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Claude Code API料金の全体像|課金体系とコスト試算【2026】
文:クリスタルメソッド編集部 監修:河合 継(代表取締役)
Claude Code API料金の要点(2026年10月時点)
この記事は、Claude CodeをAPI従量課金(Claude Consoleのアカウント、またはAPIキー)で使う人に向けて、請求の仕組みを説明します。使ったトークンの量に応じて支払うので、月額の固定料金はなく、費用は使い方で大きく変わります。モデル別の単価・1タスクと1か月の費用の見積もり方・支払い方法と支出上限・費用が膨らむ原因と抑え方・チームでの費用の見方を、順に説明します。Pro・Maxなど月額プランの金額と選び方はClaude Codeの料金プランを見てください。
単価はAnthropic公式の料金ページ、費用の目安と設定はClaude Code公式のコスト管理ドキュメントで、2026年10月14日に確認した値です。Claude Codeの実際の画面(ログイン方法の選択・/usage・/model)も載せています。
結論(2026年10月14日確認)
- 料金の決まり方:入力・出力・キャッシュのトークン数 × モデル別の単価の合計です。月額の基本料金はありません。
- 単価(100万トークンあたり):Fable 5.1 入力$10・出力$50/Opus 5.5 $4・$20/Sonnet 5.5 $2・$10/Haiku 5.5 $0.10・$0.50(入力が10万トークンまでの場合)。
- 既定のモデル:何も設定しなければ、API課金でも Opus 5.5 が使われます。
- 費用の目安:公式は企業での導入全体の平均を「開発者1人あたり1稼働日 約$13、月$150〜250」、9割の利用者が1稼働日$30未満としています。
- 確認と上限:Claude Code内の
/usage(推定額)と、Claude Consoleの Usage ページ(請求の基準)で確認します。Consoleでは月の支出上限を決められます。
月額で払うプランと従量課金のどちらがよいかは、claude code 料金の全プラン比較で解説しています。
Claude CodeでAPI料金がかかるのはどんなときか(サブスクリプションとの違い)
Claude Codeは、どの方法でログインしたかで料金のかかり方が決まります。この記事の中心は2行目のAPI従量課金です。
| 支払い方 | 料金のかかり方 | ログイン方法 |
|---|---|---|
| Claudeのサブスクリプション(Pro・Max・Team・Enterprise) | 月額に含まれる使用枠を使います(要点は次の「月額プランとの早見」) | Claude account with subscription |
| Claude Console(API従量課金) | 使ったトークン数 × モデル別単価。月額はかかりません | Anthropic Console account、または環境変数 ANTHROPIC_API_KEY |
| クラウド経由(Amazon Bedrock・Google Cloud・Microsoft Foundry) | 各クラウドの単価で、クラウドの請求書に計上されます | 3rd-party platform |
「Claude Code API料金」とは、2行目のConsole(API従量課金)で使ったときの料金のことです。請求は月ごとの実際の使用量にもとづき、Claude Code内では/usageで推定額を見られます。
月額プランとの早見(Anthropic公式の料金ページ、2026年10月21日確認)
- Free:Claude Codeは使えません(公式の機能比較で「No」)。使うにはPro以上か、ConsoleのAPI従量課金が必要です。
- Pro:月払い$20、年払いは月$17($200を前払い)。Claude Code込み。
- Max:月$100。Proの5倍の使用量で、Claude Code込み。
- Ultra:月$200。週の使用量がProの10倍で、Claude Code込み。
- Team:Standard席は1席月$25(年払い$20)、Premium席は月$125(年払い$100)で、StandardよりPremiumのほうが5倍多く使えます。
- Enterprise:1席月$20(年払い・20席から)で、使用量は別に請求されます。
プランごとの使用量の目安・日本円換算・選び方はClaude Codeの料金プランで、API従量課金のほうが安くなる条件はこの記事の後半で説明します。
API従量課金で決める前に確認すること(日本円・税・データの扱い)
- 日本円で見ると:料金はすべて米ドル建てです。1ドル150円で換算すると、公式の企業平均(1人あたり月$150〜250)は月約22,500〜37,500円、1ドル160円なら約24,000〜40,000円です。この記事の試算の1タスク(Sonnet 5.5で約$0.20、Opus 5.5で約$0.39)は、1ドル150〜160円で約30〜32円と約59〜62円です。実際の請求額はカード会社の為替レートで変わります。
- 税:公式の料金ページは、表示価格に適用される税金は含まないと注記しています。日本から契約する場合は、ConsoleのBilling(請求)で実際の請求額を確認してください。
- 入力したコードの扱い:公式のデータ利用の説明によると、API・Team・Enterpriseなど商用の契約では、Claude Codeに送ったコードやプロンプトをAnthropicが生成モデルの学習に使うことはありません(開発パートナープログラムなど、顧客が自分で提供を選んだ場合を除く)。ProとMaxの個人向けプランは、学習に使うかどうかを設定で選びます。商用契約(API・Team・Enterprise)のデータは標準で30日保持され、ゼロデータ保持は、Claude for Enterpriseで条件を満たしたアカウントが対象です。
API従量課金で使い始める手順(実際の画面)
初めて起動したとき(または/loginを実行したとき)に、ログイン方法を選ぶ画面が出ます。次の2枚は、Claude Code 2.1.299 を設定の無い状態で起動して撮った画面です(2026年10月14日撮影)。

- ログイン方法の一覧で、2番目の「Anthropic Console account · API usage billing」を選びます。画面の上には「Claude Codeは、Claudeのサブスクリプションで使うか、ConsoleアカウントでAPIの使用量に応じて課金するかを選べる」と表示されています。
