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Claudeは無料で使える?無料プランでできること・制限と料金プラン(Pro・Max・API)【2026年版】

Claudeは無料で使えます。Freeプラン($0)に登録すれば、Web・デスクトップ・モバイルでのチャット、Web検索、ファイル作成などが使え、モデルはSonnetとHaikuを選べます。ただし利用量には上限があり(5時間ごとにリセット)、毎日業務で使うならPro(月額$20、年払いなら月あたり$17)が目安です。

目次

Claudeは無料で使える?Freeプランでできること・制限・有料プランとの違い

Claude(クロード)には、支払いなしで使えるFreeプラン($0)があります。公式の料金ページは「すべての人に無料」としており、メールアドレスなどで登録すればすぐに使い始められます。この節は、Anthropic公式の料金ページ(claude.com/pricing)とヘルプセンターの記載(2026年10月14日確認)にもとづいて整理しています。

claude.com/pricing をスマホ幅で表示した画面。Free は $0 でチャットやメモリなどが並び、Claude Code の項目はない。Pro は年払いで月 $17(月払いは $20)で、機能の一覧に Claude Code が含まれている
出典:Anthropic公式の料金ページ(claude.com/pricing)の個人向けプラン(スマホ幅で表示・2026年10月12日撮影)。Freeは$0、Proは年払いで月$17(月払いは$20)です

無料プランでできること

できること 内容
チャット Web・デスクトップアプリ・モバイルアプリ(iOS/Android)で使える。音声モード・シークレットチャットも使える
Web検索 最新の情報を調べて答える
ファイル作成・コード実行 ファイルを作る・編集する、コードを動かして確かめる
会話をまたいだメモリ 以前の会話の内容を踏まえて答える
プロジェクト(5つまで) チャットや資料をまとめて置いておく場所。Proからは数の制限なし
ファイルのアップロード チャットには1ファイル500MBまで・1つのチャットに20ファイルまで、PDFは1,000ページまで(画像は8000×8000ピクセルまで)。プロジェクトの資料は1ファイル30MBまで。Anthropic公式ヘルプ(2026年10月16日確認)はこの上限をプランごとに分けて書いていません。Excel(XLSX)を使うには、コード実行とファイル作成を有効にする必要があります
Artifacts・Skills・コネクタ 会話の横に文書・コード・図を作る、決まった作業を手順ごと覚えさせる、外部のアプリやツールとつなぐ
Claude Design・Slides・Docs デザイン・スライド・文書を作る機能

無料プランで使えるモデル:SonnetとHaiku

Freeで選べるモデルはSonnetとHaikuです。上位のOpusとFableはFreeでは使えません。OpusはPro以上で使え、最上位のFableはProでは使用クレジット(追加料金)での利用、Maxでは週の上限の50%までという扱いです。日常の質問・文章の手直し・要約ならSonnetで足りることが多く、難しい分析や長い作業でOpusを使いたくなったら、Proを検討する目安になります。各モデルの違いはClaudeのモデル比較で解説しています。

Claude公式の料金ページ(claude.com/ja/pricing)の「モデルと使用状況」をスマホ幅で表示した画面。FreeはSonnetとHaikuが使え、OpusとFableは×。Pro・Max 5x・Max 20xはOpus・Sonnet・Haikuが使え、Fableは使用クレジットまたは週次制限の50%
出典:Anthropic公式の料金ページ(日本語版)の比較表「モデルと使用状況」。左の列がFreeで、OpusとFableは×です(2026年10月14日撮影)

無料プランでは使えないもの

公式の比較表で、Freeが「No」になっている主な機能は次のとおりです。

  • Claude Code(ターミナルやエディタでコードを書かせる開発ツール):Pro以上の有料プランに含まれます。プランごとの使える量や費用はClaude Codeの料金と無料枠で詳しく整理しています。
  • Research(リサーチ):複数の情報源を調べてまとめる機能
  • Claude in Chrome・Claude for Microsoft 365・Claude for Microsoft Outlook
  • Claude Science・Claude Dashboards(ベータ)・作業の引き渡しと予約実行
  • OpusとFableのモデル(上の節のとおり)

