです。声・表情・第一印象・口癖・話の構成が評価の対象で、良い点と悪い点を人事の目線でフィードバックします。面接の内容は自動で文字に起こされます。公式サイトにApp StoreとGoogle Playへのリンクがあり、アプリは無料でダウンロードできます。有料プランの記載はありません。

スマホでの使いどころ:公式の説明は「5分で面接力UP」です。App Storeの説明では、特徴を次の3つにまとめています。①自撮りで面接練習ができ、表情や声の早さ・大きさをチェックできる(よくある質問のほか、オリジナルの設問も設定できる)。②AI診断で、良い点(Good)と改善点(More)がプロの目線で返る。③話した内容が自動で文字に起こされ、AIが「伝わりやすさ」を解析する。更新履歴によると、利用者の平均値と面接の合格ラインを表示する機能(2024年8月)、練習課題ごとの金・銀・銅のバッジ、解析結果の削除機能もあります。アカウントの登録が必要で、iPhoneのみ対応です。評価項目の数や段階(何点満点か)は、公式の説明に記載がありません。Google Playの掲載では、写真・動画・音声の扱いについて、サードパーティと共有することがあると申告されています(下の表を参照)。

こんな人に:短い時間で、自分の話し方の現状を知りたい人

steachの練習モード(公式サイトの案内)1写真で印象チェック表情や第一印象を確かめる2音声のみで気軽に回答声の早さ・口癖を確かめる3動画で面接練習面接官モードで本番に近い形で練習結果はチャートと文字起こしで見返す
steachの3つの練習モード。公式サイトの案内にもとづく(2026年11月1日確認)。評価項目の数と段階は公式に記載なし

3. AI面接官|書類づくりから面接練習までを1つのアプリで

AI面接官は、エントリーシート・履歴書・職務経歴書の作成支援と、提出書類の内容に沿った面接の練習、不採用理由の分析ができるアプリです。iOSとAndroidに対応したスマートフォン専用のアプリで、公式サイトのよくある質問に、パソコンでは使えないと書かれています。料金は単発チケットが1回280円、プレミアムが週420円・月860円(いずれも税込)です。

スマホでの使いどころ:App Storeの更新履歴によると、「志望動機だけ」「自己PRだけ」といった特定の質問を1分から練習できる「1問1答モード」があります。面接質問を自作する機能や、面接官の話す速さを変える機能も追加されています。App Storeではこれまで提供元の一致するアプリが見つからないとしていましたが、公式サイトのリンク先(iPhone・iPad、評価の件数は不足と表示)を確認できたため、今回載せています。

こんな人に:面接の直前に、1〜2週間だけ集中して練習したい人。書類と面接の準備をまとめて進めたい人

4. SpeakViz|就活以外の面接にも対応

SpeakVizは、AI面接官と音声で模擬面接ができるアプリです。業界・職種・企業名・選考の段階(一次・二次・最終など)を設定でき、最大10ラウンドの深掘り質問が続きます。300問以上の質問集から選ぶ一問一答の練習や、AIと対話しながら志望動機や自己PRを作る「AI回答作成支援」もあります。フィードバックは、論理性・具体性・熱意・表現力の評価と、話す速度・時間・声の大きさ・文字数の表示です。新卒・転職(それぞれ民間と公務員)、インターンシップ、受験、英語面接、アルバイト、昇進・昇格など10種類の面接に対応しています。App Storeには、無料で登録不要と書かれています(アプリ内課金あり)。

スマホでの使いどころ:App Storeの説明には、忙しい人がすき間時間で面接力を上げられるとあります。更新履歴によると、2026年9月6日に模擬面接へ「キーボード入力モード」が追加され、電車やバスなど声を出せない環境でも面接のシミュレーションができるようになりました。面接予定のカレンダーと、志望先ごとの画面もあります。料金は、App Storeの説明によると、無料で全ての機能を使えますが、サブスクリプションに登録すると、広告が非表示になり、毎月(または毎週)ポイントがもらえます。プランはLight(週額150円)・Basic(月額600円)・Premium(年額3500円)で、期間の終了までに解約しないと自動更新されます。

こんな人に:公務員試験・入試・英語面接・昇進面接など、就活以外の面接を練習したい人

5. 就活面接練習(プロ×AI)|AIの採点とプロの指導を両方受けられる

就活面接練習|プロ×AIの選考対策は、就活生向けのアプリです。録画した面接をAIがその場で自動採点し、内容だけでなく音声や表情も分析します。元採用担当や元面接官などの専門アドバイザーによるオンラインでの模擬面接も受けられ、録画して後から振り返れます。App Storeでの表示は無料で、iPhoneとiPadに対応しています。

スマホでの使いどころ:App Storeの更新履歴に「通知機能を追加」とあります(通知の中身の説明はありません)。iPhone・iPadのほか、Google Playにも掲載があります。