- サインインの方法を選びます。公式の推奨は「Sign in with your Console account」で、APIキーを作らずにConsoleのアカウントで認証します(Claude Code v2.1.242以降)。「Create an API key(legacy)」を選ぶと、Claude CodeがConsoleにAPIキーを作って保存します。

- ブラウザでConsoleにサインインします。Consoleのアカウントで初めて認証すると、Consoleに「Claude Code」という専用のワークスペースが自動で作られ、Claude Codeの利用分はここにまとめて計上されます(このワークスペースではAPIキーは作れません)。
- Consoleの Settings > Billing で支払い方法を登録し、必要なら月の支出上限を決めます(後の「支払い方法・支出上限・レート制限」の章で説明します)。
組織で使う場合は、管理者がConsoleの Members ページからメンバーを招待し、招待されたメンバーがConsoleのアカウントでログインします。
サブスクリプション契約中でもAPI料金がかかる場合(ANTHROPIC_API_KEY)
公式ドキュメントによると、環境変数ANTHROPIC_API_KEYが設定されていると、対話モードでは一度だけ「このキーを使うか」を尋ねられ、承認するとサブスクリプションのログインよりAPIキーが優先されます。Pro・Maxを契約していても、その間の利用はAPI従量課金になります。複数の認証があるときの優先順位は次のとおりです。
- クラウドの設定(
CLAUDE_CODE_USE_BEDROCK・CLAUDE_CODE_USE_VERTEX・CLAUDE_CODE_USE_FOUNDRY) ANTHROPIC_AUTH_TOKEN(LLMゲートウェイなどを通す場合)ANTHROPIC_API_KEYapiKeyHelper(キーを返すスクリプト)CLAUDE_CODE_OAUTH_TOKEN(claude setup-tokenで作る長期トークン)- Anthropicのプロファイル・フェデレーションの認証情報
/loginでログインしたサブスクリプション
サブスクリプションで使いたいのにAPIの請求が増えているときは、/statusで今使っている認証を確かめ、unset ANTHROPIC_API_KEYで環境変数を外します。承認したあとで切り替えるときは、/configの「Use custom API key」を使います。
トークン料金の計算式
+(出力トークン数 ÷ 1,000,000)× 出力単価
+(キャッシュ書き込みトークン数 ÷ 1,000,000)× キャッシュ書き込み単価
+(キャッシュ読み込みトークン数 ÷ 1,000,000)× キャッシュ読み込み単価
次に読む:Claude CodeをBedrockで使うには?
Claude CodeをAmazon Bedrockで使う方法|設定手順・必要な権限・モデル固定・注意点【2026年版】
モデル別API単価一覧(2026年10月14日 公式確認)
公式が現行とするモデルはClaude Fable 5.1・Claude Opus 5.5・Claude Sonnet 5.5・Claude Haiku 5.5の4つで、公式のモデル一覧は「迷ったら、多くの用途ではまずOpus 5.5から」と案内しています。次の表はAnthropic公式の料金ページの値です(単価はすべて100万トークンあたりのUSD。キャッシュ書き込みは5分キャッシュの単価)。
| モデル | 入力 | 出力 | キャッシュ書き込み | キャッシュ読み込み |
|---|---|---|---|---|
| Claude Fable 5.1(最上位) | $10 | $50 | $12.50 | $0.25 |
| Claude Opus 5.5(既定・公式の推奨) | $4 | $20 | $5 | $0.20 |
| Claude Sonnet 5.5 | $2 | $10 | $2.50 | $0.10 |
| Claude Haiku 5.5(入力10万トークンまで) | $0.10 | $0.50 | $0.125 | $0.01 |
| Claude Haiku 5.5(入力10万トークン超) | $0.50 | $2.50 | $0.625 | $0.05 |
Haiku 5.5だけは、1回のリクエストの入力(キャッシュの読み込み・書き込みを含む)が10万トークンを超えると、そのリクエストに高いほうの単価がかかります。Claude Codeは会話全体を毎回送るため、長い作業ではHaiku 5.5でも高いほうの単価になりやすい点に注意してください。
1時間キャッシュの書き込みは通常入力の2倍(Opus 5.5は$8、Sonnet 5.5は$4)です。キャッシュ読み込みの単価は、Opus 5.5とSonnet 5.5が通常入力の5%、Fable 5.1が2.5%、そのほかのモデルが10%です。
旧モデル(引き続き利用可)の単価は、Opus 5・Opus 4.8が入力$5・出力$25、Sonnet 5が$2・$10、Fable 5が$10・$50(キャッシュ読み込み$1)、Haiku 4.5が$1・$5です。Sonnet 5の$2・$10は、発表時には「8月31日までの導入価格」とされていましたが、標準価格として確定し、9月1日に予定されていた$3・$15への値上げは行われていません。
Claude Codeでモデルを指定するときのIDはclaude-fable-5-1・claude-opus-5-5・claude-sonnet-5-5・claude-haiku-5-5です。既定のモデルは、Pro・Max・Team・Enterprise・Anthropic APIのどれでもOpus 5.5です。/model・--model・環境変数ANTHROPIC_MODELで切り替えられます。
なお、Claude 4.7以降のモデルは新しいトークナイザーを使っており、同じ文章でもトークン数がおよそ30%多くなります。Sonnet 4.6以前のモデルから乗り換えるときは、単価の差だけでなく、この増加分も見込んで試算してください。
API費用が膨らむ原因と、抑える方法
Claude Codeを使い始めると、思わぬところでトークンを多く使っていることがあります。公式ドキュメントが挙げる原因と対策をまとめました。
① 思考トークン(effortを下げる)