利用上限のしくみ:5時間ごとにリセットされる

無料プランでいちばん気になるのが「どのくらい使えるのか」です。公式の説明は次のとおりです。

  • どのプランにも利用上限があり、5時間単位の枠でリセットされる(有料プランには、これに加えて週ごとの上限がある)
  • Web・デスクトップ・モバイル・Claude Codeでの利用は、すべて同じ枠から消費される
  • 使える量は、メッセージの長さ、添付ファイルの大きさ、会話の長さ、選んだモデル、Web検索などの機能で変わるため、「1日◯回まで」のような決まった回数はない
  • Freeは「日常的な質問をまかなえる」量。Proは5時間の枠あたりFreeの5倍以上
  • このほか、混雑の状況などに応じて、別の形で利用が制限されることがある

上限に達したときは、リセットを待つか、上位のプランに切り替えます。有料プランでは、使用クレジットをオンにしてAPIと同じ単価で続ける方法もありますが、Freeにはこの方法がありません。いまの利用状況は、設定の「使用状況(Usage)」で確認できます。

上限に届きにくくする使い方のコツ

公式ヘルプセンターの「Usage limit best practices」に書かれている方法を、無料プランで使いやすい順に並べました。

  1. 関連する質問は1通にまとめる:問題を1問ずつ送るより、まとめて送るほうがやりとりが減ります。
  2. 送る前に読み直す:あいまいな質問は聞き返しが増えます。目的・前提・ほしい形を最初に書きます。
  3. 話題が変わったら新しい会話にする:会話が長いほど1回あたりの消費が増えます。
  4. 何度も読ませる資料はプロジェクトに入れる:プロジェクトの資料はキャッシュされ、続けて使うと消費が少なく数えられます(しばらく使わないとキャッシュは切れます)。Freeでもプロジェクトは5つまで作れます。
  5. Web検索・ファイル作成など重い機能は必要なときだけ使う:ツールの利用や複数ステップの作業は、消費を増やす要因として挙げられています。

無料で使うときの注意点:会話データの学習設定

Free・Pro・Maxでは、自分の会話を今後のモデルの改善(学習)に使うかどうかを選べます。公式の説明では、許可した場合のデータの保存期間は5年、許可しない場合は30日です。設定は claude.aiのプライバシー設定 でいつでも変えられます。料金ページの比較表でも、個人向けプランの学習は「オプトアウト(オフにできる)」、TeamとEnterpriseは「既定で学習なし」と書かれています。仕事の資料を扱うなら、使い始める前にこの設定を確認するか、Team以上のプランを検討します。

無料のままでよい人・Proにしたほうがよい人

使い方 向いているプラン
どんなものか試したい、ときどき質問や文章の手直しを頼む Free
仕事で毎日使う、長い資料をよく読ませる、上限でたびたび止まる Pro(月額$20。年払いなら月あたり$17)
Opusを使いたい、Researchで調べものをさせたい Pro以上
Claude Codeでコードを書かせたい Pro以上(Freeには含まれない)
Proでも上限に届く、1日中使う Max(月額$100から。Proの5倍または20倍)

無料で始める手順

  1. claude.ai を開きます(スマートフォンはApp Store/Google Playの公式アプリ「Claude by Anthropic」でもかまいません)。
  2. 「Googleで続ける」「Appleで続ける」、またはメールアドレスを入力して「メールで続ける」を選びます。
  3. 入力欄に質問や頼みたいことを書いて送ります。Freeで選べるモデルはSonnetとHaikuです。
claude.ai のログイン・登録画面をスマホ幅で表示した画面。「Googleで続ける」「Appleで続ける」と、メールアドレスを入力して「メールで続ける」の3つの方法が並ぶ
claude.ai の登録画面(スマホ幅で表示・2026年10月14日撮影)。Google・Apple・メールアドレスの3つの方法で登録できます

関連記事Claude Opus・Sonnet・Haikuの料金は? / fable5の料金・使い方は? / Claudeのできること・モデルは?