こんな人に:AIの採点だけでなく、人からの助言も受けたい就活生

6. 就トレ(ワンキャリア)|就活アプリの中で、一人で繰り返し練習できる

就トレは、就活情報アプリ「ワンキャリア」のアプリ限定の機能です。一人で繰り返し練習できます。初級・中級・上級に分かれた設問に答えると、良かった点と改善点、「伝わりやすさ」「聞き取りやすさ」のスコアが返ります。無料で使えます。App Storeの説明(2026年10月27日確認)では、AIが15万件以上のデータを使って面接の強みと改善点を返し、話す間やスピードも評価するとされています。質問は選考のステップ(エントリーシート後の一次・二次など)に応じて用意され、アプリ限定の機能です。

スマホでの使いどころ:就活の情報を調べるアプリの中に練習機能があるため、企業研究のついでに1問ずつ試せます。専用の練習アプリではなく、ワンキャリアのアプリの機能の一つです。

こんな人に:ワンキャリアで企業研究をしながら、同じアプリで面接の練習もしたい就活生

7. ChatGPT|アプリで面接官役を頼み、声や文字で練習する

ChatGPTのアプリは、面接練習専用ではありませんが、面接官役を頼めば質問と講評をもらえます。App Storeの説明には、「高度な音声モード」で音声アイコンをタップすると移動中でもリアルタイムで会話できると書かれています。iPhoneとiPad、Androidのアプリがあり、無料で始められますがアプリ内課金もあります。指示文の見本と注意点は、ChatGPTなどの生成AIで面接の練習をする方法にまとめました。

こんな人に:表情や点数は要らず、受け答えの中身を文字や声で見直したい人

8. Matcher|大学に関係なく社会人に見てもらえる

Matcherは、社会人に就活の相談ができるOB訪問サービスです。所属大学や学年に関係なく利用できます。相談の内容として面接対策やES添削が挙げられており、「模擬面接をします」というプランもあります。評価はAIではなく、社会人本人からの助言です。登録は無料です。

スマホでの使いどころ:人が相手なので、日程を合わせる必要があります。1回で終わるすき間時間の練習というより、AIで固めた回答を人に見てもらう仕上げの場です。App StoreではiPhone向けで、Android版は確認できていません。

こんな人に:練習の相手がいないが、人に面接を見てもらいたい人

9. ビズリーチ・キャンパス|同じ大学の先輩に話を聞ける

ビズリーチ・キャンパスは、大学別のOB/OG訪問ネットワークです。国内123大学と海外大学の学生が対象で、オンラインでの訪問に対応しています。評価はAIではなく、OB/OGや内定者からの助言です。公式トップページに料金の記載はありません。

スマホでの使いどころ:こちらも人が相手で、日程調整が前提です。App Storeでは、学生向けのアプリ(ビズリーチ・キャンパス for Student)がiPhone向けに公開されています。

こんな人に:対象の大学に在籍し、志望企業に入った先輩の話を聞きたい人

10. 面接対策(yuth inc.)|質問の管理と動画・音声の記録

「面接対策」(yuth inc.)は、AIの採点はなく、質問の追加・編集と、回答の動画や音声の記録で練習するiPhone向けの無料アプリです。1つの質問につき最大10分まで記録でき、App Storeの説明には、記録には動画・音声を保存するための端末の容量が必要だと書かれています。複数の企業ごとにグループを作り、前の面接の内容を踏まえて次の対策を考える使い方ができます。

こんな人に:複数の企業を並行して受けていて、質問と回答を企業ごとに管理したい人

11. 面接練習 – Job Interview -|質問を読み上げ、回答を録音して聞き直す

「面接練習 – Job Interview -」は、面接官役の質問を音声で読み上げ、回答を録音して聞き直せる、iPhone向けの無料アプリ(アプリ内課金あり)です。App Storeの説明では、質問は合計200問以上で、「就活」「転職」「受験」「バイト」の場面から選べます。AIの採点はないため、質問に声で答える練習と、録音の聞き直しに向いています。

こんな人に:採点は要らず、声に出して答える回数を増やしたい人

カメラ・マイクの使い方と、ストアのプライバシー表示

録音や録画を扱うアプリは、データの扱いも見ておくと安心です。下の表は、2026年10月27日にApp Storeの「アプリのプライバシー」の表示を読んだ内容です。これは開発元の自己申告で、Appleが検証したものではありません。表示がないことは「録音・録画を扱わない」「端末の外に出さない」の証明にはならず、保存先や保存期間までは表示から分かりません。気になる場合は、各アプリのプライバシーポリシーを読んでください。