思考トークンは出力トークンとして課金され、公式ドキュメントによると、既定の思考量はモデルによって1リクエストあたり数万トークンに達することがあります。Opus 5.5・Sonnet 5.5・Haiku 5.5・Fableのモデルは思考をオフにできないため、/effort(または/modelの画面)でeffortのレベルを下げるのが公式の調整方法です。思考量が固定のモデルでは、環境変数MAX_THINKING_TOKENS(例:MAX_THINKING_TOKENS=8000)で上限を下げられます。複雑な設計では精度が上がりますが、単純なバグ修正ではeffortを下げたほうが費用を抑えられます。

/effortを実行すると、low・medium・high・xhigh・max の5段階のつまみが出ます。左右キーで動かして Enter で確定し、sキーを押すとこのセッションだけに適用されます。左(Faster)ほど思考が浅く出力トークンが減り、右(Smarter)ほど深く考えて費用が増えます。定型の作業は low や medium、難しい設計だけ high 以上、と使い分けると費用を抑えられます。
② 関係のないファイルの読み込み(CLAUDE.md)
Claude Codeは、作業に関係のないファイルまで読み込むことがあります。CLAUDE.mdにプロジェクトの構成や「読まなくてよいフォルダ」を書いておくと、余分な読み込みを減らせます。たとえば次のように書きます。
# Project Context
## Directories to AVOID reading
- node_modules/
- .git/
- dist/
- coverage/
## Key files to start with
- src/index.ts (entry point)
- src/types/ (type definitions)
③ 長くなった会話(/clear と /compact)
会話が長くなるほど、毎回送る履歴が増えて入力トークンが膨らみます。公式ドキュメントは、関係のない作業に移るときは/clearで履歴を空にし、同じ作業を続けるときは/compactで要約することを勧めています。
④ サブエージェント・エージェントチームの並列実行
サブエージェントや、実験的な機能のエージェントチームは、それぞれが自分の文脈でAPIを呼ぶため、費用は並列の数にほぼ比例して増えます。公式ドキュメントは、プランモードで動くエージェントチームは通常のセッションの約7倍のトークンを使うとしています。単純な作業を任せるサブエージェントにはmodel: haikuのように軽いモデルを指定し、作業が終わったチームメイトは止めておくのが公式の推奨です。
⑤ 作業に合わせてモデルを切り替える
何も設定しないと単価の高いOpus 5.5が使われます。定型の作業はSonnet 5.5やHaiku 5.5に切り替えると、同じ量のトークンでも費用が下がります。環境変数で既定のモデルを決めておく例です。
# 軽い作業(費用を優先)
export ANTHROPIC_MODEL=claude-haiku-5-5
# 標準の作業
export ANTHROPIC_MODEL=claude-sonnet-5-5
# 難しい作業(精度を優先)
export ANTHROPIC_MODEL=claude-opus-5-5
起動時の--modelやセッション中の/modelは、この環境変数より優先されます。
⑥ 自動実行は -p(–print)で
CI/CDでClaude Codeを動かすときは、-p(--print)を付けた非対話のモードで呼び出すと、対話のやり取りなしに結果だけを受け取れます。例:claude -p "このPRの変更点をレビューして"。CI/CDの費用は、APIキーで動かしてConsoleのワークスペースに支出上限をかけておくと管理しやすくなります。
⑦ 長いセッションを開きっぱなしにすると増える費用
何時間も開いたままのセッションは、操作量のわりに費用が大きくなります。公式ドキュメントが挙げる主な理由は次のとおりです。
- 長い文脈:Claude Codeは会話全体を毎回送り、ツールを使うたびにその結果を載せた次のリクエストを送ります。キャッシュで安い単価に下がっても、1行の質問が会話全体ぶんの費用を引き出します。
- キャッシュの失効:キャッシュの寿命を超える休憩のあとの最初の1通は、全文脈を通常の単価で処理し直します。
- 定期実行のタスク:
/loopなどのセッション内の定期タスクは、セッションが空いていても一定の間隔で動き、そのたびに全文脈を送ります。 - 並列で動くものの消費:サブエージェントやワークフローが起こす各エージェントは、メインの会話とは別に自分のリクエストを送ります。動いているチームメイトは、終了するまでトークンを使い続けます。
- /compact:要約する会話を読み込むので、大きな文脈の
/compactは、それ自体が大きなリクエストです。区切りをつけて最初からやり直したいなら、/clearは費用がかかりません。
放っておいても少しは使います。会話の要約(claude --resume用)などのバックグラウンド処理で、通常は1セッションあたり$0.04未満です。
モデル単価以外にかかるAPI料金と割引(Fastモード・バッチ・データの所在地など)
トークンの単価のほかにも、使い方によって料金が増えたり割り引かれたりする項目があります。公式の料金ページ(2026年10月14日確認)から、Claude Codeの費用に関係しやすいものをまとめました。
| 項目 | 料金・条件 | 注意点 |
|---|---|---|
| Fastモード(研究プレビュー) | Opus 5.5は入力$8・出力$40(通常の2倍)。Claude Codeでは/fastで切り替えます。モデルが最大2.5倍速く動きます | Claude API直接のみ。サブスクリプションでは usage credits での支払いだけで、使用枠には含まれません |
| 100万トークンの長いコンテキスト | Claude 4.6以降(Haiku 5.5を除く)は追加料金なし。90万トークンの要求も9千トークンと同じ単価 | 単価は同じでも、送る量が増えればそのぶん費用は増えます |
| 米国内だけで推論(inference_geo: “us”) | 入力・出力・キャッシュの全項目が1.1倍 | Claude 4.6以降が対象。既定(global)は通常料金 |
| Batch API(非同期の一括処理) | 入力・出力とも50%割引(Opus 5.5は$2・$10、Sonnet 5.5は$1・$5) | 主にAPIを直接呼ぶ一括処理向け。キャッシュの割引と併用でき、Fastモードとは併用できません |
| Web検索ツール | 1,000回あたり$10+検索結果のトークン料金 | エラーになった検索は課金されません |