ChatGPT・Geminiの無料版と料金を比べると

「無料のAI」として比べられることの多いChatGPTとGeminiも、無料版と有料版があります。各社の公式ページ(2026年10月14日確認)に載っている料金を並べると、次のとおりです。

サービス 無料版 最初の有料プラン その上のプラン
Claude $0(Free) Pro:月$20(年払いで月$17) Max:月$100から
ChatGPT $0(Free) Plus:月$20 Pro:月$100から
Gemini ¥0(Googleアカウント) Google AI Plus:月¥725 Google AI Pro:月¥2,900

出典:Claude 料金ページ/OpenAI Codex 料金ページ(ChatGPTのプラン)/Google Gemini プランページ(日本)。ClaudeとChatGPTはドル表示(税別)、Geminiは日本向けの円表示です。

どの無料版にも利用上限がありますが、上限の数え方(回数・時間・量)は各社で違うため、回数で単純に比べることはできません。Claudeの無料版は、Sonnetを使った文章の作成・要約・資料の読み込みを、メモリやプロジェクト(5つまで)と組み合わせて試せる点が特徴です。一方、OpusとClaude Codeは有料プランからになります。

有料で使う場合:サブスクリプションとAPIは料金体系がまったく違う

Claudeの料金で最初に混乱しやすいのは、月額制のサブスクリプション(claude.aiのFree/Pro/Max/Team/Enterprise)と、使った分だけ払うAPI(Claude Platform。Claude APIとも呼ばれます)が別の料金体系になっている点です。公式ヘルプセンターも、Proの料金にはConsole経由のAPI利用は含まれず、APIを使うなら別に支払う必要があると明記しています。

サブスクリプション(claude.ai) API(Claude Platform)
使う場所 ブラウザ・デスクトップ・スマホアプリ、Claude Code 自社のアプリ・ツール・業務システムに組み込む
支払い方 月額(Pro・Teamは年払いも可) トークン(文字の単位)ごとの従量課金
向いている人 自分で画面を開いて使う個人・チーム システムからClaudeを呼び出す開発者・企業
無料で試す方法 Freeプラン 新しいユーザーに付く少額の無料クレジット

画面で使うならサブスクリプション、プログラムから呼び出すならAPI、と分けて考えるのが基本です。両方を使う場合の組み合わせ方は、後半の「サブスクリプションとAPIを併用するケース」で説明します。

Claude.ai サブスクリプション:5つのプランを徹底比較

2026年10月時点、claude.aiにはFree/Pro/Max/Team/Enterpriseの5つのプランがあります。金額はすべて公式の料金ページのドル表示(税別)です。

プラン 月額(USD・税別) 利用量 向いている人
Free $0 5時間ごとの枠(決まった回数なし) 試してみたい人、ときどき使う人
Pro $20(年払いなら月$17) 5時間の枠あたりFreeの5倍以上+週の上限 毎日仕事で使う個人
Max 5x $100 5時間の枠あたりProの5倍 Proでは上限に頻繁に届く人
Max 20x $200 5時間の枠あたりProの20倍 1日中使う人、Claude Codeを主に使う開発者
Team Standard席 $25(年払いなら$20)/Premium席 $125(年払いなら$100) Standard席はProより多い。Premium席はStandardの5倍 2〜150人のチーム
Enterprise 1席 $20(年払いのみ)+利用分はAPI単価 利用分に応じて課金 管理・セキュリティ要件のある大きな組織

価格・内容は予告なく変わることがあります。最新の金額は公式の料金ページで確認してください。

Freeプラン:試すには十分、業務で毎日使うには足りないことが多い

できること・使えないこと・上限のしくみは冒頭の節のとおりです。「どんなものか試したい」「ときどき質問する」なら十分です。一方で、長い資料を続けて読ませる、1日に何度も長いやりとりをする、といった使い方では5時間の枠の途中で止まりやすく、Opusも使えません。毎日の業務に組み込むなら、Proへの切り替えを考える段階です。

Proプラン($20/月):個人で毎日使うなら最初の選択肢

月払いで月$20、年払いなら月あたり$17($200を一括払い)です。Freeのすべての機能に、次が加わります。

  • 5時間の枠あたりFreeの5倍以上の利用量(あわせて、毎週決まった時刻にリセットされる週の上限がある)
  • Claude Code(ターミナル・エディタでの開発。チャットと同じ枠を使う)
  • Opusを含むより多くのモデル(Fableは使用クレジットで利用)
  • プロジェクトの数の制限なし、Research
  • Claude in Chrome・Microsoft 365・Outlook、Claude Science、Claude Dashboards(ベータ)、作業の引き渡しと予約実行
  • 上限に達したあとも、使用クレジットをオンにしてAPIと同じ単価で使い続けられる

Proの「Freeの5倍以上」は、決まったトークン数として公表されているわけではありません。長い資料を何本も続けて読ませる、Claude Codeで大きな作業を続ける、といった使い方では、Proでも上限に届くことがあります。そのときは、使用クレジットで足すか、Maxへの切り替えを検討します。