アプリ録音・録画の表示他社をまたぐ追跡に使うデータ練習の記録の残り方
カチメンあり(写真またはビデオ、オーディオ。ユーザに関連付けられない)表示なし練習中の様子を録画し、後で見返せる
steachあり(写真またはビデオ、オーディオ。ユーザに関連付けられる)表示なし面接の内容を自動で文字に起こす
AI面接官表示なし(メールアドレスと名前のみ)表示なし公式サイトは「復習ポイントを明確化」と説明
SpeakViz表示なしID話した内容を文字で振り返れる
就活面接練習(プロ×AI)表示なしID録画した面接を後から振り返れる
就トレ(ワンキャリアのアプリ全体)あり(写真またはビデオ)ID回答とフィードバックの履歴
ChatGPTあり(オーディオデータ。ユーザに関連付けられる)表示なし会話の履歴
Matcher表示なしID社会人とのやり取り
ビズリーチ・キャンパスあり(写真またはビデオ、オーディオ)表示なしOB・OGとのやり取り
面接対策(yuth inc.)表示なし(「その他のデータ」)位置情報、ID、使用状況データ、その他動画・音声を端末の容量に保存
面接練習 – Job Interview –表示なし使用状況データ回答を録音して聞き直せる

Google Playの「データセーフティ」では、カチメンは「第三者と共有されるデータはない」、steachは「写真と動画、音声をサードパーティと共有することがある」、AI面接官は「データは収集されない・第三者と共有されない」と申告されています(2026年10月27日確認)。同じアプリでも、AppleとGoogleの表示で書き方が違います。

AIの採点を使わないアプリと、企業の選考で使われるAI面接の違い

録画選考型のAI面接(HireVueなど)は、企業が選考の一部として応募者に受けさせる仕組みで、個人が申し込んで練習するアプリではありません。録画選考型は、カメラの前で回答を録画し、後からAIが採点する形式です。対話型は質問がその場で続く形式で、臨機応変な受け答えの練習に向いています。志望企業の選考がどちらの形式かが分かっていれば、それに近い形式のアプリを選ぶと練習がそのまま生きます。

App Storeの評価と、利用者の口コミの傾向

App Storeの評価も目安になります(2026年10月27日に確認。評価の件数が少ないものは、数人の評価で大きく動きます)。

アプリ評価評価の件数
steach(スティーチ)★4.5693件
SpeakViz★4.5468件
カチメン★3.946件
就活面接練習(プロ×AI)★4.8224件
ワンキャリア(就トレを含む就活アプリ)★4.722,324件
Matcher(マッチャー)★4.84,478件
ビズリーチ・キャンパス★4.812,785件
面接対策(yuth inc.)★4.6738件
面接練習 – Job Interview –★4.337件

AI面接官は評価の件数が足りず、ストアに評価が表示されていません。ChatGPTは面接専用ではないため載せていません。AIが相手のブラウザ型サービス(AI面接ロープレ、CaseMatch、REALMEなど)にはApp Storeの評価がありません。Ann株式会社の「面接練習アプリ」は、App Storeで提供元の一致するアプリを確認できなかったため、載せていません。

App Storeに公開されている最近のレビュー(2026年10月19日に確認)を読み、良い点と不満点の傾向をまとめました。レビューは個人の感想で、端末や時期によって当てはまらないこともあります。

アプリ良い点として多い声不満点として多い声
カチメン表情や声の大きさを数値で見られる。録画で振り返れる。受験の面接対策に使えたという声もある結果の詳細を見るにはプレミアムが必要。動画の分析が遅い・止まることがある
steach質問を読み上げてくれる。項目別の評価と文字起こしが使いやすい登録時の認証コード入力で止まるという声が複数。自作の質問は20文字までで短い
SpeakViz音声認識の精度が高く、話した内容を文字で振り返れる。タイマーで簡潔に話す練習になる。看護など分野に合わせられるフィードバックにコインが必要で、エラーでコインが減ったという声がある
就活面接練習(プロ×AI)一人ですきま時間に練習でき、改善点が具体的。プロとの練習の振り返りシートが詳しい直近50件のレビューに★3以下はなかった

無料のつもりで入れたら主要な機能が有料だった、という不満はどのアプリにも見られます。入れる前に、評価の詳細や回数が無料の範囲に入っているかを、公式サイトやストアの説明で確かめておくと安心です。

次に読む:AI面接練習サービスはどれがいい?