Claude CodeのAPI料金は1日・1か月でいくらか(公式の平均と試算)
公式のコスト管理ドキュメントは、企業での導入全体の平均を開発者1人あたり1稼働日 約$13、月$150〜250とし、9割の利用者は1稼働日$30未満に収まるとしています。自分のチームの費用は、まず少人数で試して基準を作ってから広げるよう勧めています。
Claude Codeが普通のチャットより多くのトークンを使うのは、1回の指示の中で次のような処理を何度も繰り返し、そのたびに会話全体をAPIへ送るためです。
- ファイルの一覧の取得・検索
- ファイルの中身の読み込み(大きなコードでは数万〜数十万トークン)
- 考える過程の思考トークン(出力として課金)
- コマンドやツールの実行結果を受け取って、次の手を決めるやり取り
- 最後の回答の生成
何も依頼していない間も、過去の会話の要約などで少しトークンを使います。公式は、通常1セッションあたり$0.04未満としています。
1タスクあたりの試算(4モデル)
Claude Codeは会話の履歴をキャッシュから読み直しながら動くため、入力の大半がキャッシュ読み込みになります。ここでは入力20万トークン(うち15万がキャッシュ読み込み、5万が通常入力)、出力8,000トークンのタスクを仮定し、公式単価で計算しました(実測ではなく試算です。キャッシュ書き込みの分は含めていません)。
| モデル | 通常入力 5万 | キャッシュ読み込み 15万 | 出力 8,000 | 1タスク/月440タスク(1日20×22日) |
|---|---|---|---|---|
| Haiku 5.5 | $0.025 | $0.0075 | $0.020 | $0.053/約$23 |
| Sonnet 5.5 | $0.100 | $0.015 | $0.080 | $0.195/約$86 |
| Opus 5.5 | $0.200 | $0.030 | $0.160 | $0.390/約$172 |
| Fable 5.1 | $0.500 | $0.0375 | $0.400 | $0.938/約$413 |
Haiku 5.5は入力が10万トークンを超えるため、高いほうの単価(入力$0.50・出力$2.50・キャッシュ読み込み$0.05)で計算しています。モデルの差がもっとも開くのは通常入力と出力です。出力(思考トークンを含む)が多いタスクほど、モデルによる差が大きくなります。キャッシュ書き込みは、たとえばSonnet 5.5で5万トークンを5分キャッシュに書くと$0.125かかります。
タスクの規模ごとの試算(Sonnet 5.5)
次の表は、タスクの規模ごとに入力トークンを仮定し、Sonnet 5.5の公式単価で計算した試算です(実測ではありません)。前提は上の例と同じで、入力の75%がキャッシュ読み込み・25%が通常入力、出力は入力の約4%です。この前提では、入力100万トークンあたりの合計は約$0.98になります。
| タスクの種類 | 入力トークンの目安 | Sonnet 5.5での試算 | 備考 |
|---|---|---|---|
| 小さなバグ修正(1ファイル) | 5,000〜20,000 | 約$0.005〜$0.02 | 1回の費用は小さい |
| 中規模のリファクタリング(3〜10ファイル) | 50,000〜150,000 | 約$0.05〜$0.15 | 標準的な規模 |
| 新機能の実装(設計〜テスト) | 100,000〜400,000 | 約$0.10〜$0.39 | 思考が増えると出力が増える |
| 大きなコードの調査・解析 | 200,000〜600,000以上 | 約$0.20〜$0.59 | キャッシュが効かないと通常入力の単価になる |
同じ内訳をOpus 5.5で動かすと、入力・出力の単価がどちらも2倍なので、費用はおよそ2倍になります。1回の費用は小さく見えても、1日に10〜20タスクをこなすと月に数十〜百数十ドルになります。
Prompt Cachingで入力の費用が下がる仕組み
Claude Codeは、AnthropicのPrompt Caching(プロンプトキャッシュ)を自動で使います。会話の中で何度も送る部分(システムの指示・読み込んだファイル・それまでの履歴)をキャッシュしておき、次のリクエストでは安い単価で読み直す仕組みです。
キャッシュから読まれた部分は、Opus 5.5・Sonnet 5.5では通常入力より95%安くなります。その代わり、最初にキャッシュへ書き込むときは通常入力より高い単価(5分キャッシュは1.25倍、1時間キャッシュは2倍)がかかります。
キャッシュの寿命は、APIキーやクラウド経由では既定で5分、サブスクリプションの使用枠の範囲では1時間です(読み込むたびに延長されます)。Claude Codeを起動したまま続けて作業するとキャッシュが効き、タスクのたびに終了と起動を繰り返すと、毎回キャッシュを作り直すことになります。
APIキーで1時間キャッシュを使う設定(promptCacheTtl)
公式ドキュメントによると、APIキーやクラウド経由で使う場合も、設定promptCacheTtlを"1h"にすると、メインの会話を1時間キャッシュにできます(Claude Code v2.1.242以降)。環境変数CLAUDE_CODE_PROMPT_CACHE_TTL=1hでも同じです。
// ~/.claude/settings.json
{
"promptCacheTtl": "1h"
}
1時間キャッシュは書き込みの単価が高いため、5分以上の休憩をはさみながら長い会話を続ける使い方で得になり、短い作業を続けるだけなら既定の5分のほうが安く済みます。どちらで書き込まれたかは、claude -p "hello" --output-format jsonの結果のusage.cache_creation(ephemeral_1h_input_tokensとephemeral_5m_input_tokens)で確かめられます。
休憩のあとの最初の1通は、キャッシュが切れて全文を読み直す
Claude Codeは1回ごとに会話全体を送り、キャッシュに残っている部分を安い単価で読み直します。ところが、キャッシュの寿命を超える休憩のあとの最初のメッセージはキャッシュに当たらず、文脈全体を通常の単価で処理し直します。長いセッションを開いたまま席を離れると、戻った直後の1通だけ費用が大きくなることがあります。区切りのよいところで/clearか/compactを使い、文脈を小さくしておくと影響を抑えられます。