Maxプラン($100または$200/月):Proでは足りない人向け

Maxは「1日中Claudeと仕事をする人」向けのプランで、5時間の枠あたりProの5倍(月$100)か20倍(月$200)を選べます。公式の料金ページに書かれている、Proとの違いは次のとおりです。

  • 利用量がProの5倍または20倍(5時間の枠あたり)
  • すべての作業で出力の上限が高い
  • 新しい機能を早く使える
  • 混雑する時間帯に優先して使える
  • Claude Platform(API)で使えるクレジットが毎月付く(Max 5xは$100、Max 20xは$200)
  • Fableを週の上限の50%まで使える

支払いは月払いのみです。Claude Codeで1日に何度も大きな作業をする開発者は、Proでは上限に届きやすいため、Maxが候補になります。チャットが中心の人は、まずProで上限に当たる頻度を見てから、Max 5xを試す順番で十分です。

ここまでの内容のうち、選ぶときに差がつきやすい点を、プラン別に並べます。

項目 Free Pro Max Team Enterprise
Claude Code 使えない 使える 使える 使える Teamの機能に加えて使える
Opus 使えない 使える 使える 使える 使える
毎月付くAPIのクレジット なし 含まれない(APIは別料金) $100または$200 チームで共有・最大$500 記載なし(利用分をAPI単価で課金)
支払い 無料 月払い・年払い 月払いのみ 月払い・年払い 年払いのみ

Teamプラン(Standard席:1人あたり月$20〜25):共有と管理が必要な組織向け

2〜150人のチーム向けのプランです。席にはStandard(年払いで1人あたり月$20、月払いで$25)とPremium(年払いで月$100、月払いで$125。Standardの5倍の利用量)の2種類があり、同じチームの中で混ぜて使えます。公式の料金ページに書かれている主な機能は次のとおりです。

  • Claude Code・Claude Cowork、Claude Design・Slides・Docs、Microsoft 365連携など、Claudeの機能一式
  • プロジェクトの共有と共同作業、組織内の情報をまとめて探せるEnterprise search
  • 請求と管理の一元化、シングルサインオン(SSO)、コネクタの管理
  • 自分たちの会話が既定でモデルの学習に使われない
  • チームで共有するAPIクレジットが毎月最大$500付く

年払いのStandard席(1人月$20)は、Proを月払いで個別に契約するのと同じ金額で、共有・管理・学習なしの既定が付きます。数人以上で業務に使うなら、個人のProを人数分そろえるより、Teamを先に検討する価値があります。

Enterpriseプラン(1席あたり月$20+利用分):管理とセキュリティを重視する組織向け

公式の料金ページでは、1席あたり月$20(年払い)に、使った分をAPIの単価で加える形と案内されています。自分で申し込む方法と、営業担当に相談する方法があります。Teamの機能に加えて、次が使えます。

  • 管理者がユーザー単位・組織単位で支出の上限を設定
  • 細かい権限の設定(ロールベースのアクセス制御)、SCIMによるアカウント管理
  • 監査ログ、監視のためのCompliance API、データの保存期間の設定
  • ネットワーク単位のアクセス制御、IPアドレスの許可リスト
  • HIPAAに対応した構成、Claude Security(ベータ)

支払い・解約・返金のルール

  • 年払い:ProとTeamで選べ、月払いより安くなります。Enterpriseは年払いのみ、Maxは月払いのみです。
  • 日本円と税:料金ページはドル表示で、税は含まれていません。対応している地域では現地の通貨で請求され、地域によって表示価格に税を含む場合と、支払い時に加わる場合があります。実際の金額はclaude.ai/upgradeかアプリストアで確認します。
  • 切り替え:上位へのアップグレードはすぐに反映され、残りの期間分は新しいプランに充てられます。下位への変更は、いまの請求期間の終わりに反映されます。
  • 解約:いつでも解約でき、期間の終わりまで使えます。次の請求を止めるには、更新日の24時間前までに解約します。Pro・Maxは期間の終わりにFreeへ戻り、会話やプロジェクトは消えません。
  • 返金:原則として受け付けていません(利用規約や法律で定めがある場合を除く)。App Storeで契約した場合はAppleに申請します。