AI面接練習サービス比較6選|無料で試せるツールと選び方【2026年】

悩み別|どの面接練習アプリを選ぶか

スマホで練習するときは、「どこで」「どれくらいの時間で」「何を直したいか」で選ぶと決まりやすくなります。自分の状況に近い行から選んでください。

いまの状況から選ぶ電車・バスで声を出せない→ SpeakViz、ChatGPT(文字)休み時間に1問だけ→ AI面接官、steach表情が硬い・印象が気になる→ カチメン話し方や口癖を直したい→ steach、SpeakViz書類と面接をまとめて準備→ AI面接官公務員・入試・英語・昇進→ SpeakViz複数の企業を並行して受ける→ 面接対策(yuth)人にも見てもらいたい→ 就活面接練習、Matcher、ビズリーチ・キャンパス
いまの状況・悩み合うアプリ理由(ストアと公式の記載から)
電車・バスなど、声を出せない場所SpeakViz、ChatGPTSpeakVizは模擬面接のキーボード入力モードがある。ChatGPTは文字でも答えられる
休み時間に1問だけ練習したいAI面接官、steach、SpeakVizAI面接官は1問1答モードで1分から。steachは「5分」。SpeakVizは300問以上の質問集から一問一答もできる
表情が硬い、印象が気になるカチメン表情認識AIが、面接官が受ける印象を数値で示す
話し方や口癖を直したいsteach、SpeakVizsteachは声・口癖・話の構成を点数化し文字起こしもつく。SpeakVizは話す速度・声の大きさ・文字数を表示する
志望企業・選考段階に合わせた深掘りを受けたいSpeakViz、AI面接官SpeakVizは業界・職種・企業名・選考段階を設定し、最大10ラウンドの深掘り。AI面接官は提出書類の内容に沿って練習する
書類と面接をまとめて準備したいAI面接官ES・履歴書・職務経歴書の作成支援と、その内容に沿った面接練習が1つのアプリにある
公務員・入試・英語・昇進の面接SpeakViz10種類の面接に対応している
複数の企業を並行して受けている面接対策(yuth)企業ごとにグループを作り、前の面接の内容を記録して次に生かせる
採点は要らず、声に出す回数を増やしたい面接練習 – Job Interview –質問の読み上げと、回答の録音・聞き直しだけの作りで、質問は200問以上
AIだけでなく人にも見てもらいたい就活面接練習、Matcher、ビズリーチ・キャンパス専門アドバイザーや社会人、先輩から助言を受けられる
アプリを入れずに、ブラウザで使いたい→ AI面接練習サービスの比較ブラウザで使えるサービスだけを、登録の要否・無料の範囲などで比べている

AIのアプリは、いつでも一人で回数を重ねられます。社会人や先輩に見てもらうアプリは、日程を合わせる手間がある代わりに、実際に選考を通った人の視点を聞けます。どちらか一方ではなく、両方を使う前提で選ぶと失敗しにくくなります。

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面接練習アプリの選び方|4つの基準

スマホのアプリを選ぶときは、次の4つの基準で見ると整理しやすくなります。

基準1:自分のスマホで使えるか、無料の範囲と課金のしかたは何か

まず、iPhoneかAndroidか、アプリ内課金があるかを確かめます。上の一覧のとおり、SpeakVizのようにApp Storeだけのアプリもあります。「無料」と書かれていても、詳しい採点や回数が有料というアプリがあるため、無料の範囲で1回試し、どこまでのフィードバックが見られるかを確かめます。有料プランは月額・週額・都度払いなど課金のしかたが違い、解約はアプリ内ではなくストアのサブスクリプション設定から行うものがあります。

基準2:カメラとマイクで何を録り、どう残るか

表情や話し方を分析するアプリは、カメラとマイクの許可が必要です。上の表のように、ストアの「アプリのプライバシー」には、写真・ビデオ・オーディオを収集すると申告しているアプリと、していないアプリがあります。学校名や志望企業を話す練習になるため、気になる場合は、プライバシーポリシーで、録画や録音を端末に残すのか、サーバーに送るのかを確認してから使います。録音・録画が残るアプリは、端末の容量も使います。

基準3:分析項目が自分の課題と一致しているか

話すスピードや「えー」「あの」といったフィラー語が気になるなら音声の分析に強いアプリを、回答の論理構成が弱いと感じるなら内容の構造を評価するアプリを選びます。業種・職種に合った質問がそろっているかも見ておきます(総合商社志望と看護師の転職では、聞かれる質問が違います)。

AIが見ている3つの層|話す内容・声・表情

AIによる面接評価は、一般的に次の3つの層に分けて設計されます。比較表の「フィードバックの中身」を読むときの見方です。

  • テキスト層:発言内容そのものの構造・論理性・キーワードの妥当性を評価する層。
  • 音声層:話す速度・声の大きさ・フィラー語・抑揚を評価する層。話す速度や声の大きさを表示するSpeakViz、声や口癖を点数にするsteachが該当します。
  • 非言語層:表情・視線・姿勢など、画面越しでも伝わる情報を評価する層。表情認識AIで印象を数値にするカチメンが該当します。

「AIが分析している」という表示だけで判断せず、自分が改善したい層(話す内容か、話し方か、表情か)をそのアプリが実際にカバーしているかを確認します。一つの層しか評価しないアプリを複数組み合わせて使う選び方もあります。三層すべてを見るアプリは、カメラの準備や録画への抵抗感といったハードルも上がります。

基準4:すき間時間で回せるか、再練習しやすいか

1回の練習が何分かかるか、声を出せない場所で使えるか、同じ質問をすぐやり直せるかを見ます。電車の中ならSpeakVizのキーボード入力モードのように文字で答えられるもの、休み時間ならAI面接官の1問1答モードのように1問から始められるものが向いています。「どの層を、どの場面で鍛えるか」を決めておくと、練習が続きます。また「もっと具体的に話してください」のような抽象的なコメントだけでは改善につながりにくいため、どの回答が弱かったかを示してくれるか、通知やカレンダーで練習の予定を立てやすいか(就活面接練習の通知機能、SpeakVizの面接予定カレンダー)も目安になります。