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支払い方法・支出上限・レート制限(Claude Console)
- 請求:実際の月ごとの利用量に応じて、USDで請求されます。公式の料金ページによると、標準のアカウントは主要なクレジットカードで支払い、請求書払いなどはEnterpriseの顧客が個別に取り決めます。大口の割引は営業窓口との個別の相談です。
- 無料クレジット:新規ユーザーには、APIを試すための少額の無料クレジットが付与されます(金額は公式に記載がないため、Consoleの請求画面で確認してください)。
- 利用量の確認:Consoleの Usage ページで確認します。Claude Codeの利用分は「Claude Code」ワークスペースにまとまり、Consoleの Claude Code ダッシュボードではメンバーごとの支出も見られます。
月の支出上限(利用ティアの上限と、自分で決める上限)
APIの組織は利用ティアに分かれ、ティアごとに月に使える金額の上限があります。ティアは利用の実績に応じて自動で上がります。
| 利用ティア | 月の支出上限 | 補足 |
|---|---|---|
| Start | $500 | 新しい組織は、これより低い上限の Evaluation ティアから始まることがあります |
| Build | $1,000 | |
| Scale | $200,000 | |
| Custom | 上限なし | 担当チームと個別に取り決め |
上限に達すると、翌月1日の0時(UTC)までAPIの利用が止まり、リクエストはHTTP 429(enforced_spend_limit_reached)で失敗します。Claude CodeもAPIを通して動くため、その間は使えなくなります。ティアの上限より低い金額で止めたいときは、Consoleの Settings > Billing の「Spend limits」で自分の上限を決められます。
Claude Codeの利用だけに上限をかけたいときは、「Claude Code」ワークスペースに支出上限(workspace spend limit)を設定します。組織のレート制限を共有している場合は、このワークスペースの Limits ページでレート制限も下げられ、ほかの本番システムの分を食いつぶさないようにできます。
チーム人数別のレート制限の目安(公式ドキュメント)
公式のコスト管理ドキュメントは、組織の人数ごとに、1人あたりの毎分トークン数(TPM)と毎分リクエスト数(RPM)の目安を次のように示しています。人数が増えるほど1人あたりの値が小さいのは、大きな組織ほど同時に使う人の割合が減るためです。この上限は組織全体にかかるので、ほかの人が使っていなければ、1人が一時的に目安を超えて使うこともできます。
| チームの人数 | 1人あたりTPM | 1人あたりRPM |
|---|---|---|
| 1〜5人 | 20万〜30万 | 5〜7 |
| 5〜20人 | 10万〜15万 | 2.5〜3.5 |
| 20〜50人 | 5万〜7.5万 | 1.25〜1.75 |
| 50〜100人 | 2.5万〜3.5万 | 0.62〜0.87 |
| 100〜500人 | 1.5万〜2万 | 0.37〜0.47 |
| 500人以上 | 1万〜1.5万 | 0.25〜0.35 |
たとえば200人なら、1人あたり2万TPM、組織全体で400万TPMを申請する、というのが公式の例です。
組織で使うとき:メンバーごとの費用を見る・契約単価で表示する
Consoleで組織として使うときの、費用の見方を公式ドキュメントの記述どおりに整理します。
- メンバーごとの支出:Consoleの「Claude Code」ダッシュボードに、メンバーごとの支出と受け入れられた行数が出ます。同じ日次の指標は、Admin APIキーで使うClaude Code Analytics APIからも取得できます。
- 上限:「Claude Code」ワークスペースの支出上限(workspace spend limit)で、Claude Code全体の支出に上限をかけます。レート制限は前の表の目安をもとに、同じワークスペースのLimitsページで下げられます。
- 契約単価で表示する:
/usage・ステータスラインの金額は、既定では定価でClaude Codeが手元計算した推定値です。契約単価(割引)がある組織では、管理者が管理設定(managed settings)のmodelPricingに契約のトークン単価を入れると、表示がその単価に揃います(Claude Code v2.1.242以降)。表示が変わるだけで、請求額は変わりません。 - 米国内推論の1.1倍:データ所在地を米国に固定したAPIの応答は、
/usageの推定額にも1.1倍で反映されます。
サブスクリプション(Pro・Max)とAPI従量課金はどちらが安いか
使用枠の仕組み:5時間・週・追加使用量(API従量課金に切り替える前に)
サブスクリプションの使い心地を決めるのは、金額よりも使用枠です。公式ドキュメントによると、Claude Codeの使用量はチャットなど同じプランの枠と共有され、5時間ごとに更新されるローリングの枠が全プランにあり、有料プランには週ごとの上限も加わります。「session limit」「weekly limit」に達した場合は全モデル共通の枠なので、/modelで別のモデルに切り替えても回復しません(「Opus limit」のようにモデルの系統ごとの上限なら、ほかの系統で続けられます)。枠を超えたあとの選択肢は次の3つです。
- 待つ:リセットまで待ち、中断した作業は、Claude Codeのv2.1.234以降なら、リセット後に自動で続きから再開する待機(
/rate-limit-options)も選べます。 - 追加使用量(usage credits)を使う:枠を超えた分を従量で支払います。
/usage-creditsで管理でき、claude.aiのサブスクリプションでログインしているときだけ使えます(APIキーの認証では使えません)。 - API従量課金に切り替える:Consoleのアカウントで動かします。枠はなく、費用はこの記事の単価と上限(支出上限・レート制限)で決まります。
毎日長時間使って枠に当たり続けるなら、ProからMax(5倍)やUltra(週10倍)に上げるか、従量課金の費用が月額を下回るかを、上の試算で比べます。
チームで使うとき:TeamとEnterpriseの席と、API従量課金の違い