各プランのアップグレード判断フロー

Q1. 自社のシステムやアプリにClaudeを組み込みますか?
→ はい:API(次の節)。画面でも使うならサブスクリプションと併用
→ いいえ:Q2へ

Q2. 2人以上で共有・管理しますか?
→ はい:Team(監査ログ・SCIM・支出上限が必要ならEnterprise)
→ いいえ:Q3へ

Q3. 毎日仕事で使いますか? OpusやClaude Codeを使いますか?
→ はい:まずPro(月$20)
→ いいえ:Freeのまま。上限で止まることが増えたらProへ

Q4. Proで上限に頻繁に届きますか?
→ たまに:使用クレジットで足す
→ よく届く:Max 5x(月$100)。Claude Codeを1日中使うならMax 20x(月$200)

Anthropic API 料金体系:トークン単価と実務コストの計算方法

API(Claude Platform)は、トークン単位の従量課金です。入力トークン(Claudeに送る文章)と出力トークン(Claudeが返す文章)にそれぞれ単価があり、100万トークン(1M)あたりのドルで表示されます。

現行モデルの標準API料金(2026年10月時点)

モデル 入力 出力 キャッシュ読み取り 主な用途
Claude Fable 5.1(最上位) $10 $50 $0.25 最も難しい推論・長時間のエージェント作業
Claude Opus 5.5 $4 $20 $0.20 複雑な分析・エージェント型のコーディング
Claude Opus 5.5(高速モード) $8 $40 — 速さを優先する対話的な作業
Claude Sonnet 5.5 $2 $10 $0.10 コーディング・文書処理・要約
Claude Haiku 5.5 $0.10 $0.50 $0.01 チャットボット・大量の分類・即時の応答

単位はすべて100万トークンあたりのドル。2026年10月14日にAnthropic公式の料金ドキュメントで確認しました。Haiku 5.5はプロンプトが10万トークン以下の場合の単価で、超える場合は入力$0.50/出力$2.50です。旧世代はHaiku 4.5(入力$1/出力$5)、Sonnet 5(入力$2/出力$10)、Opus 5(入力$5/出力$25)です。

公式の料金ページの「API」タブでは、モデルごとに入力・出力・プロンプトキャッシュ(読み取り・書き込み)の単価がカードで並んでいます。「MTok」は100万トークンのことです。

Claude公式の料金ページ(claude.com/ja/pricing)のAPIタブをスマホ幅で表示した画面。Opus 5.5のカードに、プロンプトキャッシュの読み取り$0.20/MTok・書き込み$5/MTok、入力$4/MTok、出力$20/MTokが並ぶ
出典:Anthropic公式の料金ページ(日本語版)の「API」タブ。Opus 5.5は入力$4・出力$20(100万トークンあたり)です(2026年10月14日撮影)

APIの無料枠:新しいユーザーに少額の無料クレジット

公式の料金ドキュメントには、新しいユーザーにAPIを試すための少額の無料クレジットが付くと書かれています(金額は書かれていません)。企業での長めの評価は営業担当に相談できます。無料クレジットを使い切ったあとは、上の単価で課金されます。先に述べたとおり、Proなどのサブスクリプションの料金にAPIの利用は含まれません(MaxとTeamには毎月のAPIクレジットが付きます)。

日本語のトークン数は「数えて」確かめる

同じ文章でも、トークン数はモデルのトークナイザー(文章を区切る方式)と言語、内容の種類で変わります。公式ドキュメントによると、Claude 4.7以降のモデルは新しいトークナイザーを使っており、同じ文章で以前のモデルより約30%多くトークンが数えられます。日本語の文章でどれだけ使うかは、公式のトークン数を数えるAPI(token counting)に、実際に送る文章と使うモデルを指定して数えるのが確実です。英語の記事にある試算をそのまま日本語に当てはめず、自分の文章で一度数えてから見積もりを立てます。

ユースケース別 月間API料金の試算

上の単価から計算した例です(実測ではなく計算例)。計算式は「入力トークン合計×入力単価+出力トークン合計×出力単価」です。

用途 モデル 月の回数 1回あたり(入力+出力) 月額の計算例
社内のQ&Aチャットボット Haiku 5.5 10,000 500+300 約$2(入力500万×$0.10+出力300万×$0.50)
メール・文書の要約・分類 Haiku 5.5 50,000 800+200 約$9(入力4,000万×$0.10+出力1,000万×$0.50)
コード生成・レビューの補助 Sonnet 5.5 500 2,000+1,500 約$9.5(入力100万×$2+出力75万×$10)
長い仕様書・契約書の分析 Sonnet 5.5 100 20,000+2,000 キャッシュなし約$6/仕様書18,000トークンをキャッシュ読み取りにすると約$2.6(書き込み分を除く)
エージェント型のコーディング Opus 5.5 50 5,000+3,000 約$4(入力25万×$4+出力15万×$20)