ChatGPTなどの生成AIで面接の練習をする方法

ChatGPTやGeminiなどの生成AIのアプリは、面接練習専用のアプリを入れなくても、面接官役を頼めます。質問の中身を自分の志望先に合わせやすいのが利点で、専用アプリと組み合わせて使うと練習の幅が広がります。

生成AIで練習する手順1条件を伝える応募先の業種・職種、面接の段階21問ずつ質問してもらう回答を聞いてから次の質問へ3声か文字で答える音声モードなら本番に近い4改善点を聞いて答え直す同じ質問で2〜3回くり返す

最初に、次のような指示文を送ります(クリスタルメソッドが作成した見本です。[ ]の中を自分の条件に書き換えて使います)。

あなたは[IT企業の営業職]の[一次面接]の面接官です。面接の質問を1問ずつ出してください。私の回答を読んだら、内容に応じて1回だけ深掘りの質問をしてから次の質問に進んでください。5問終わったら、各回答について「良かった点」と「直すとよい点」を1つずつ、具体的に教えてください。

本番に近づけたい場合は、音声で会話する機能を使います。App StoreのChatGPTの掲載には、音声アイコンをタップして移動中でもリアルタイムで会話できると書かれています。ChatGPTでは、スマートフォンのアプリでもWeb版でも、入力欄の音声アイコンから音声での会話を始められます。使える方式や利用できる量は、プランや地域、アプリのバージョンによって異なり、無料プランには利用の制限があります(OpenAI ヘルプ「ChatGPT 音声モード」)。

使うときの注意は3つです。

  • 表情や視線は見てもらえない:生成AIが返すのは、話した内容への助言が中心です。表情や話し方の点数が欲しい場合は、カチメンやsteachなどの専用アプリと組み合わせます。
  • 実名や応募先の内部情報を入れない:指示文や回答に、氏名・連絡先や、面接で聞いた社外秘の内容を書かないようにします。App Storeのプライバシー表示では、ChatGPTはオーディオデータを収集すると申告されています(2026年10月27日確認)。
  • 助言をそのまま正解と思わない:生成AIの改善案は、きれいに整いすぎて自分の言葉でなくなることがあります。最後は録音を聞き直し、自分の経験として話せるかで判断します。

面接練習アプリのメリット

  • 相手がいなくても練習できる:友人や家族に頼まなくても、一人で始められます。
  • 時間と場所を選ばない:夜でも、移動中でも、面接の直前でも、スマホがあれば練習できます。1問から始められるアプリなら、休み時間の数分も使えます。
  • 自分の話し方を客観的に見られる:録画や点数、文字起こしで、頭の中の想定と実際の話し方の差が分かります。
  • 同じ質問を何度でもやり直せる:人が相手だと頼みにくい繰り返しの練習を、気兼ねなく続けられます。

面接練習アプリのデメリットと、人との練習で補う方法

アプリは便利な一方で、仕組みのうえで苦手なこともあります。使い始める前に知っておくと、足りない部分を別の方法で補えます。

限界1:企業文化・面接官個人の好みは読み取れない
AIのフィードバックはデータに基づくパターン認識であり、企業ごとの文化的文脈や面接官の個人的な好みまでは反映されません。たとえば「簡潔さ」を評価するAIが高スコアを与えた回答でも、じっくり話す姿勢を好む面接官の前では逆効果になることがあります。AIスコアの高さと実際の通過率は、必ずしも比例しません。

限界2:過度な依存が自己分析の深化を妨げる
J-STAGEの研究「就活・キャリアプランニングにおける生成AIとの付き合い方」は、AIが生成する回答の型に慣れすぎることで、自分自身の経験や価値観を掘り下げる機会が減る可能性を指摘しています(jstage.jst.go.jp)。アプリで話し方を磨くことと、自己理解を深めることは別の作業です。この点は、アプリを選ぶ際に意識しておくべき最も重要な注意点の一つといえます。

限界3:対面の緊張感・場の雰囲気を再現できない
ネットワーク環境やデバイスの制約から、実際の対面面接とは異なる緊張感・場の雰囲気が生まれにくいです。オンライン面接が普及したとはいえ、対面面接が残る企業も多く、身体的な緊張への慣れはアプリだけでは補いきれない部分があります。

これらを踏まえると、AIのアプリを「反復練習と客観データ取得」の場として活用し、「自己分析の深化」と「場の緊張への慣れ」は人間との対話や実際のOB・OG訪問で補う組み合わせが現実的です。AIと人間それぞれの強みを分けて考えることが、練習効果を最大化する鍵となります。