TeamとEnterpriseでは、メンバー1人ひとりのClaude Codeの使用量が、席ごとの使用枠から引かれます。枠はチャットやCoworkと共有で、5時間のローリングと週の枠があり、大きさは席の種類(Standard または Premium)で決まります。Premium席はStandard席の5倍の使用量です(公式の料金ページ)。枠を超えて続けるには、usage creditsを有効にし、組織・グループ・メンバーのいずれの単位でも支出上限を決められます。一方、Consoleで使う従量課金は、メンバーを招待し、「Claude Code」ワークスペースにまとめて費用と上限を管理します。
| 項目 | Team・Enterprise(席) | Console(API従量課金) |
|---|---|---|
| 費用の決まり方 | 席の月額+枠を超えた分のusage credits | 使ったトークン数 × モデル別単価 |
| 費用の確認先 | 組織の分析画面の支出レポート(CSVあり) | Consoleの Usage ページと Claude Code ダッシュボード |
| 上限のかけ方 | 管理画面の支出上限(組織・グループ・個人) | ワークスペースの支出上限とレート制限 |
| 向く使い方 | メンバーが日常的に対話で使う | CI/CD・自動実行、使う日が少ない、費用を案件別に分けたい |
Enterpriseの個別の機能(SSOや監査ログなど)と契約条件は、この記事では扱いません。Anthropicの営業窓口で確認してください。
| 支払い方 | 料金(税別) | Claude Codeで使える量 |
|---|---|---|
| Claude Pro | 月払い$20(年払いは月$17相当・$200一括) | 使用枠あり。上限に達すると、リセットまで待つか usage credits を使う |
| Claude Max・Ultra | Maxが月$100、Ultraが月$200 | MaxはProの5倍、Ultraは週ごとにProの10倍の使用枠 |
| API従量課金(Console) | 使った分だけ(月額なし) | 利用ティアの支出上限とレート制限の範囲で使える |
月のAPI換算額がサブスクリプションの月額を超えるなら、サブスクリプションのほうが安くなります。逆に、使う日が少ない・CI/CDで自動実行する・複数のAPIキーやワークスペースで費用を分けたい場合は、従量課金が向いています。公式の料金ページでは、Maxに毎月$100〜$200、Teamに組織で共有する最大$500のAPIクレジット(Claude Platformで使うもの)が付くとも案内されています。金額と条件は変わることがあるため、契約前にclaude.com/pricingで確認してください。
Maxプランが有利になるAPI消費量の目安
前の章の試算(1タスク=入力20万トークン、うち75%がキャッシュ読み込み、出力8,000トークン)をそのまま使い、1か月を22日として、1日のタスク数ごとのAPI換算額を計算しました。Sonnet 5.5は1タスク約$0.195、Opus 5.5は約$0.39です。サブスクリプションには使用枠の上限があるため、実際に枠に収まるかどうかは別に確かめる必要があります。
| 1日のタスク量 | 月の入力トークン | Sonnet 5.5 | Opus 5.5 | 比較の目安 |
|---|---|---|---|---|
| 軽め(5タスク) | 約2,200万 | 約$21 | 約$43 | Sonnet中心ならPro($20)と同じくらい |
| 標準(15タスク) | 約6,600万 | 約$64 | 約$129 | Opus中心ならMax($100)が安い |
| 多め(30タスク) | 約1億3,200万 | 約$129 | 約$257 | Opus中心ならUltra($200)が安い |
利用タイプ別の選び方と、費用の確認先
公式のコスト管理ドキュメントは、利用の形ごとに「どこで使った額を見るか」「どこで上限をかけるか」が違うと整理しています。
| 利用タイプ | 向いている支払い方 | 費用の確認先・上限の設定先 |
|---|---|---|
| 個人の日常的な開発 | Pro・Max(月額) | Claude Code内の/usage(使用枠のバー) |
| CI/CD・自動実行 | API従量課金(Console) | Consoleの Usage ページ。ワークスペースに支出上限を設定 |
| 複数人のチーム | Team・Enterprise(席ごとの使用枠) | 組織の分析画面の支出レポート。超過分は usage credits と支出上限で管理 |
| 既存のクラウド契約にまとめたい | Amazon Bedrock・Google Cloud・Microsoft Foundry | 各クラウドの請求画面と予算管理 |
サブスクリプションの使用枠を超えたとき:usage credits(追加使用量)
Pro・Max・Team・Enterpriseで使用枠に達したあとも作業を続けたいときは、usage credits(追加使用量)を有効にします。Claude Code内の/usage-creditsで管理でき、claude.aiのサブスクリプションでログインしているときだけ使えます(APIキーの認証では使えません)。Pro・Maxでは、claude.aiの Settings > Usage が開き、usage creditsのオン・オフ、残高、今月の支出、月の支出上限を確認できます。
「You’ve hit your session limit」「You’ve hit your weekly limit」と表示された場合、この枠は全モデル共通のため、/modelで別のモデルに切り替えても回復しません。「You’ve hit your Opus limit」のようにモデルの系統ごとの上限のときは、ほかの系統のモデルに切り替えて続けられます。
Claude Codeの画面で使用量・モデル・費用を確認する(/usage・/model)
料金の仕組みがわかっても、実際にいくら使っているかは画面で確認しないと分かりません。次の2枚は、Claude Code 2.1.296 を起動して/usageと/modelを実行した画面です(Claude Maxのサブスクリプションでログインした環境で、まだ依頼を1回も送っていない起動直後の状態です)。
/usage:セッションの使用量と、プランの使用枠

画面上部の「Session」には、現在のセッションの Total cost・所要時間・Usage(入力・出力・キャッシュ読み込み・キャッシュ書き込みのトークン数)が出ます。公式ドキュメントによると、この金額はClaude Codeがトークン数から公開価格(定価)で手元計算した推定値です。Pro・Maxなどのサブスクリプションでは使用量が月額に含まれるため、この金額は請求額とは関係しません。実際の請求は、APIキーやConsoleアカウントで使う場合は Claude Console の Usage ページで確認します。