実際の費用は、システムプロンプトの長さ、会話の履歴をどこまで送るか、キャッシュを使うかで大きく変わります。本番に入れる前に、Consoleで少量を流して実際のトークン数を確かめてから見積もるのが確実です。Claude CodeをAPIで使う場合の費用の目安はClaude CodeのAPI料金で解説しています。

Claudeの業務導入・社内活用をご検討の方は、AI開発会社クリスタルメソッドの無料相談をご利用ください。

APIコストを削減する3つの重要機能

APIを継続して使うなら、次の3つを知っているかどうかで費用が大きく変わります。いずれも公式の料金ドキュメントに単価が載っています。

まず、3つの違いを表にまとめます。

機能 料金への効果 向く処理
Prompt Caching キャッシュの読み取りは通常の入力単価の0.05〜0.1倍(Opus 5.5・Sonnet 5.5は0.05倍)。書き込みは1.25倍(5分)または2倍(1時間) 同じ長いシステムプロンプトや資料を何度も送る処理
Message Batches API 入力・出力とも50%引き 結果をすぐ返さなくてよい大量処理(夜間の加工・一括要約・分類)
Opus 5.5の高速モード 単価は通常の2倍(入力$8/出力$40)。出力は最大2.5倍速 応答の速さが価値に直結する場面だけ。バッチ処理とは併用できない

費用を下げる機能は上の2つです。高速モードは費用が上がるので、必要な場面に絞ります。

① Prompt Caching(プロンプトキャッシング)

何度も送る長いシステムプロンプトや資料(仕様書・マニュアルなど)を、Anthropic側に一時的に保存しておく機能です。保存した部分を次のリクエストで読み取ると、通常の入力単価の代わりに安い「キャッシュ読み取り」の単価がかかります。

項目 単価の倍率 Sonnet 5.5の例
キャッシュへの書き込み(5分) 入力単価の1.25倍 $2.50
キャッシュへの書き込み(1時間) 入力単価の2倍 $4
キャッシュの読み取り Opus 5.5・Sonnet 5.5は0.05倍(Fable 5.1は0.025倍、ほかのモデルは0.1倍) $0.10(通常の入力$2の95%引き)

使いどころは、同じシステムプロンプトや同じ資料を何度も送る処理です。保存の有効期間は既定で5分(1時間も選べる)で、期間内に次のリクエストが来ないと、もう一度書き込みの料金がかかります。呼び出しの間隔が短い処理ほど効果が大きくなります。

② Message Batches API(バッチ処理)

すぐに結果がいらない大量の処理は、Message Batches APIで送ると入力・出力とも50%引きになります。公式ドキュメントでは、多くのバッチは1時間以内に終わり、24時間以内に終わらなかったリクエストは期限切れになると説明されています。

使いどころは、夜間のデータ加工・文書の一括要約・大量の分類など、すぐに結果を返さなくてよい処理です。キャッシュの割引とも組み合わせられます。ユーザーが画面で結果を待つ処理には向きません。

③ Opus 5.5の高速モード(fast mode)

Opus 5.5の出力を最大2.5倍速くする代わりに、単価が通常の2倍(入力$8/出力$40)になる機能です。バッチ処理とは併用できません。費用を下げる機能ではないので、Opus 5.5の品質が必要で、しかも応答の速さが業務の価値に直結する場面に絞って使います。費用を下げたいなら、①と②を先に検討します。

次に読む:Claude Opus・Sonnet・Haikuの料金は?