アプリ以外の練習方法と、場数の踏み方

アプリで固めた回答は、人の前で話してはじめて通じるかどうかが分かります。アプリ以外の方法を、手間の少ない順に並べます。

  • 家族や友人に1問だけ聞いてもらう:スマホの録音を渡し、「結論が最初に分かったか」だけを聞きます。評価の観点を1つに絞ると、相手も答えやすくなります。
  • 大学のキャリアセンターや就職支援の窓口で模擬面接を頼む:予約が必要な場合が多いので、アプリでの練習を数回済ませてから申し込むと、時間を回答の中身の相談に使えます。
  • OB・OG訪問サービスで社会人に見てもらう:Matcher、ビズリーチ・キャンパスのように、面接対策を相談の内容に挙げているサービスがあります(上の8・9)。
  • 実際の面接で場数を踏む:志望度が高い企業の前に、別の企業の選考で本番の緊張に慣れる方法があります。ただし、企業側の時間を使うことになるため、練習だけが目的の応募は避け、受ける理由を持てる企業に絞るのが前提です。

アプリは、いつでも何度でも回せる点が強みです。人との練習は回数を取りにくい代わりに、アプリが見ない「場の空気」を確かめられます。両方を少しずつ組み合わせるのが現実的です。

面接練習アプリの使い方|5つのステップ

ツールを選んだ後、どのように使うかによって練習の質は大きく変わります。次の5つのステップで進めます。

面接練習アプリの使い方 5ステップ1録音・録画して現状を知る採点より先に、自分の話し方を見る21問に絞って繰り返す同じ質問を3〜5回、改善点を反映する3点数だけに頼らない録音を聞き直し、伝わるかを確かめる4人にも見てもらう同じ質問で模擬面接を頼む5本番の形式に合わせる録画型は時間内に、対話型は即興で
使い方の全体像。1〜3はアプリで、4は人と、5は志望企業の形式に合わせて行う

ステップ1:まず録音・録画して現状を把握する
最初の練習は採点よりも「自分の話し方を客観視すること」が目的です。録音を聞き返すと、頭の中で想定していた話し方と実際の話し方のギャップに気づけます。この「ズレの発見」がその後の改善の基点になります。多くの求職者は自分の声を聞き返した経験自体が少なく、この段階だけでも大きな気づきが得られることが多いです。

ステップ2:1問を繰り返し練習する
「自己PR」「学生時代に力を入れたこと」など1問に絞り、AIのフィードバックをもとに同じ質問を3〜5回繰り返します。毎回別の質問に移ってしまうと、改善の積み上げができません。一つの質問に対する回答の完成度を段階的に高めることで、構造的に話す習慣が定着します。

ステップ3:AIスコアだけに依存しない
AIが高評価をつけても、録音を自分の耳で聞き直して「本当に伝わる話し方か」を自問する習慣をつけます。スコア最適化と本番での説得力は必ずしも一致しません。特に論理的な構成はAIが評価しやすい一方、聞き手に伝わる「間」や「熱量」の調整は自分の感覚も組み合わせて判断する必要があります。

ステップ4:人間のフィードバックを組み合わせる
AIで一定の水準に達したら、キャリアセンターや就活仲間に同じ質問で模擬面接を依頼します。「AIには高評価だったが人間には伝わらなかった」という逆転現象を検証する場として使うと効果的です。この検証を通じて、AIでは評価されにくい要素が自分の課題として明確になります。

ステップ5:本番形式に合わせた最終調整を行う
志望企業がHireVueのような録画型を使うなら、タイマーを設けて制限時間内に話し切る練習を追加します。対話型なら想定外の質問への即興対応を繰り返します。本番と近い環境を意識的に作ることで、練習の転用効率が上がります。

また、AI面接ならではの疑問として「カンペを使うとバレるか」という点は多くの求職者が気にするところです。録画型AIでは視線移動のパターンや回答の不自然な間が評価に影響することがあります。カンペに頼る練習よりも、自分の言葉で話せる状態に仕上げることを目標にしたほうが、本番での安定感と説得力につながります。

1日のすき間時間に当てはめる

上の5つのステップを、スマホで回すときの目安です(組み合わせ方はクリスタルメソッドが整理した一例で、アプリの公式の使い方ではありません)。

場面やること向くアプリ
電車・バスの中(声を出せない)想定質問を1つ選び、キーボードや文字で答えを書いて見直すSpeakViz(キーボード入力モード)、ChatGPT
休み時間(5分前後)同じ質問を1問だけ、声に出して答える。文字起こしや講評を見て1か所だけ直すAI面接官(1問1答)、steach
自宅で10分以上表情と話し方を録画して、自分の癖を数値と見返しで確かめるカチメン、steach、就活面接練習
週に1回同じ質問を人に見てもらい、AIでは出なかった指摘を集めるMatcher、ビズリーチ・キャンパス、就活面接練習のアドバイザー
すき間時間の使い分け電車・バスの中(声を出せない)→ 文字で答えを書いて見直す休み時間(5分前後)→ 1問だけ声に出して答える自宅で10分以上→ 録画して表情と話し方を見る週に1回→ 人に見てもらい、AIにない指摘を集める