その下の「Current session」「Current week」の棒グラフは、サブスクリプションの使用枠の消費率で、リセットの日時も表示されます。一番下の「Usage credits」は、使用枠を超えたあとの追加使用量の状態です。/costを実行しても同じ画面が開きました(2.1.296で確認)。
- セッションの合計:
/clearで新しいセッションを始めると、Total costは$0に戻ります(v2.1.211以降)。 - キャッシュの状況:最初の応答のあと、Sessionの欄に「Prompt cache (main)」の行が加わり、入力トークンのうちキャッシュから読まれた割合などが分かります(v2.1.251以降)。
- 使用枠を何が消費したか:Pro・Max・Team・Enterpriseでは、スキル・サブエージェント・プラグイン・MCPサーバーごとの内訳が出ます。
dキーで直近24時間、wキーで直近7日に切り替えます。この内訳はこの端末のセッション履歴から出す概算で、ほかの端末やclaude.aiの分は含みません。
/model:モデルの切り替えと努力レベル

/modelを実行すると、使えるモデルの一覧が出ます。選んだモデルは新しいセッションの既定になり、このセッションだけで使うときはsキーを押します(画面下の案内「s to use this session only」)。一覧の下の「Medium effort」は拡張思考の努力レベルで、左右キーで変えられます。Opus 5.5やFable 5.1のような単価の高いモデルを選ぶと、同じ作業でも費用が増えるので、上の単価表と合わせて選びます。
監修者が運用で気をつけていること(一次情報)
本ページの監修者・河合継は、Claude Codeを2025年2月の公開(Claude 3.7 Sonnetの時期)から1年以上、実務で使ってきました。単価表だけでは見えない、費用が膨らみやすい場面をまとめます(金額は変わるため、ここでは考え方に絞ります)。
- 工程でモデルを切り替える:設計や仕様の検討など、前提を間違えられない工程ではOpus系、定型的な実装やリファクタリングなど繰り返しの多い工程ではSonnet系、と使い分けると、単価の高いモデルへの依存が減ります。すべてを最上位のモデルで通すと、費用が想定以上に膨らみやすくなります。
- 会話を延ばすほど同じ依頼でも高くなる:会話が長引くと過去のやり取りが積み上がり、入力トークンが膨らみます。区切りで履歴をリセット・要約する習慣が、いちばん効いた対策でした。
- 並列・自走は一気にトークンを使う:同時に多くを走らせたり長く自走させたりすると、消費が跳ねます。規模を見積もり、止める条件を決めてから回すと無駄が減りました。
- 重い思考を常用しない:難しい箇所には効きますが、定型作業まで最上位のモデル・深い思考で回すと費用がかさみます。
- 決まりごとはCLAUDE.mdに書く:プロジェクトのルールや制約を書いておくと、毎回同じ説明を送らずに済み、無駄なトークンを抑えられます。APIを直接呼ぶ自作の処理では、変わらない部分を先頭にまとめるなど、プロンプトの並べ方でキャッシュの効き方が大きく変わることも経験しました。
Amazon Bedrock・Google Cloud・Microsoft Foundry経由の料金
Claude Codeは、AnthropicのAPIだけでなく、Amazon Bedrock・Google Cloud(Vertex AI)・Microsoft Foundry経由でも使えます。ログイン方法の選択で「3rd-party platform」を選ぶか、環境変数(CLAUDE_CODE_USE_BEDROCKなど)で切り替えます。公式ドキュメントによると、この場合はトークンごとの料金が各クラウドのアカウントに請求され、支出の管理も各クラウドの請求画面で行います。Claude Codeの分析ダッシュボードには、クラウド経由の利用は含まれません。
| 経由先 | 料金の決まり方 | 注意点 |
|---|---|---|
| Anthropic(Claude Console) | この記事の単価表のとおり | Fastモードが使えるのはここだけ |
| Amazon Bedrock・Google Cloud | 各クラウドの料金ページで決まる | Claude 4.5以降は、地域を指定するエンドポイントがグローバルより10%高い |
| Claude Platform on AWS・Claude in Microsoft Foundry | Claude APIと同じ単価を Claude Consumption Unit(1CCU=$0.01)に換算 | 各クラウドの請求書に後払いで計上。前払いのクレジットは無し |
セキュリティの要件や、既存のクラウド契約の割引も含めて選んでください。
クラウド経由の利用は、Consoleのダッシュボードやアナリティクスには出ないため、メンバーごとの費用は別の方法で出します。公式ドキュメントは、次の3つを挙げています。
- OpenTelemetry:各開発者の端末からメトリクスを自分の監視基盤へ送り、ユーザー別のトークン数・費用・ツールの利用を取ります(どの提供元でも使えます)。
- Claude apps gateway:自社で動かすゲートウェイで、ユーザー別の利用の集計と支出上限を設けます。
- LLMゲートウェイ:Claude Codeの通信をプロキシ経由にして、キーごとの支出を記録します。公式は大企業での利用例としてLiteLLM(Anthropicとは無関係のオープンソース)を紹介していますが、セキュリティの監査はされていないとも注記しています。
よくある質問
Q. Claude CodeのAPI料金はどう計算されますか?
A. 入力・出力・キャッシュ書き込み・キャッシュ読み込みのトークン数に、それぞれモデル別の単価をかけた合計です。月額の基本料金はありません。単価は100万トークンあたりで、たとえばSonnet 5.5は入力$2・出力$10です。
Q. Claude CodeをAPIで使うと、1日・1か月でいくらかかりますか?
A. 公式ドキュメントによると、企業での導入全体の平均は開発者1人あたり1稼働日約$13・月$150〜250で、9割の利用者は1稼働日$30未満です。この記事の試算(入力20万トークン・出力8,000トークンのタスク)では、1タスクあたりSonnet 5.5で約$0.20、Opus 5.5で約$0.39です。