Claude Opus・Sonnet・Haiku の違い|選び方と料金【2026年版】

AWS Bedrock・Google Vertex AI経由でのClaude利用と料金

ClaudeはAnthropicのAPIのほか、Amazon Bedrock、Google CloudのVertex AI、Microsoft Foundryからも使えます。公式の料金ドキュメントでは、Bedrock・Google Cloudの料金はそれぞれのクラウドの料金ページを見るよう案内されています。

項目 Anthropic API Amazon Bedrock Google Vertex AI
請求先 Anthropic AWSの請求にまとまる Google Cloudの請求にまとまる
料金の確認先 公式の料金ドキュメント AWSのBedrock料金ページ Google CloudのVertex AI料金ページ
地域を固定する場合 アメリカ国内だけで処理する指定は単価1.1倍(Claude 4.6以降) リージョン指定のエンドポイントは10%増し(Claude 4.5以降) マルチリージョン・リージョン指定は10%増し(Claude 4.5以降)
向いているケース 新しいモデルや機能をすぐ使いたい AWSで社内システムを動かしている Google Cloudで社内システムを動かしている

すでにAWSやGoogle Cloudの利用契約や割引がある企業は、クラウド経由のほうが請求や権限管理をまとめやすくなります。単価そのものは各クラウドの料金ページで、使うリージョンとあわせて確認します。

サブスクリプションとAPIを併用するケース

サブスクリプションとAPIは別々の料金ですが、実際の業務では両方を使うことがよくあります。典型的な組み合わせは次のとおりです。

ケース サブスクリプション(画面で使う) API(システムに組み込む)
開発者個人 日々の調査・文章作成・Claude CodeはPro(月$20) 自分で作るツールの試作(Sonnet 5.5・従量課金)
小さなチーム メンバーの業務はTeam(毎月最大$500のAPIクレジットを共有) 自社サービスのチャット機能(Haiku 5.5)
大きな組織 社員の業務利用はEnterprise(監査ログ・SCIM・支出上限) 既存システムへの組み込みはBedrockなどのクラウド経由

Maxを契約している人は、毎月付くAPIクレジット($100または$200)を試作に充てられるため、少量のAPI利用なら追加の支払いなしで始められます。

料金プラン選択の最終チェックリスト

  1. 使い方を決める:画面で使うか(サブスクリプション)、システムに組み込むか(API)、両方か。
  2. 人数を数える:1人ならFree・Pro・Max、2人以上ならTeam・Enterprise。
  3. データの扱いを確認する:個人向けプランは学習の設定を確認。業務の資料を扱うなら、既定で学習なしのTeam以上を検討。
  4. まず小さく試す:Freeで使い心地を見て、上限で止まるならPro。APIは新規の無料クレジットで、自分の文章のトークン数を実測する。
  5. APIは節約の仕組みを最初から入れる:キャッシュとバッチを前提に設計すると、あとから作り直す手間が減る。

「Claude 3 Opus」の課金について(旧モデル名からお探しの方へ)

Claude 3 Opusは、2024年に公開された当時の最上位モデルです。公式のモデル廃止の一覧によると、APIのClaude 3 Opus(claude-3-opus-20240229)は2025年6月30日に廃止が告知され、2026年1月5日に提供を終了しました(移行先として案内されたのはClaude Opus 4.8)。いまは新しくClaude 3 Opusを選んで課金することはできません。

項目 Claude 3 Opus 現行のOpus(Opus 5.5)
APIでの状況 2026年1月5日に提供終了(2025年6月30日に廃止を告知) 現行モデル
APIの単価(100万トークンあたり) 選べない 入力$4/出力$20
claude.aiで使えるプラン — Pro以上(Freeでは使えない)

2026年10月時点の現行のOpusはOpus 5.5で、APIの単価は入力$4/出力$20(100万トークンあたり)です。claude.aiでOpusを使うにはPro以上のプランが必要で、Freeでは使えません。「Claude 3 Opusにいくら払えばよいか」を調べている場合は、この記事のProとMaxの節と、API料金の表を見れば、いまの料金がわかります。

よくある質問

Claudeは無料で使えますか?

使えます。Freeプラン($0)は支払いなしで使え、Web・デスクトップ・モバイルでのチャット、Web検索、ファイル作成とコード実行、会話をまたいだメモリ、Artifactsの作成、プロジェクト(5つまで)などが使えます。登録はGoogle・Apple・メールアドレスのいずれかで行えます。

無料プランは1日に何回まで使えますか?

決まった回数はありません。どのプランも利用量の上限が5時間単位の枠でリセットされ、使える量は会話の長さや添付ファイルの大きさ、選んだモデル、使う機能で変わります。公式はFreeを「日常的な質問をまかなえる量」としており、Proは5時間の枠あたりFreeの5倍以上です。

無料プランで使えるモデルは何ですか?