最初の1週間に練習する頻出質問

どのアプリでも、まずは次の5問から始めると、すき間時間でも回しやすくなります(クリスタルメソッドが整理した一例です)。1問につき1分以内で答え、同じ質問を2〜3回繰り返します。

  1. 自己紹介をお願いします(1分で)。
  2. 志望動機を教えてください。
  3. 学生時代(これまでの仕事)で力を入れたことは何ですか。
  4. あなたの強みと弱みを教えてください。
  5. 最後に、何か質問はありますか。

質問の数を増やしたいときは、アプリの質問集を使います(SpeakVizは300問以上、「面接練習 – Job Interview -」は200問以上と、それぞれのストアに書かれています)。より多くの質問と答え方は面接質問集にあります。

アプリでの練習で避けたいNG例

  • 答えを丸暗記する:覚えた文章を読み上げるだけでは、本番の深掘りで詰まります。要点だけを覚え、毎回言い回しを変えて話します。
  • 緊張感のない場所でだらだら続ける:横になったまま、画面を見ずに話すと、本番との差が大きくなります。座って、カメラや画面の方を向いて話します。
  • 練習だけで終わらせる:アプリで固めた回答は、人の前や本番で一度は使ってみて、通じるかを確かめます。
  • 振り返らない:点数を見るだけでなく、直す点を1つ決めて次の練習に持ち込みます。
  • 自己分析を後回しにする:自分の経験や強みが整理できていないと、AIの講評を受けても答えの中身が変わりません。先に経験を書き出しておきます。

人と練習するときの注意点

MatcherやビズリーチなどのOB・OG訪問のアプリで人に見てもらうときは、次の3点を決めておくと時間を有効に使えます。

  • 目的を伝える:「志望動機の答え方を見てほしい」など、見てほしい点を最初に伝えます。
  • 本番のつもりで臨む:AIでの練習と違い、相手の時間をいただいています。服装や言葉遣いも本番に合わせます。
  • お礼を伝える:終わったあとに、助言へのお礼と、直した点を一言添えると関係が続きます。

アプリを入れずにブラウザで使うなら

ストレージの空きがない、会員登録やアプリのインストールをしたくない、という場合は、ブラウザで使えるAI面接練習サービスがあります。スマホのブラウザでもパソコンでも開けます。ただし、登録の要否・無料の範囲・練習の形(対話で深掘りされるか、質問に答えて採点・録画か)はサービスごとに違います。それらを並べた比較はAI面接練習サービスの比較にまとめています。ここでは、ブラウザ型の代表を一覧にします。

サービス使い方特徴
AI面接ロープレ(クリスタルメソッド)スマホ・PCのブラウザ。インストール不要AIアバターの面接官と音声で対話し、回答に応じて深掘りの質問が続く。無料。開始前に氏名・メールアドレスなどの入力が必要
就活面接練習AI(ユーザーローカル)ブラウザ。ログインなし希望職種を選ぶだけで始められる。無料
AI面接練習LIVE(リクナビ)リクナビ内の機能志望業界を選んで本番形式で通す。1日10回まで、1回最大15分
ミライ就活(ZENKIGEN)PCのみ。アカウント登録が必要何度でも無料
CaseMatchブラウザ人物面接に加えてケース面接も、回数の上限なく練習できる。基本機能は無料
REALMEブラウザ志望企業の内定判定と、判定を高めるための模範回答例が示される。就活生は全機能が無料と記載

これらはいずれも、公式サイトの記載をAI面接練習サービスの比較の記事で確認した範囲です(確認日は同記事に記載)。アプリで選ぶ場合も、まずブラウザ型で1回試してから、アプリに進む順番にすると、無駄な課金を避けられます。

AI面接練習ツールの実際の画面

AI面接官が質問し、答えた内容に応じて深掘り質問が続きます。練習後は、評価軸ごとのスコアと良かった点・改善点が表示されます。

AI面接練習ツールでの面接の様子(1分42秒。受験者役はAIアバターで、回答は架空の内容です)
AI面接練習ツールの評価レポートの見本。総合点と、評価軸ごとのスコアが並ぶAI面接練習ツールの評価レポートの見本。AIからのフィードバックとして総括・良かった点・改善点が並ぶ
評価レポートの見本(エンジニア職の例。ツールの公開ページに掲載されているサンプルで、点数は例示です)

本番に近い環境でAI面接を練習する

練習アプリを選んだら、本番に近い形式で繰り返すことが上達の近道です。クリスタルメソッドのAI面接ロープレは、AIアバターの面接官と音声で対話し、練習後に評価軸ごとのスコアと改善点を確認できる無料の練習ツールです。