Q. Opus 5.5とSonnet 5.5のAPI料金はいくらですか?
A. 100万トークンあたり、Opus 5.5は入力$4・出力$20、Sonnet 5.5は入力$2・出力$10です(2026年10月14日に公式の料金ページで確認)。同じタスクなら、Opus 5.5の費用はSonnet 5.5のおよそ2倍です。
Q. 何も設定しないと、どのモデルで課金されますか?
A. Claude Codeの既定のモデルは、Anthropic APIで使う場合もOpus 5.5です。費用を抑えたいときは、/model・–model・環境変数ANTHROPIC_MODELでSonnet 5.5やHaiku 5.5に切り替えます。
Q. サブスクリプション(Pro・Max)とAPI従量課金はどちらが安いですか?
A. 月のAPI換算額がサブスクリプションの月額を超えるなら、サブスクリプションのほうが安くなります。使う日が少ない場合、CI/CDの自動実行、費用をワークスペースやキーごとに分けたい場合は、従量課金が向いています。まず少人数・短期間で従量課金で動かし、/usageの推定額とConsoleのUsageページから1日あたりの費用を出して、月額と比べます。
Q. Pro・Maxを契約しているのに、API料金が請求されることはありますか?
A. あります。環境変数ANTHROPIC_API_KEYが設定されていて、その使用を承認すると、サブスクリプションのログインよりAPIキーが優先され、従量課金になります。/statusで使っている認証を確かめ、サブスクリプションで使うときはunset ANTHROPIC_API_KEYで外します。
Q. Prompt Cachingでどれくらい安くなりますか?
A. キャッシュから読む部分の単価は、Opus 5.5とSonnet 5.5で通常入力の5%、Fable 5.1で2.5%、Haiku 5.5で10%です。APIキーで使う場合のキャッシュの寿命は既定で5分ですが、設定promptCacheTtlを1hにすると1時間にできます(書き込みの単価は通常入力の2倍)。
Q. 使いすぎを防ぐにはどうすればよいですか?
A. Claude ConsoleのSettings > Billingで月の支出上限を決められます。利用ティアごとの上限はStartが$500、Buildが$1,000、Scaleが$200,000で、上限に達すると翌月1日(UTC)までAPIが止まります。Claude Codeの分だけに上限をかけるなら、「Claude Code」ワークスペースに支出上限を設定します。
Q. Claude Codeで使った金額はどこで確認できますか?
A. Claude Code内では/usageで、現在のセッションのトークン数と推定額を確認できます。この金額はトークン数から公開価格で計算した推定値です。請求の基準になるのは、Claude ConsoleのUsageページ(APIの場合)や、Team・Enterpriseの組織の分析画面です。
Q. 支払い方法は何ですか?無料で試せますか?
A. 標準のアカウントは主要なクレジットカードで、月ごとの実際の利用量に応じてUSDで支払います。請求書払いなどはEnterpriseの顧客が個別に取り決めます。新規ユーザーには、APIを試すための少額の無料クレジットが付与されます(金額は公式に記載なし)。
Q. Amazon BedrockやGoogle Cloud経由だと料金は変わりますか?
A. Bedrock・Google Cloudの単価は各クラウドの料金ページで決まり、Claude 4.5以降は地域を指定するエンドポイントがグローバルより10%高くなります。料金は各クラウドの請求書に計上され、Fastモードは使えません。
Q. Fastモードやバッチ処理の料金はいくらですか?
A. Fastモード(研究プレビュー)はOpus 5.5で入力$8・出力$40と通常の2倍で、Claude Codeでは/fastで切り替えます。サブスクリプションでは usage credits での支払いになります。Batch APIは入力・出力とも50%割引で、主にAPIを直接呼ぶ一括処理向けです。
Q. 組織で、メンバーごとのClaude Codeの費用を見るにはどうすればよいですか?
A. Consoleで使う場合は、Consoleの「Claude Code」ダッシュボードでメンバーごとの支出を見られ、Claude Code Analytics API(Admin APIキー)でも同じ日次の指標を取得できます。Bedrock・Google Cloud・Foundry経由の利用はこれらに含まれないため、OpenTelemetry、Claude apps gateway、LLMゲートウェイのいずれかで集計します。
Q. /usageの金額が、契約した単価の請求額と合いません。
A. /usageの金額は、既定ではClaude Codeがトークン数から定価で手元計算した推定値です。請求の基準はConsoleのUsageページです。契約単価がある組織では、管理者が管理設定のmodelPricingに契約単価を入れると表示がその単価に揃いますが、変わるのは表示だけで、請求額は変わりません。
まとめ
Claude Code API料金の要点を整理します。
- 料金の決まり方:Claude ConsoleのアカウントやAPIキーで使うと、入力・出力・キャッシュのトークン数 × モデル別単価の従量課金になります。月額はかかりません。
- 単価:100万トークンあたり、Fable 5.1が$10・$50、Opus 5.5が$4・$20、Sonnet 5.5が$2・$10、Haiku 5.5が$0.10・$0.50です。既定はOpus 5.5なので、定型の作業ではモデルを切り替えると費用が下がります。
- 目安:公式の平均は開発者1人あたり1稼働日約$13・月$150〜250です。月のAPI換算額がProやMaxの月額を超えるなら、サブスクリプションのほうが安くなります。
- 組織で使うとき:Consoleのダッシュボードでメンバーごとの支出を見て、「Claude Code」ワークスペースに支出上限をかけます。クラウド経由の分はOpenTelemetryかゲートウェイで集計します。
- 思わぬ課金を防ぐ:ANTHROPIC_API_KEYがあるとサブスクリプションより優先されます。Consoleの支出上限と「Claude Code」ワークスペースの上限を決めておきます。
- 抑え方:キャッシュを効かせる(起動したまま続ける・必要なら1時間キャッシュ)、
/clearと/compactで文脈を小さくする、effortを下げる、軽いモデルのサブエージェントを使う、が公式の勧める方法です。
料金は改定されることがあります。使い始める前に、公式の料金ページとclaude.com/pricingで最新の金額を確認してください。
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