SonnetとHaikuです。公式の料金ページの比較表では、OpusとFableはFreeでは使えず、OpusはPro以上、FableはProでは使用クレジット、Maxでは週の上限の50%までの扱いです。

無料プランでClaude Codeは使えますか?

使えません。公式の比較表でClaude CodeはFreeでは「No」で、Pro以上の有料プランに含まれます。Claude Science、Claude in Chrome、Claude for Microsoft 365、Research(リサーチ)もFreeでは使えません。

無料版で入力した内容はAIの学習に使われますか?

Free・Pro・Maxでは、会話を今後のモデルの改善に使うかどうかを自分で選べます。許可した場合のデータの保存期間は5年、許可しない場合は30日です。設定はclaude.aiのプライバシー設定でいつでも変えられます。TeamとEnterpriseは、既定で学習に使われません。

Claude Proの料金と、Freeとの違いは何ですか?

Proは月払いで月$20、年払いなら月あたり$17($200を一括払い)です。5時間の枠あたりFreeの5倍以上使えるほか、Claude Code、Opusを含むより多くのモデル、プロジェクトの無制限利用、Research、Claude in ChromeとMicrosoft 365が加わります。有料プランには5時間の枠に加えて週ごとの上限もあります。

Maxプランはどんな人に向いていますか?

Proでは上限に頻繁に届く人向けです。月$100からで、5時間の枠あたりProの5倍または20倍の利用量を選べます。出力の上限が高く、混雑時に優先して使え、Claude Platform(API)で使えるクレジットが毎月$100〜$200付きます。支払いは月払いのみです。

Proに入ればAPIも使えますか?

Proの料金にはConsole経由のAPI利用は含まれません。APIは別にConsoleで支払います。なお、Maxには毎月$100〜$200、Teamには最大$500のAPIクレジットが付きます。

Claude APIに無料枠はありますか?

公式の料金ドキュメントには、新しいユーザーにAPIを試すための少額の無料クレジットが付くと書かれています。それを超えた分は、モデルごとのトークン単価で課金されます。

日本円ではいくらかかりますか?消費税は?

公式の料金ページはドル表示で、税は含まれていません。Proの説明では、対応している地域では現地の通貨で請求され、地域によって表示価格に税を含む場合と、支払い時に税が加わる場合があるとされています。実際の金額はclaude.ai/upgradeかアプリストアで確認できます。

解約・返金はどうなりますか?

いつでも解約でき、支払い済みの期間の終わりまで使えます。次の請求を止めるには更新日の24時間前までに解約します。Pro・Maxは期間の終わりにFreeへ戻り、会話やプロジェクトは消えません。返金は原則として受け付けておらず、App Storeで契約した場合はAppleに申請します。

Claude 3 Opusはまだ使えますか?

APIのClaude 3 Opus(claude-3-opus-20240229)は2026年1月5日に提供を終了しました。2026年10月時点の現行のOpusはOpus 5.5(入力$4/出力$20、100万トークンあたり)で、claude.aiでOpusを使うにはPro以上のプランが必要です。

まとめ:用途と規模で選ぶClaude料金プランのベストプラクティス

  • まず試す:Free($0)。SonnetとHaiku、Web検索、ファイル作成、メモリ、プロジェクト5つまで。上限は5時間ごとにリセット。
  • 毎日仕事で使う:Pro(月$20、年払いなら月$17)。Opus・Claude Code・Researchが使え、利用量はFreeの5倍以上。
  • Proで上限に頻繁に届く:Max 5x(月$100)、Claude Codeを1日中使うならMax 20x(月$200)。
  • チームで使う(2〜150人):Team(Standard席は年払いで1人月$20)。共有・管理・既定で学習なし。
  • 管理とセキュリティを重視する大きな組織:Enterprise(1席月$20+利用分)。
  • システムに組み込む:APIの従量課金。Haiku 5.5から始め、必要に応じてSonnet 5.5・Opus 5.5へ。キャッシュとバッチで費用を抑える。

無料で十分かどうかは、実際に使ってみて「5時間の枠の途中で止まる回数」で判断するのが確実です。止まることが増えたらPro、Proでも止まるならMax、と1段ずつ上げていけば、払いすぎを防げます。

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監修

河合 継(クリスタルメソッド株式会社 代表取締役)

AI・ディープラーニングに関する特許16件の発明者。過去、国立がん研究センターとの共同研究や、テレビ番組でのAI解説実績を持つAI研究者として、AIの研究開発を主導している。
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