AI面接ロープレの利用データ(2026年6月26日〜10月11日、AIによる自動評価)では、1〜3分で終えた練習の総合点の中央値は13点、10分以上続けた練習は54.6点でした。AIが示した改善点で一番多かったのは「具体性(エピソード・数字が足りない)」で、改善点全体の53%を占めました。最後まで終えた割合はパソコンが49%、スマートフォンが19%です。アプリを選ぶときは、深掘りの質問まで続けて練習できるかと、落ち着いて最後まで通せる端末で使えるかも見ておくと、練習が無駄になりにくくなります。

面接練習アプリはいつから・何回くらい練習すべきか

Q. いつから始めるべきか。
選考開始の1〜2ヶ月前を目安に、まずは声に出して回答する練習を始めるとよいです。エントリーシートの内容が固まった段階で、その内容を口頭で説明できるかを確認する練習に移行するのが一般的な流れです。

Q. 何回くらい練習すべきか。
回数に決まった正解はありませんが、すき間時間なら1回1〜3問ほどを毎日続ける形が目安です。同じ質問に対して「初回の回答」と「フィードバックを踏まえた回答」を最低でも2〜3回は比較できるまで繰り返すと、改善点が定着しやすいです。AIアプリは回数制限なく練習できるものが多いため、量をこなす練習はAI、本番に近い緊張感を確認する練習は人的サポート型、という使い分けが現実的です。

よくある質問

Q. スマホだけで面接練習はできますか?
A. できます。この記事の11個のうち、カチメン・steach・AI面接官・SpeakViz・就活面接練習(プロ×AI)・就トレは、スマホのアプリでAIが面接官役や採点役になります。ChatGPTのアプリも、面接官役を頼めば音声や文字で練習できます。アプリを入れたくない場合は、スマホのブラウザで使えるサービスもあります。

Q. iPhoneとAndroidのどちらでも使えますか?
A. カチメン・steach・AI面接官・就活面接練習(プロ×AI)・ChatGPTは、App StoreとGoogle Playの両方に掲載があります(2026年10月27日確認)。SpeakVizはApp Storeの掲載を確認でき、Google Playの検索では見つかりませんでした。就トレ・Matcher・ビズリーチ・キャンパス・面接対策(yuth inc.)・面接練習 – Job Interview – はiPhone向けの掲載を確認しています。

Q. 無料で使える面接練習アプリはありますか?
A. あります。SpeakViz・就トレ・就活面接練習(プロ×AI)・面接対策(yuth inc.)などは無料と案内されています。カチメンとsteachはアプリを無料でダウンロードできますが、カチメンは採点の詳細などがプレミアムプランの機能です。AI面接官は単発チケットや週・月の課金があります。無料の範囲はアプリごとに違うため、まず1回試して、どこまでのフィードバックが見られるかを確かめてください。

Q. 電車の中など、声を出せない場所でも練習できますか?
A. SpeakVizは、2026年9月に模擬面接のキーボード入力モードが追加され、電車やバスなど声を出さない環境でも面接のシミュレーションができるとApp Storeの更新履歴に書かれています。ChatGPTのアプリも文字で答えられます。声に出す練習は、人目のない場所で別にやるのが現実的です。

Q. 練習中の録音や録画は、どうなりますか?
A. ストアの「アプリのプライバシー」には、写真・ビデオ・オーディオを収集すると申告しているアプリ(カチメン・steach・ChatGPTなど)と、していないアプリがあります。ただし開発元の自己申告で、保存先や保存期間までは表示から分かりません。気になる場合は、各アプリのプライバシーポリシーを確認してください。

Q. 練習の相手がいなくても大丈夫ですか?
A. 大丈夫です。AIが面接官役になるアプリは、一人で何度でも練習できます。人に見てもらいたいときは、MatcherやビズリーチのようなOB訪問のアプリ、大学のキャリアセンター、ハローワークの模擬面接を組み合わせる方法があります。

Q. どのアプリを選べばよいですか?
A. 自分の状況に合うものを選びます。声を出せない場所ならSpeakViz、休み時間に1問ならAI面接官、表情ならカチメン、話し方や口癖ならsteach、というようにアプリごとに得意な練習が違います。本文の「悩み別|どの面接練習アプリを選ぶか」に一覧があります。

Q. AIのアプリだけで面接対策は十分ですか?
A. 十分とは言い切れません。熱意や人柄の印象は、AIが数値にしにくい部分です。回数を重ねる練習はAIのアプリで、本番に近い緊張感の確認は人との模擬面接で、という使い分けが現実的です。

参考文献

他社のアプリ・サービスの内容は、次の公式ページとストアの掲載を2026年10月10日・13日・19日・27日に確認しました。

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監修

河合 継(クリスタルメソッド株式会社 代表取締役)

AI・ディープラーニングに関する特許16件の発明者。過去、国立がん研究センターとの共同研究や、テレビ番組でのAI解説実績を持つAI研究者として、AIの研究開発を主導している。
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